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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

メイドウ,ホラガイ
1982年
正徳6年7月中旬から大和国葛城山が鳴動した。法螺貝が山から出てきてどこかへいった。このため南都の葛籠山は2つに割けて水が出た。葛城山の鳴動と関係が有るのだろう。

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エンノギョウジャ,ゼンキゴキ
1929年 奈良県
役の行者が使役していた前鬼後鬼は、葛城山の徒であるという説がある。すると一言主神は葛城山を中心に力を持った、酋長のようなものではなかったかとも考えられる。
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メイドウ
1975年 兵庫県
但州の北に鳴動する山があった。村民があやしく思い、その麓に集まり杭を数十本打ったところ、その鳴動はたちまち止んだ。
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メイドウ
1976年 京都府
将軍塚は変があるとき必ず鳴動する。筆者が幼少の時、地震も無いのにこだまのように聞こえたことがあった。ある和尚の話によれば、天明6年4、5月頃から鳴動を続けたという。怪しんでいると、9月6日の夜丑の2刻に鼓のような音が聞こえた。天明8年の大火の前兆だろうか。
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コウボウダイシ
1958年 香川県
護摩山が鳴動して村人が恐怖していた時、弘法大師が一夜の庵をむすんで護摩をたき、山の鳴動を鎮めた。以来この場所を一夜庵という。
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(ダイジャ),ホラガイ
1982年
享保13年6月中旬、江州伊吹山から大蛇が現れ湖水に入り、そのため山から法螺貝が飛び出て伊吹の麓の在所2、3ヶ村が崩れた。その後連日風雨が止まなかった。
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(サカナ)
1981年 東京都
正徳2年3月中旬、深川に、長さ7尺、全身鼠色で毛や髭が生え、頭は鼠のようであった。尾は二股に分かれ燕のようであり、ひれもあった。
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イセジングウ,メイドウ,ケムリ
1983年 三重県
弘安4年7月7日の蒙古襲来の際に、伊勢神宮の社殿が鳴動し、扉が開いた。その中からいささかの煙のようなものが飛び出て、西の方向へ飛んでいったかと思うと、忽ち黒雲となったという。
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ツチノコヘビ
1970年
橋本市の菖蒲谷の北山へ山仕事に行ったとき、輪になり転げてくる槌の子蛇に出会って逃げて帰った。同市は葛城山と山続きである。
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メイドウ
1977年 岐阜県
ある年の8月26日に岐阜の稲葉山で大いに鳴動した。すると稲葉の神社の拝殿屋根から火が出たという。
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カイフキボウ
1938年 岡山県
法螺貝を吹くような音がするが、どこから聞こえるかはわからない。姿を見たものもいない。
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(レイセイ)
1982年
享保7年4月中旬、霊星が出現した。江戸へ注進に及んだと言う。越後国の事であるとも言う。
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ヤカンコロバシ
1950年 新潟県
出る。
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アヅキトギ
1950年 新潟県
出る。
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ショウグンヅカ
1975年 京都府
桓武天皇が平安京に遷都した時、人をかたどった8尺の土偶を作り、甲冑を着せ、太刀を佩かせ、帝都に向かわせて、これを埋めて京の鎮護とした。もし京に変災があれば、必ず鳴動するといわれている。明応2年には、実際に将軍塚が鳴動したという。
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オニ
1978年
天明3年6月9日から怪しい天気が続き、7月6日から一晩中砂が降り雷が鳴り続けた。宝永の富士の噴火に似ていたので人々が怪しんでいると午の時過ぎに急に暗くなり長い雷がなり山が鳴動して生臭いにおいが漂った。その後も砂が降り続けた。
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カンロ
1982年
享保16年4月中旬、甘露が降った。
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テンメイ,ショウグンヅカメイドウ
1974年 京都府
寛政7年8月24日の日暮れ前から東の方角がしばしば鳴った。大きな鼓を鳴らすような音だった。暁になって鳴りやんだという。昔から将軍塚鳴動というものがある。
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メイドウ
1974年 兵庫県
国家に事の吉凶がある時は、多田満仲の廟が鳴動するという。
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ヤマタマツ,テングマツ
1990年 島根県
「八岐松」「天狗松」という木がある。これをきると血が出る、全山鳴動する、きる人がその場で自分の斧で殺される、などといわれる。
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オバヅカ
1986年 長野県
捨てられた姨が石となり、たびたび夜泣きして鳴動した。西行法師にお経をあげてもらったところ、2つに割れて血を吹いた。
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ヤマノカミ
1928年 鹿児島県
徳之島の男が、大島の山中に雲隠れした。村人が法螺貝を吹きながらさがしたが見つからない。7日目にぼんやりして山から出てきたという。
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