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検索対象事例

(クロケブリ)
1980年
享保の頃、土や木から黒い煙が立ち上がったことがあった。それは春の、南風が吹く日である。

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ヒカリモノ
1978年 東京都
享保13年正月16日夜、光り物が飛んだ。
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ヘビ,タツ
1980年
いたこの里にいる庄兵衛という男の庭に、桃の木がある。その木に1匹の小さな蛇がするりと上り、尾を枝につけて竿のごとく立ち上がった。そして突然煙を吐いたところ、風が吹き、消えてどこに行ったか分からなくなった。これはたつ(龍か)の化けたものであろう。
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キツネ
1995年 山形県 
夜、坂の上の水の真ん中に煙みたいなものがボーッと立ち上がっていた。きつねのしわざ。
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ダイズノゴトキモノ
1976年
享保19年12月5日、大豆の如き物が降った。
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カゼ,(ゾクシン)
1936年 石川県
春のはじめの庚申の日に、東の風吹けば60日間吹き続く。
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ユウレイ,(ゾクシン)
1940年 秋田県
人を吹くと幽霊に吹かれる。
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ムギヲツクオト
1954年 静岡県
楠御前の森で、享保の頃、百姓4、5人が麦を叩く音を聞いた。
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タイジュ
1977年 栃木県
享保2年8月16日に大風雨で、日光で奉行の屋敷の大木が2本倒れた。起こすのは難しいので、かすがいで2本をつなげておいた。享保3年、もう切り倒そうかという話が出たが、9月3日の夜、大木は自然に2本とも、もとの様に立ち上がった。かすがいでつながったままであった。
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(カレルミズ)
1982年 千葉県
享保9年7月29日、どのような旱魃でも枯れなかった御手洗が、夏頃から渇水した。
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ドチュウノフグ
1974年 東京都
享保10年2月17日のこと、増上寺御霊屋の普請時に、3丈ほど土を掘ったところで生きた河豚がでてきた。
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カンロ
1982年
享保16年4月中旬、甘露が降った。
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(シンボク)
1982年 千葉県
享保9年7月12日、神木が燃え出した。目通は焼けなかったが、それ以外は焼失した。
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ヒカリモノ
1982年
享保12年2月15日朝、光り物が東から出現して雲に入った。大きな音がした。
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マンゲツ
1980年 東京都
享保の頃、江戸に住んでいた時のことだが、7月3日の早朝に家族が起きてきて、西を指差して「あれを見よ」と言った。すると山の端に満月が残っており、それが3日間続いた。
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アカイタイヨウ,アカイツキ
1982年
享保16年4月5日、日の光が丹のように赤かった。夜になると月も同じように赤かった。
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ベンザイソンテン
1966年 愛知県
享保14年酉春15日の夜、弁天女が夢の中に現われ、3日のうちに火事があるが私が火災を除けるので心配するなと言った。18日に隣町で火事があり、隣家まで類焼してきたが、そこで火は消えた。
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キツネツキ
1982年 京都府
享保8年4月17、18日の火災の時、京中の人はあらかじめ用心をしていた。それは上京辺りの狐つきの病人が、それを予言していたためである。
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クロイカゲ
1991年 山形県
かなり大きな黒い影が、春のみ出現する。何キロであろうとあっという間に移動する。
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ホウカシ
1979年
元禄の頃、塩屋長次郎という者が牛馬を呑む見世物をした。このような芸は、享保の頃までは公然と人に見せていた。しかし安永の頃、二条川端に妖術の先生がおり、弟子もたくさんいたが、後に処刑された。
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ドクジン,ドコウジン,(ゾクシン)
1972年 岐阜県
土公神さんは土の神様である。春はカマド、夏は井戸、秋はカド(門)、冬は庭(土間)にいるから、そういうところにお茶を捨ててはいけないという。土を取るときは、祟りがないようにお祓いをしてもらうという。
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ドチュウノフナ
1974年
文化10年の頃、拝領した植木鉢の土をひっくり返してみると、いささか動くものがあった。何だろうと思って土を洗ってみると鮒だった。3年も水から離れて土のなかに入っていたことになる。
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