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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ヨツアシノヘミ)
1980年
自家の裏口にある石垣のほとりに、5尺(150センチ)の黄色い蛇が2匹いた。下僕がそれを打ち殺したが、しばらくしてみると2匹とも4本の足が出ていた。それは鳥の脚のようで、掌はまろみを帯びて高かった。

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(ヨツアシノヘミ)
1980年
母方のいとこに当たる下田もろふるという者の庭池には、1尺2寸(約30センチ)ほどの4つ足の蛇がいた。4つ足の蛇を見ると幸せになるというが、それは嘘である。
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(ネコマ)
1980年
福島左衛門大夫の家の子が斬り殺した猫ま(ネコ)は、体長が5尺(約150センチ)ほどだったという。
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イソウ,シラヒゲダイミョウジンノヘンゲ
1976年 滋賀県
大女がいる。白髭大明神の変化といわれている。背丈は7尺2寸(約216センチ)、足の大きさ1尺3寸(約39センチ)、手の大きさ1尺(約30センチ)である。全身も骨も立派で、人より力も強く、屈強な男にもまさっている。
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シカ
1971年 長野県
8匹の鹿の群れがあり、1匹とった次の日でもまた8匹になっている。2匹とっても同じである。このことから、中山の八ツ鹿といって語り伝えられている。
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ジャンジャンビ
1935年 奈良県
話者が2回見た。1度目は三笠山の山焼きの晩で、大きな黄色く青味を帯びた様なものだった。
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ヘビ
1974年 宮崎県
阿州の二宮久太夫が日向国で宿を求めたところ、ある家に泊めてもらう事になった。しかしそこの亭主は病んでいて、首に細い2匹の蛇が巻き付き、その傍らに18、9歳の女2人が双六をしていた。主人が言うには、この蛇はこの女の執心で、1人が怒れば1匹の蛇が首を絞め、2人が怒れば2匹とも絞めるという。翌朝その家を出た久太夫は、お礼を言おうと数日後に戻ったところ家はなく淵になっていた。里人に聞けば、地震や風雨によって無くなったという。
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オオミミズ
1976年 兵庫県
深山には大きな蚯蚓がいて、長さは1丈にもなるという。近頃丹波国柏原遠坂村で、風雨のために山が崩れることがあった。その時大きな蚯蚓が2匹でた。1匹は1丈5尺、もう1匹は1丈9尺5分あったという。
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(キョジンコク),アシアト
1980年
元禄の頃江戸にやってきたヨアンバツテイスがいうには、日本の東500里ほど行った所に1つの国があり、その国から南東へ約3万里行った所に大国がある。その海岸に人の足跡があって、それは4~5尺(約150センチ)ほどの長さだったという。
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(ジュウチョウ)
1981年
正徳4年4月12日、奥州しゆ原山に大きさ10間余り、亀甲で腹は蛇形、首は鳥で耳の長さ4尺8寸、尾の長さ2間2尺、翼があり、足の長さ2間で太さ3尺の獣が現れた。息は火炎のようで鳴き声は雷鳴のようであった。鉄砲10挺で撃ち止めた。見物の男女で毒気にあたり病死するものも出た。この件は江戸へ注進した。
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コヘビ,リュウ
1928年 新潟県
大石の中から小蛇が4匹出てきた。ある寺の和尚はそれを殺さず、河へ放してやった。やがてそのときの小蛇が龍となり、今でも山奥には4匹の龍がいるという。
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ゴトク,イヌ,コウボウダイシ
2001年 青森県
弘法大師が行脚していた頃、犬は3本足で、五徳は4本足で四徳と呼ばれていた。大師は動かない四徳の脚を、1本犬の脚にしてやった。犬は大層感謝し、その後は大師にいただいた脚を上げて小便するようになった。一方、四徳の方へは徳を1つ増やしてやり、五徳とした。
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オオヒトノアシアト
1927年 山口県
大人の足跡と言われる、長さ2丈4尺、横1丈8尺、深さ2尺1寸のところがある。
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(ドクロ)
1982年 徳島県
元禄15年4月24日、阿波国勝浦郡大はら浦で千代が丸観音堂の修復を行った際、地中より長さ9尺8寸、高さ2尺9寸、奥行き3尺あまりの石櫃が出てきた。中には髑髏が2つと剣2本、刀、鉾、矢の根などが入っていた。髑髏は頭周り3尺7寸、頭から顎まで1尺4寸あった。
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ネコマ
1980年 岡山県
美作国の山城には、よくねこま(猫)が集まる。櫓から黒い煙が立つというので、櫓に寄ってみても火が焚かれた様子もない。これはねこまの仕業である。年に2度猫狩りをすると、4~5尺(約130センチ)ほどの猫を50匹も捕まえることが出来るという。
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カミヲキザンデツクッタニンギョウ
1983年 福島県
2月のはじめごろ、柱に紙を刻んで作った人形がうちつけてあった。脳天に2寸釘、他のところには1寸5分。9枚あり、誰かの姓と思しきものが書かれていた。頭から足先まで16,5センチ、肩幅8.4センチ、顔の幅4.5センチ。目も鼻もない。
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(セキジ)
1983年 東京都
文政8年2月18日に、葛飾郡柳島百姓与右衛門の持ち場である川岸に、耳の穴が4つ、手が4本、足は2本、足の間から胞のような物が下がっている赤児が流れ着いたという。
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カッパ,ガラッパ
1971年 鹿児島県
水の手にはガラッパがいた。岩の上に猿の子のようなものが2匹いて、相撲を取っていた。
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ヘビ
1937年 愛知県
蛇に足があると信じている者が村には1人か2人いる。馬車に轢かれて足を出して死んでいたという。雞の足のような形をしているとも言う。
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カッパ
1989年 群馬県
河童が馬の尻尾にぶら下がって遊んでいたらつかまって怒られ、石垣を作って詫びた。その石垣を河童の石垣という。
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シラトリ
1976年 京都府
寛徳2年2月、羽の長さ4尺、身の丈3尺の白鳥が侍従池に来住した。その鳥は飯有り菜無しと鳴いたという。
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オバガミネノイッポンアシ
1991年 奈良県
12月20日には、一本足が出てくるので、伯母峰峠を越すなと言われている。一本足は昔二本足だった。退治しようとした豪傑が片足を切ったので、足が一本になったのだという。
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