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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミキリムシ
1979年
寛永14年に髪切虫というものが、誰も見た人がいないのにもかかわらず流行した。人々は皆その虫を恐れて、様々な噂が飛んだ。

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イズナ
1988年 岩手県
イズナは不景気になると流行するといわれ、明治末年から大正にかけて流行し、3、40年前までは話をよく聞いた。
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(ゾクシン)
1965年 愛媛県
虫ぎとうは虫ばらい・虫供養ともいう。百万遍大きな数珠を回すと、虫がつかないという。この数珠で虫供養をするときに、谷上山(宝珠寺)・永代寺のお札をもらって帰るという。
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シノゼンチョウ,シカタ
1930年 鹿児島県
明治40年ごろ、誰の口からか「人が溺れて死んだ」という噂が流れた。皆が大変だと戸外に飛び出したが、誰も死んでいないことがわかった。それから2、3時間後、徳兄という人の妻が足を踏み外して大きな水溜りに落ち、妊娠中で這い上がることができなかったため、そのまま死んでしまった。村の人々は先刻のことは死型だったのかと言ったという。
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ハイ
1976年
寛永8年10月、諸国に灰が降った。
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トビモノ
1938年 茨城県
様々な怪火を飛び物という。中には、蒟蒻玉が飛び物になって光を放って飛ぶことがあるという。夜、山鳥が飛ぶと、光って飛び物と間違えることがあるともいう。
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レイ
1978年
山城の難から3年目に、様々な変があった。人々は佐野の霊と言った。
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ロクロクビ
2001年
轆轤首は寝ている間に体を離れて首が飛び、虫を食べたり人を襲ったりする。
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モグリコクリ
1941年
モグリコクリという怪物がいて、人々に恐れられたという。
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ネズミ
1978年 熊本県
寛永8年、隈本城内の桐の木に冬瓜のようなものが多数生えた。諸人はこれを見て珍しい事だからそのままにしておき、熟すのを見ようと待っていると、熟す頃に中から鼠が出てきた。人々は怪しみこの実を取って割ってみると中はすべて鼠であった。その中の1つに鉈が入っていた。その翌年領主親子が配流となった。この前触れだろうと人々は語った。鉈は今でも誰かが所蔵しているという。
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ドクフルウワサ,テンサイ,ボウセツ
1977年 大阪府
文化7年8月14日に空から毒の雨が降るという噂が流れ狂歌なども詠まれた。しかし実際には何もなかった。
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カッパ
1928年 大分県
寛永の時代に、豊後で河童が捕らえられたという。
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ミコシニュウドウ
1932年 愛知県
昔、見越し入道が出ると、人々から恐れられた場所がある。
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ヒトダマ
1986年 奈良県
人が死ぬとヒトダマが飛ぶ。ただし、女の人が死んだときには飛ばないという。
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タヌキ
1937年 大阪府
化け物の名所について。川に棲んでいる主が人を引き込むという噂があると、気の弱い者は決してそこを通らない。また、狸が出るというので借り手のない空家があれば、人々は幽霊出現と結び付けて噂する。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
昔は、一番恐れられていたものは牛鬼であった。けれども、誰もその正体を見た者はないという。一説によると、捨てた牛の子の化物であるという。
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キンチュウノムシ
1976年
昔、ある鋳物師がいた。釜を破って、破れた箇所を見たところ、白い中に1匹の虫がいた。形は米虫のようで色は赤かった。
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ヌシ
1935年 岐阜県
大丹生池には主が住んでおり、大蛇の様な物を実際に見た人もいる。主の一族が分住する時には高原川が洪水になると噂され人々は恐れた。また、ある時円空上人に仏像を沈めてもらい主を鎮めた。
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(ゾクシン)
1965年 兵庫県
生活全般にかかわる俗信一束。
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ミミ,ツメナド(シンタイニカンスルゾクシン)
1956年 宮城県
耳がほてる時は誰かに噂されている、あるいは誰かに憎まれているという。また、爪に白い星が出来れば着物が出来る、あるいはもらい物があるという。
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ホシ
1974年
午十月二十九日夜、星が多く飛んで雪が降るようであった。十一月三日の夜にも前ほど多くはないが星が飛んだ。飛ぶものは凶事の前兆であり、十二月には関東で疫病が流行した。
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ヒトダマ
1958年 香川県
葬式のとき、ヒトダマが飛ぶことがある。青いものがぼうっと飛んでいく。
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