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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タマモノマエ,キツネ
1978年
久寿元年春、仙洞に1人の美しい女が現われ、帝の寵愛を受けた。以来、帝の周囲で怪事が起こり、帝も病気になった。陰陽頭が占ったところ、下野国那須野に800才の狐がいることを突き止め、太山符君を修したところ、仙洞に現われた女は忽然と消えた。

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オトナシノマツ
1938年 鳥取県
この松は後醍醐帝が憩われた所であり、帝の徳のために、風が吹いても音がしなかったという。
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オンナ,ヘビ
1977年
嫉妬心の強い女が蛇になることはよくある。粱の武帝の后が死んでから大蛇になった。元の時代にもある人の妻が蛇になった。
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ケショウノモノ
1974年
武州で夜周囲に人家のないところで寝ていると、二十四,五歳の賤しくはない女が現われた。化生のものだと思い殺そうとしたが身体が動かなくなった。女の帯を銜えると女が食おうとしたときからだが自由になったので斬り付けた。女は消えた。この所の神は人を嫌っているという事もあるかと思い、社を出た。
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ミケン,サカヅラ,オウリョウキ,クビト,ガンコウキ,ナマハギ
1935年 秋田県
男鹿の神は赤神で、漢の武帝を祀っているという。漢の武帝に従って来た鬼五頭は、眉間、逆づら、横領鬼、首人、がん光鬼で、眉間と逆づらが両親だというがすでに死んだ。残った三頭の鬼が師走になると暇が出て、山を下って村に来るという。これが神事となったのがなまはげである。
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ニワカラス
1989年 山梨県
奈良田には烏が2羽以上増えない。それは、烏が作物を荒らして部落のもの達はたいへん困ったので、孝謙天皇は烏を集めて作物を荒さないことを約束させたが、言いつけを守ったものは2羽しかおらず、帝がそれ以外を追放したからである。帝はその時烏の腹の中まで調べたという。
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キツネ
1938年 長野県
ある人が峠にさしかかったとき、真っ暗になったので困っていると、女が現われ道を教えてくれるというのでついていくと、もうどこともなしに変なところに連れて行かれた。
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カラス
1976年 島根県・富山県
聖武帝の天平11年、出雲国より赤い烏が献上された。また、越中の国からは白い烏が献上されたという。
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オニ,ナマハゲ
1935年 秋田県
中山人形にはなまはげの土偶がある。なまはげは次の伝説に由来する。往古支那より漢の武帝が五匹の鬼を引き連れて男鹿半島の本山に渡来した。この鬼共は武帝のために普段あらゆる苦役に従事していたために、正月15日だけは村里に現れ、欲することを自由に許されていたという。
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タマモノマエ,シロギツネ,セッショウセキ
1976年 栃木県
宮中に潜り込んだ狐の正体がばれ、下野のこの地に逃げてきて石となり触るものはみな死ぬようになった。深草帝の御世に石は砕かれた。昔の石は埋まってしまって、今ある石は別の石である。
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ヘビ,ヌマノヌシ
1938年 福島県
狩人が沼に現われた怪美人を銃で撃ったあと、いろりの自在鉤に蛇が何匹ももつれ合って現われた。美人は沼の主で、その子蛇が諦めかねて現われたものだという。山伏のすすめで美人を「お仙の宮」として祀った。
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ウミオショウ
1976年
風と共に現われ、人の形を成し、口は耳まである。人を見て笑う。強風で波が高い日に現われ、船が転覆する恐れがある。
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エンノギョウジャ,ゼンキ,ゴキ,ヒトコトヌシ
1928年 奈良県
役行者が岩橋を作ろうとした際、前鬼と後鬼は一生懸命働いたが、葛城の神である一言主は醜い顔を見られたくないという理由で昼間には働かなかった。これに怒った行者は一言主を縛り付けて谷間に突き落とした。憤慨した一言主は宮女に取憑き、行者が邪神をあつめ、鬼軍を使って国を狙っていると帝に進言した。帝の兵はなかなか行者を捕らえることができなかったが、母親が責められているのを知り、自ら山を出て伊豆大島に流罪になった。
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(シラハノヤ)
1981年 京都府
正徳5年8月20日、仙洞御所の庭に虚空から白羽の矢が1本降ってきた。矢は御叡覧され、めでたい事であると、和歌を添えて石清水八幡宮に奉納された。
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テング,タロウボウ
1976年 京都府
愛宕山の太郎坊は、洛陽正六位紀朝臣御国の子で、高雄の真済(しんさい)である。柿本の僧正と号した。天安の帝が病にかかった時、真済は加持を行なったが、効き目がなく、帝は亡くなったので、いつも不愉快であった。また、俗には、染殿の妃に会って、恋をしたために、死後に天狗になったともいう。
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キンマモン,キミテズリ,メガミ
1986年 沖縄県
君は古琉球語では神女という意味で、君真物(君手摩)も古くは女神と考えられていたという。
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ダイジャ,オンナ
1936年 香川県
田畑を荒らす大蛇の前に女が現われ、小刀を投げ付けて退治した。女は毘沙門天の化身であった。
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キツネ
1975年 京都府
慶応2年飛鳥井邸の西の方を削った。そこは雨夜などには化物が出るといわれ、狐狸が害をなす事を聞いていた。その後5月頃、帝の夢に猿ヶ辻の古狐が現われ住む所がなくなったので妙願寺の内に社殿を造ってほしいと告げた。
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チョウジュ,ホラガイ
1931年 青森県
天明2年5月、角左衛門という行商人が宿泊した家にいた女は、寿永の頃、幼い帝が落ちのびてきたという話をした。何百年も前のことなので角左衛門が不審に思っていると、女は自分の身の上を語りだした。話によると、病気をしたときに食べた法螺貝が原因で年を取らなくなったのだという。その後、角左衛門は女の話したとおりの場所で女の子孫を見つけ、この話を詳しく語ってやったということである。
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オンナノコエ
1990年 秋田県
女の人を生き埋めにしたところでは、朝女の声が聞こえる。
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キツネ,ダイニュウドウ
1926年 長野県
お墓のところで休んでいたら、チカチカ火が見えた。火を貸してくれと煙草を出すと、突然大入道が現われた。狐の仕業である。
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アラヒトガミ,ダイジャ
2000年 京都府
無実の罪で流罪となり、3年になった満行は、もはや赦免はあるまいと嘆き菅相丞のように現人神にならんと榛名の池に身を投げる。すると忽ち大蛇となり都へ飛んでいった。内裏では五月雨の御遊の最中であったが、天にわかにかき曇り、雷がなり、弥生の前・直国を掴んで引き裂き、黒雲が御殿を覆うと帝は病となった。関白に召された横川の僧正が祈祷すると、満行は化身を表し、恨みのほどを述べる。満行を大権現と祀り、五百町の社領に寺領を加え、宮を建立することを約すと、帝は忽ち本復した。
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