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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ロクソクイヌ
1974年 京都府
文政10年3月11日に、山城州宇治郡山科郷花山村に住んでいた庄右衛門が飼っていた犬が6本足の犬を産んだ。前足2本・後ろ足4本、尾は1つで肛門は2つあった。

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ソウセイガッタイ,イケイノコ
1973年
文政10年の夏に、尾張の百姓銀之右衛門の妻きをが、体に頭が2つと手足が4本ずつある男子を産んだ。これは双子が合体したと考えられ、不祥な事とされた。
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(セキジ)
1983年 東京都
文政8年2月18日に、葛飾郡柳島百姓与右衛門の持ち場である川岸に、耳の穴が4つ、手が4本、足は2本、足の間から胞のような物が下がっている赤児が流れ着いたという。
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オバガミネノイッポンアシ
1991年 奈良県
12月20日には、一本足が出てくるので、伯母峰峠を越すなと言われている。一本足は昔二本足だった。退治しようとした豪傑が片足を切ったので、足が一本になったのだという。
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イッポンアシノカイブツ
1962年 奈良県
1本足の怪物が12月10日に人を害する。
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コウホウタイシ
1934年 秋田県
昔、犬は三本足だった。弘法様が不便だろうと一本加えて四本にした。それで犬は小便をするとき、弘法様からもらった足を大事にして後ろ片足を上げて汚れぬようにする。
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サンキガマ,マヨケ
1929年 岩手県
サンキと呼ばれるものがある。飯岡村では死人を埋めた上に棒2本と鎌1本を立てる。雫石村では、細長い木を3本立てるが、両方とも魔除けの意味がある。
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イヌガミ
1949年 徳島県
犬神筋の子は犬神になり、嫁にして4日もたつと犬神になる。犬神筋のものが他人を羨ましいと思えば犬神が相手に憑く。犬神を除く際、痛がってさわらせない所に犬神が憑いている。倒れた時、指が5本まっすぐなら成功、1本でも曲がっていたらやり直しである。
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タノカミ
1969年 長野県
1本苗を植えると罪になる、2本苗を植えるものではない、とされている。1本苗と2本苗は、田の神が増やしてやれないからだ。
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エシン
1980年
恵心僧都が死んだ後、その心臓を見てみると、3本の青蓮花があったという。その1本は天皇に渡し、後は宇治の平等院に納められたという。
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ケヤキ,ダイジャ
1930年 東京都
白山神社境内にある2本の欅のうち、1本が大正12年12月25日の夜、突然怪火を出した。昭和4年の夏には、2本の欅の間に大蛇が横たわっているのを見たものもいる。
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ゴトク,イヌ,コウボウダイシ
2001年 青森県
弘法大師が行脚していた頃、犬は3本足で、五徳は4本足で四徳と呼ばれていた。大師は動かない四徳の脚を、1本犬の脚にしてやった。犬は大層感謝し、その後は大師にいただいた脚を上げて小便するようになった。一方、四徳の方へは徳を1つ増やしてやり、五徳とした。
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コリ
1914年 岩手県
夜、ある老狩人が山を歩いて家に帰ろうとして沢に来たとき、突然目の前に3本の蝋燭が現れた。3本の火は寄って1本になり、その火の中に髪を乱して笑う女の顔が見えた。多分狐狸の仕業であろう。
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キツネ
1938年 長野県
呼ばれた帰りに遅くなって提灯を借りてろうそくを2本持っていた。狐にお参りすると狐がついてきたのでろうそくを1本投げると道がなくなった。困ってもう1本投げてやると、道があって家へ帰ることが出来た。
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ジンカク
1974年
額に2本角がある子供が生まれた。
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ナマトンカナシ
1986年 沖縄県
ナマントカナシは八角八足もしくは、前足8本、後ろ足8本で合計16本の足を持つとされる怪牛で、足で田を踏み耕す耕作の神だという。トカラの悪石島ではボゼの一種である牛ボゼとして出現したが、この島には水田がないので、デモニッシュな性格だけが問題として残る。
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オバガミネノイッポンアシ
1991年 奈良県
一本足の大きな足跡が雪の上にあった。それで大きな一本足いるので鉄砲で撃ったら、大きな舌を出したという。一本足は生笹(いくざさ)という名前で、人間に化けて有馬温泉に湯治に行った。けれども何日か目に正体がばれた。一本足になったのは背中に熊笹が生えた怪物である猪笹王だという伝承もある。
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オオダコ
1933年 神奈川県
昔、漁夫が磯へ出て大きな章魚を見つけたが、あまりに大きいので足一本だけ切って桶に入れて帰った。それから毎日、足を一本だけ切って帰った。8日目に最後の一本を切ろうとしたら、章魚は一本の足で漁夫をとらえ海へ引きずり込んだ。
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イヌ,ダイジャ
1940年 大阪府
昔、夫婦2人で草刈をしていたところ、犬がしきりに吠えてなきやまない。とうとう2人は犬を斬り殺してしまうが、2人に迫っていた大蛇から2人を守るためにしたことだということがわかった。
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キツネ
1980年
はとり新兵衛という人が飼っている犬が、家の裏口に寝ていたきつねに飛びついたところ、きつねは驚いて逃げていった。2日ほど経って、今度はきつねが犬に飛びかかり、犬は逃げていった。しばらくして犬にきつねが憑き、犬は屋根に上って歩いていたが、2日ほど経って憑かなくなったという。
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オクリイヌ,ヤマイヌ
1929年 愛知県
夜遊びの帰り、送犬に尾けられ、恐ろしくて生きた心地もなく、かろうじて家へ帰ったが、毛髪の1本1本が抜け出て立っていた。5、60年前の話である。
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イヌ
1975年 静岡県
寛永の初め頃、尾州熱田白鳥の住持慶呑和尚が、浜松普済寺の住職になった。そして町の人が犬を連れてきて飼えと勧めた。珍しい犬だったので飼っていたが、年限が来て寺を離れる時、犬を連れてきた人に返したところ、僧の夢に犬が現れ、我はお前の親であるという。故に犬を呼び戻し再び丁重に飼った。
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