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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(イシニナッタホシ)
1977年 愛知県
星崎の浦にある星の社は、むかし星が落ちて石となった場所なのでそう名付けられた。その石はいま南野の民の長の家にある。いままた熱田の神を近い所に祀ったところ、7つの星が光を放って降ったので星崎の庄と呼ばれる。

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ホシ
1980年 和歌山
星が月に近ければ人が死ぬ。
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ホシ,サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師の魂は入定星という星になり、冬になると沖の方に見える。この星が見えると、海が時化ることを予知しているといい、地元の漁師は村人を守ってくれる星だという。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1971年 福島県
月の近くに星が出ると人が死ぬ。
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(ホシニカンスルゾクシン)
1964年 福島県
星の飛ぶ日はなぎ、月のかさは3日の雨、近星が出ると人が死ぬ。
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オオギボシ
1976年 新潟県
天和のはじめ、扇星という星が出た。それより程なく越後公は滅家した。
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テング
1974年
天武天皇の御世にも星が東方に落ちたこと、天平7年5月に星が乱れ飛んだこと、宝亀2年に星が西南に落ちたことなどは、火気の仕業を真似て天狗が怪しい様を見せたのであろう。
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〔ニュウジョウボシ〕,タマシイ,サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師が断食をして死んだ後、恐れて村人は触らなかったが、その魂は入定星という星になった。
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オツキトオホシ
1956年 宮城県
お月は先妻の子、お星は後家の子で、どちらもかわいく本当の姉妹より仲が良かった。しかし後家の母は実の子のお星ばかりかわいがり、お月をいじめる。あるとき後家がお月を殺そうと朝から包丁を磨いでいるのをお星が見つけて尋ねると、後家は「南瓜をたく」と言い訳をする。利口なお星は真相に気づき、自分の布団にお月を隠し難を逃れる。次の朝殺したと思ったお月が起きてきたのを今度は石のカラヒツに入れる。お星はカラヒツの下の穴からこぼすようにとお月に芥子の実を渡し、泣きながら「春になったら迎えに行くから」と言う。お月は山奥の土中に埋められるが、春になって咲いた芥子の花をたどっていったお星が山奥でお月と出会う。お星が持ってきたお粥を食べて元気がつくと2人でどこかへ消える。後家は年をとってざとうになり「お月とお星がいるならば、なあしてこの鉦叩くべや」と言いながらほいとう(乞食)して歩いたという。
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(ゾクシン),ツキノワ
1933年 岩手県
月の輪の中に星があれば人が死ぬ。
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サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師の魂が星になって布良星と呼ばれるようになった。これが時化を予告してくれるとして、地元の漁師に信仰されるようになった。
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ツキトホシ
1956年 宮城県
月に星が添うと人が死ぬといわれる。
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(ナガレボシ)
1952年 島根県
夏の夜に星が流れたら晴。
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セイウ
1980年 福島県
寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
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ツキノカサ
1952年 島根県
月のカサの中に星が出れば晴。
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テング
1974年
空を飛ぶ星をよばい星といい、声のあるものとないものがある。声のないものを枉矢と言い、声のあるものを天狗という。また天狗は夜を司る。
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ニッショク
1975年
寛保2年5月の日蝕は、白昼で真っ暗になったが、星は爛々と輝いており、夜空のようだったという。星が見えたことを天文家も怪しんだ。
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(レイセイ)
1982年
享保14年5月頃より夜7ツ時に丑寅の方向に霊星が出るようになった。種々の説があるが、ある人が言うにはこれは団扇星と俗に称し、西国方にはたびたび出るという。吉凶には関係は無いとも言う。
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ヨリボシ
1940年 三重県
志摩の俗信。夜間弦月に星が接近して見えるときは、これを寄り星といって、近い中に誰かが死ぬという。また、葬儀に供える団子の色に黒味を帯びているときにも。或は葬列が整わずして途中間隔が大きなっても同様の事をいう。
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(ゾクシン)
1961年 静岡県
人が死ぬときの俗信。カラス鳴きが悪い。月が出て、大きな星が近くに見える。
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ホシ
1974年
午十月二十九日夜、星が多く飛んで雪が降るようであった。十一月三日の夜にも前ほど多くはないが星が飛んだ。飛ぶものは凶事の前兆であり、十二月には関東で疫病が流行した。
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ホシ
1956年 宮城県
三大星(オリオン座の三ツ星)が冬至に上れば翌年は作柄が良い。星が流れた方角に翌日風が吹くという。ほうき星が出ると戦争が起こるなどの俗信がある。
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