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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シラタマ,レイム
1977年 三重県
重源が東大寺の大勧進職に補任された時に二所太神宮に参詣した。その時に霊夢を得て二所ともに白珠を賜ったという。今、その玉1枚は仁和寺に納められ、1枚は卿の二品の家に伝えられたという。

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アワセカガミ,アクマ
1998年 静岡
夜の二時に、二枚の鏡を合わせて鏡の道を作ると、悪魔が来る。
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(ゾクシン),カガミ
1998年 静岡県
夜中二時に二枚の鏡を合わせて鏡の道を作ると、悪魔が来る。
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セリザワノサラヤシキ
1956年 宮城県
昔,芹沢という者が武芸の腕によって禄とこの土地を賜った。それから三代後の当主の時の話。ある正月,同家の女中が主人秘蔵の錦手の皿十枚を箱に納める際,一枚を落とし毀してしまった。しばらく隠していたが遂に露見し,一刀のもとに斬り殺された。その後毎夜のように同家の水屋に女中が現れ,「一枚,二枚,三枚・・・九枚・・・おお・・・」と恨めしげに訴える。主人は自らの仕打を悔い,女中の霊を慰めるために石地蔵を刻み,自分の山の頂に建てた。また不吉の刀を地中に埋め,小祠を建てて祀ってやった。以後女中の声も聞こえなくなったという。今でもこの山を地蔵山と呼ぶ。なお旧芹沢家には別人が住んでいるが,その後は何の変事も起こらないという。
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クマイムシロ
1956年 宮城県
昔ここにある武士の屋敷があり,そこの姑が嫁を憎みいつも意地悪をしていた。ある夏,嫁に麦を搗かせて十枚の筵に乾させ,密かに一枚を隠して嫁に罪を着せ,筵一枚分の麦を盗んで他に売ったに違いないと日夜責め立てたので,嫁は口惜しさに井戸に身を投げた。その後毎夜のように幽霊となって現れ,一枚,二枚,三枚・・・九枚と凄惨な声で数えたので次第にその辺りを通る人はいなくなり,その武士の家も病死や発狂人を出して絶家してしまった。その後明治末頃まで,雨が降ってもその屋敷後の地面の筵九枚分の跡だけは濡れないと言って子供達が見物にいったものである。
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リュウノウロコ
1970年 福岡県
竜王ヶ滝の傍らにある竜神の祠には、1枚の竜の鱗が祀られている。この鱗は幡随意上人の得た物で、その法孫で浄久寺七世の輪誉上人が3枚のうちの1枚を持って帰ったものである。上人が滝壺に鱗を納めて竜を勧進し、念仏を唱えて雨乞いをしたところ、雨が降ったという。
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キュウマイムシロ
1956年 宮城県
亘理伊達家に仕えた侍の家に嫁いびりの姑があって、ある日莚10枚を渡して嫁に麦を干すように命じ、10枚のうち1枚を隠す。嫁が夕方にいくら数えても9枚しかないので申し訳なさに井戸に身投げして死ぬ。夜、嫁の亡霊が現れて井戸のそばに莚を並べて数え、10枚目にわっと泣く声がする。この屋敷を九枚莚と呼び、曇った夜には莚を敷いた場所がぼんやり見えるという。
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ユギョウショウニン
1975年
遊行上人が配る札を刷るとき上1枚を押すとしたの5、60枚へもうつる。不思議なことであると言い伝わる。その時もし白紙ができれば、本人か弟子かに祟りがあるという。延宝2年には白紙が6枚できたという。
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メンコフハイノタマ
1937年 秋田県
珍しい珠のことをメンコフハイの珠という。面向不背之珠が訛ったものという。
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オキク
1982年 兵庫県
十二所神社に家老青山鉄之丞の主家滅亡の陰謀を主君に告げる恐れありと殺されたお菊の霊を祀る三菊大明神の祠がある。以前はこの祠に土器九枚を献じ願が叶えば十枚にして納め直したという。
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タタリ
1975年 神奈川県
箱根の三枚橋の東に溝があり、その溝に3尺程の石を5,6枚わたして橋としている。北より2枚目の石に馬の足跡がある。伝える所では、昔、曾我五郎時致が馬でここに来た時、馬蹄が石に4、5分ほど入り、跡がついたという。もしこの石を踏めば祟りがある。ある人がこの石を動かした所、その人は死んだ。脚気を患う人はこれを祈るとすぐ治る。
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オテングサン,オオオトコ
1974年 山梨県
炭焼き小屋にどしゃ降りの夜、二人の大男がやってきた。一瞬の後、二人の大男は雨の中たいまつをつけて二町も先を歩いていた。
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カッパ
1959年 山形県
6月1日に水浴びすると河童にとられるといって、川海ともに泳がない日とされていた。
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カッパ
1953年 長野県
河童図2枚。
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リュウノウロコ
1970年 和歌山県
雨乞いをする雨の森というところに竜の鱗が埋められていると伝えられている。昔、与国寺の僧がここに来て海の中から手に入れたもので、3枚あるという。
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ヌレオナゴ
1991年 愛媛県
たかなご坂を通ると女が赤子を抱いていて、「子を抱いてくれ」と言った。抱いてやると赤子が次第に重くなったので放り出して逃げると女は追ってきた。家に入って戸を閉めると、女は先が鉤になった髪の毛を投げつけてきた。朝見てみると、釣り針のような毛が戸に残っていた。二枚戸だったので助かった。それで「二枚戸は祟られん」という。
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ジュウニサマ,ヤマノカミ
1982年 新潟県
十二様は山の安全を守ってくれる山の神で男性とされている。また、豊作を祈る神様でもある。2月12日は十二講の日だが、この日十二様が山から下り、秋に稲刈りが終わると山に帰るといわれている。
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(ゾクシン),カガミ,オバアサン
1998年 静岡県
鏡を夜の十二時に見ると、後ろにおばあさんがいる。
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カガミ
1998年 静岡
夜の二時に鏡を見ると、後ろに霊が映る。
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(ゾクシン),カガミ,レイ
1998年 静岡県
鏡を夜の二時に見ると、後ろに霊が映る。
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ゼンワンカシノフチ
1916年 岐阜県
亀淵という所があり、龍宮に通じていると言われている。龍宮神社に行って膳椀を貸してくれるように頼み、翌朝行くと水上に浮いている。返すときも水上に浮かべる。ある時、借りた品の内1つを破損し何も言わずに返却したところ、それ以後貸してくれなくなった。今日ではこの竜王に願掛けをすれば下の病気が治ると信じられている。
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ヤマノカミサマ
1982年 新潟県
3月12日に山の神祭りのジュウニッコウ(十二講)が行われたが、この日は村休みになった。この日山へ行くと山の神様がバチをあてられて、けがをする。十二講をしないうちは山へ入ってはいけなかった。十二講前に山に行くには、太夫様のところへいってお祓いしてもらってからにせよともいう。十二講の祭りをしないうちは、薪伐りのハルヤマ(春山)にいてはならないといった。
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