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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カイセツ
1977年 三重県
ある乙酉の春に、例年より多く伊勢神宮に参宮する人が多く、閏4月頃から京都では神霊に関する様々な話題がのぼっていた。また数十里ある場所へわずか数日で往還した話や、死んだ人を葬った後なのにその人の霊が何事もなかったように伊勢から帰ってきた話もある。そして大麻の箱が降ってきたり、ある人が一旦大麻に化けたなどの怪説が流布した。

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(エエジャナイカ)
1977年
ある乙酉の年に、難波や奈良など畿内各地で、妖霊の言葉を言いふらして諸人が狂ったようになり、老若男女数万人がそろって伊勢へ参宮した。それと同じ頃に伊勢で降った大豆が大麻に変わったり、中島郡吉藤村に麻筥が降ったり、知多郡有松村の童子の背中に大麻が降りかかったりしたという。それは三州や濃州や遠州や駿州でも起きた。
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テング
1974年 三重県
伊勢には天狗が多い。
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(イセオハライ)
1982年
文政4年の8月4日に、湯島天神前のある商家の丁稚が主人の子供を背負って伊勢参宮に出かけたと聞き、慌てて後を追いかけると程ヶ谷宿で見つけた。そこで子供を先に連れ帰ると、3日後に病気で死んでしまった。しかし数日後、丁稚が子供を背負って帰ってきたという。そこで子供を埋めたところを見ると、小瓶に伊勢御祓が1つ入っていたという。
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リュウジン,リュウオウ,フナダマ
1986年 新潟県
家の中の神棚には禅宗の寺の札、伊勢神宮の大麻、エビスを祀ってあって、特に竜神はないが、村落のお宮の庭に山形県鶴岡の善宝寺の竜王を勧請して祀った祠堂がある。これは公開安全と大漁の神であるとされている。
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ボウコ
1975年 新潟県
海で死んだ者の亡霊を亡魂、ボウコという。風に逆らって走る舟で人が乗っていないのに話声がするという説や、火の玉を乗せた舟で通りすぎて消えるという説、頭が丸く大きく手は人間という説、カッパという説、髪の長い死者という説などがある。
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カンムリオトシ,タタリ
2003年 山梨県
カンムリオトシの日といわれる二十日に、山に仕事しに行った人は死んだという祟りの話がある。
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テング
1937年 福井県
ある男が薪を拾いに行ったまま数日間帰らないことがあり、家族が帰してもらいに行くと戻ってきた。天狗に好かれたこの男は年に数回このようなことがあり、毎回帰ってくると、行ってきた土地の話を詳細に話してくれた。
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クチヨセ
1977年 神奈川県
百か日には、口寄せに死んだ人の霊を招いてもらい、死者と話をする。
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カワノヌシ,ナマズ,ダイジャ
1932年 兵庫県
物部川を2町程上ったところにある双子岩の下には、昔から川の主がいると言われている。主の正体は鯰、大蛇の説があり、1人2人で泳いでいると足を取られて殺されるなどと噂され、昔から溺死するのはこの場所で、相当な数なる。私が聞いた話は、小さい子供が2人で泳ぎに来て、1人が上って休んでいる時、もう1人がどうしても上れずについに沈んでしまったという。
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モモエダノマツ
1938年 鳥取県
この松に関する話は色々あったが、今は知る人もいない。
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ウミデシンダヒト
1956年 東京都
海で死んだ人の霊が、人に憑いて「水をくれ」と言った。
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テング
1952年 神奈川県
キノコ沢で天狗さんに化かされて、男が3,4日行方不明になったり、また別の男が数日後に天井で見つかったりしたという話がある。
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ウワナリシンジ
1952年 鳥取県
10数年前、高杉神社のうわなり神事に霊依人として参加した人が、自分には神霊は憑かないと言っていたのに、神事が始まると取り憑かれた。
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トリノヒ
1939年 千葉県
酉の日に女性が亡くなると、後を引くという。
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キツネツキ
1938年 鳥取県
狐つきが一般に流布している。
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テング
1915年 滋賀県
今から4代前の主人が天狗になったという家がある。この人はある日外出したまま帰ってこず、死んだということにしていたが、数日後下女が畑の物置で寝ているのを見つけた。驚いて飛んで帰り家人に知らせたが、再び戻って来て見ればすでにおらず、すぐ側の山を2足で登っていき、行方知れずになった。人は皆天狗になったと言っている。
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レイ
1996年 神奈川県
霊感の強い人が行くと霊をしょってくるといわれる場所がある。ある人が霊をしょってきたときには車のところを雨がザーザー降ってくるようなすごい雨音がして大変だったので急いでお祓いしてもらった。
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ヒバシラ
1939年 新潟県
大火事の数日前には火柱が出る。5・6間の火柱が立った数日後には火事になったという話もある。日露戦争後にはまったく見られなくなった。
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ヤマオンナ
1927年 宮崎県
数十人の樵夫が山女に血を吸われて死んだことがある。
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イナリ,リュウジン,タイマ,エビス,ダイコク,カイジン
1986年 青森県
家の神棚に、稲荷、竜神、伊勢神宮の大麻、エビス・大黒を小祠箱を設け、吊り棚に並置する。特に竜神は「竜神様」と敬われ、海難を免れるようにと代々祀ってきたという。船霊信仰はなく、竜神信仰が顕著で、舳にはいつも竜神様がいる気持ちだといい、小用などは絶対にしない。船上では蛇の話を忌む。また、産婦を持つ夫は、2週間は船に乗らない。
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キツネ
1972年 長野県
オイナリ様に参詣がなかったが、数日後賽銭箱を開けると一杯入っていた。いつの間にそんなに参拝があったのかと不思議だった。
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