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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング,キシン
1977年 岐阜県
ある人が飛騨山で木を伐っていると鼻の高い山伏が現れた。天狗かと思ったら心を読まれ、何故天狗だと思うのかと聞いてきた。急いで木を束ねていると、手元が狂い天狗の鼻に木が当たった。すると天狗は汝の心が読めなかったと言って去った。

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テング
2001年 宮崎県
ある子供が天狗を騙して、覗き眼鏡と引き換えに鼻高なれの太鼓(てこ)を手に入れた。怒った天狗に対し子供が太鼓を叩きながら「天狗様の鼻高なれ」というと天狗の鼻が伸び、その先は山火事になり、鼻の先を火傷した。以来天狗の鼻は赤くなった。
類似事例

テング
1985年 愛媛県
天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
類似事例

テング
1995年 滋賀県
昔、高い木には天狗がいると伝えられ、夜、歩いていると天狗に引っ張られたという。
類似事例

テング
1988年 長野県
山には天狗が出る。
類似事例

テング
1984年 山梨県
天狗松の主は天狗だった。
類似事例

テング
1979年 岐阜県
以前、天狗が出た木を天狗松と呼んでいたが、枯れてしまった。
類似事例

テングサマノキ
1995年 埼玉県
天狗様の木を切ったら木から血が流れた。
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テング
1937年 福井県
松倉谷には天狗がいる。人がいないのに木を切る音がすると、それは天狗だろうといわれる。
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テング
1956年 群馬県
山には天狗がいる。樵木が山で木を伐っていると斧で木を伐る音や大木の倒れる音がする。そんな時、樵木は木を伐るのをやめて逃げ帰る。翌朝見に行くと木は倒れていない。天狗がいたという事を他人に話すとわざわいがあると言われる。
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テング
1989年 福島県
天狗山には天狗が棲んでいる。天狗は山の高いところに棲む、鼻の伸びる生き物。
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テング
1994年 長野県
飯縄系天狗はくちばしの尖った天狗で、狐の上に乗り、足に蛇が巻き付き火炎を背負っている。飯綱三郎は「日本八天狗」に数えられる大物で、八天狗像には鼻の高い大天狗姿で描かれている。
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テング,ヤマノカミ
1971年 福井県
天狗は山の神様。他の木と違うところのある変わった木は、天狗の御休み場である。
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テング
1938年 島根県
山仕事をしていたら天狗がやってきた。天狗は腹の中で考えていることを次々と言い当てていく。しかたないから仕事の続きをしようと、鉞を打ち込んだら、かけらが飛んで天狗の鼻に当たった。天狗は「人間は自分でも分らないことをする奴だ」と言って、逃げて行った。
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テングサマ
1956年 山梨県
山に木を採りに行った帰り、頭上をヒューと音を立てて通ったものがあれば、それは間違いなく天狗様だという。天狗様は、鼻が高く、羽根を持つ。
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テング
1986年 愛媛県
用の山の山の神の祠の左に大きな石がある。その石を足なし天狗の足休めの岩というが、杣が山で木を切っていると、何かが頭を何度もフンバッタ(踏んだ)ので、ナゾッタ(払いのけた)。まだフンバルので、あつかましいと、斧を頭上で振ったところ、天狗の足を切ってしまった。天狗は人の心はだいたい読めるが、杣は無心でやったので、天狗にも分からなかったのである。それ以来足なし天狗と祀りしている。天狗は風の神様だという。
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テング
2000年 大阪府
東の木といわれる杉の木は、天狗が降り立つ木。
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テング,ヤマノカミ
1963年 大分県
2本の木が交差してできる木や屋根などのすばらしい木、珍しい木等を天狗の木または山の神のおしみ木と言って伐ってはならない。伐ろうとすると怪我などをする。
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テング
1982年 群馬県
山の神は天狗。
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コテング
1954年 三重県
那智坊を開山したのは小天狗である。国津神社の神体は第二天狗であるが、小天狗に遺業されたという。ある日天狗が村へ来て淵や岩を平たくしているとき、大きい杉の木に登って木を捻じったという伝説がある。
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テングサマ
1983年 富山県
古い木の高には天狗さまがおられる。また、古い木の中には天狗様といって神様がおられるが、夜中に木を切る音がする。
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テング
1993年 群馬県
修験道の道場でもある武尊山には天狗がいる。大天狗、小天狗の祠があり、天狗屋根や天狗岩もある。
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