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検索対象事例

ゼンセキ,キセキ
1975年 広島県
安芸国加部庄金亀山福王寺の宝物に奇石がある。貞観五年春紀伊国千里の浜に毎夜海中で光るものがあるので取りだしたら石だった。その後観応二年安芸の城中に石を移したら昼も夜も鳴動して光るので福王寺に納めた。

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テング
1976年
貞観7年の頃、染殿后が天狗に悩まされた。
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レイキ
1976年 熊本県
清和天皇の貞観17年、白い亀が献上された。
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ヤマタノオロチ
1974年 島根県
石見国と安芸国の境にある八面山のふもとに、むかしから草刈りをしない場所がある。ここで八頭の蛇を見た人がいる。この蛇が怒る時は眼が光り、見る者は気を失うという。
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ナキタマ,ユウコン,ボウコン
1974年 高知県
土佐の国で、流罪になった人のところへ毎夜、都で死んだ妻が現われるようになった。その妻を網で捕らえたところ毛の抜けた古狸になったので殺した。貞観年中のこと。
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ミョウゴウイシ
1975年 神奈川県
相模国足柄下郡国府津真楽寺に親鸞が指で書いたという名号のある石がある。ある時、病気の人がこの石を海に沈めたところ、毎夜海が光るようになった。その光の発する所を探ったら、この石があった。
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ダケイシ,コウボウダイシ
1958年 岐阜県
ダケ石は弘法大師の杖が石になったといわれている石で、この石に触ると怪我をするという。
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ヒカリダマ
1988年 長野県
山には光り玉が出る。
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セッショウセキ,ヤカンタマモ
1975年 栃木県
殺生石は下野国那須野にあり、方五間ほどの垣で囲んだ毒石で、この石に触れた人や虫、獣は死ぬ。近くにある那珂川を渡る人がよく溺死するのは石の毒気のためだという。野干玉藻が精霊石になったという。会津磐梯山にも毒石があり、触れた禽獣は皆死ぬ。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
石に関する俗信一束。白い石を死に石と言い普段使うのを嫌がる、石は卯の年に子を産む、など。
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ヒカルモノ
1979年 長崎県
海中で光るものがあり引き上げてみると観音立像だった。
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イシ
1976年 奈良県
宝亀元年、西大寺の東塔の礎を破却した。石の大きさは1丈余り、厚さ9尺であった。この石は飯盛山の石で、数千人で引いた。日々数歩づつ動いた。石が自ずから鳴るので、人夫を増やして引いた。その後きり刻んだ。時に巫女たちが石の祟りで悩んだ。ゆえに芝を積んで焼き、道路に捨てた。その後天皇が病気になり、博士に命じて占ったところ、石の祟りであるというので、石を集めて清浄の地に移した。今、寺内にある破石はこれである。
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フウフイワ
2001年 愛知県
日間賀島の彦間の浜に2つの格好の良い石があった。ある時三河一色の人がこの石の片方を船に積んで帰った。その夜から女性の泣き声が聞こえるようになり、ある日その石から聞こえてくることがわかった。石を元の場所へ返すと泣き声は止んだという。それから日間賀島の人はこの石を夫婦石と呼ぶようになった。
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カガミイシ
1929年 茨城県
秋になるとピカピカ光る石がある。徳蔵姫の鏡石だという。この石をこわすとけちがつくという。
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イシカンノン,ヒカルタマ
1984年 長野県
尼僧が石を拾おうとしたが、小さいのに持ち上げられない石があった。その石から夜に青い光が出るので村人は怖がった。庄屋の主人の夢に老人が出て、石を手厚く祀るようにと言った。すると石は大きくなっていき、現在では手のいぼに効用があると言う。
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バケイシ
1987年 山形県
化け石という石は、若い女に化けて侍を騙して斬りつけられた。その石が今でもある。
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タイ,タコ
1980年
鯛の中には光るものがあり、ある人が鯛を切って鉢に入れていたところ、夜になって強く光ったという。これを煮て食っても害はないという。また蛸も夜になると光るという。
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バケイシ
1993年 岩手県 
化け石は、いたずらするものを懲らしめるために石にしたものである。
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テングユウセキ
1975年 三重県
伊賀国岡山に天狗の遊び石という石がある。八尺四方ほどで上が切られたように平らな石で、山崖にある。宝永のころこの石を城に運ぼうと谷へ落とし、城まで一里ほどのところまで大勢で引っぱってきた。その飛球に空が荒れたので皆が引き上げ、翌日見に行と石は元の山上に戻っていた。
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カッパ
1975年 福島県
河童が座ったようなくぼみのある石が2つあり、親河童の石、子河童の石と呼ばれている。そのくぼみに石を当てられればいいことがあるという。
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ヒカリダマ
1974年 山梨県
夜、空を光り玉が飛ぶことがある。
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スギ,チュウギスギ,〔ナベカブリスギ〕,ダテアキ,ハラタカイ
1956年 宮城県
寛文11年(1671)3月27日午後、江戸城大手の大老酒井雅楽頭屋敷で、伊達安芸が原田甲斐に斬られた時刻に、伊達安芸屋敷の玄関脇にある大杉が突然折れたという。銅の鍋をその折れ口に伏せてあったので、安芸さんの鍋冠り杉とも忠義杉とも言われた。
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