ヒトコトヌシ 1976年 奈良県 役小角が山神たちを使って、金峰山と葛城山の間に石橋を架けようとした。しかし作業ははかどらなかったので、役小角が理由を聞いたところ、一言主が自分の醜い容貌を気にして夜にしか働かないためであるという。役小角は怒って一言主を呪縛して深谷に繋いだという。
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キジン 1976年 役の小角が岩橋を渡そうとした時、多くの鬼神を使役した。葛城の一言主神は容貌が醜いために、昼を憚り、夜だけ仕事についたので、小角が怒って一言主神を呪縛したという伝説がある。しかし、一言主神が醜いという説は一笑すべきである。
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ヤマガミ 1973年 富山県 山神祭の日は山神が酒盛しているので邪魔になると言って、皆山に入らない。
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キシン,キツネ,ヨウジュツ 1976年 奈良県 役小角は葛城山に岩橋を架けた時、多くの鬼神を使った。また、役小角は葛城上郡茆原村の出身で、狐を使役して妖術で人を誑かした為韓国連広足の進言により伊豆大島に流罪になった。
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エンノギョウジャ,ゼンキゴキ 1929年 奈良県 役の行者が使役していた前鬼後鬼は、葛城山の徒であるという説がある。すると一言主神は葛城山を中心に力を持った、酋長のようなものではなかったかとも考えられる。
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ヤマガミサマ 1964年 秋田県 12月12日は山神様の年取りである。この日山鳥は山神様に羽を押さえられているので、飛ぶのに難儀して手でもとることができるといわれる。
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ヤマノカミ 1973年 富山県 やくびに山へ行くと怪我をする。おたまという娘が山神の日に山へ芝刈りに行って途中山神に会い、深い谷底へ投げ飛ばされた。
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ヤマノカミ,(ゾクシン) 1938年 福島県 山の神を十二様とも、十二山神とも呼び、夫婦であると信じられている。部落の付近に山神神社があり、神体が2つあって、これも夫婦であるという。
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エンノギョウジャ,ヒトコトヌシカミ 1929年 奈良県 役の行者が一言主神に葛城山から大峰に岩橋を架けろと命じた。しかし神は容貌に自信がないので夜しか出てこないので、行者は怒って神を谷底に投げ入れて岩に呪縛した。神は当時の帝に行者を訴えたので、行者は伊豆の大島に流されたといわれている。
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ヤマノコ 1942年 長野県 2月7日は山神様の祭りであり、やまのこ(山の講)という。この日は山へ行くことを禁じる。行けば必ず怪我をするという。
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カリコボウ,ヒョスボ 1992年 宮崎県 武士が誤ってかりこ坊を殺してしまい、埋めた。すると、妊娠していた妻の腹をかりこ坊のようなものが食い破ってしまった。山伏に山神の祟りといわれ、山神塚を作って埋めた。
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エンノギョウジャ,ヒトコトヌシガミ 1929年 長野県 役行者が橋をかけさせた時、葛城の一言主神は自らの風貌が醜いので、昼に仕事をしないことに行者が怒った。行者は神を呪縛し、そのために橋は途中で架けっぱなしになった。
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タタリ 1939年 山口県 山神様の祟りがあるので、炭鉱の地域内では犬を殺さないという。
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センニン,テング 1974年 仙人というのは日本にも多くいて、役小角や勝陽や久米などがいるが、今で言う天狗というものが、すなわち仙人だと言えば、相手は同意する。
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ヤマガミノホコラ,オオカミ 1937年 福島県 山神の祠を造り替えて狼の害より逃れた。
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ナナフシギ 1916年 山形県 当山開闢の初祖役小角天より得たという感應水を飲むと、身の邪気は払われ長寿が保たれるという。
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ヤマノカミ 1941年 岐阜県 山の神は子どもの神なので、子どもが病気になったときは提燈をともして祈ると全快するといわれている。また、山神は狐だという人もいる。
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ヤマノカミ 1973年 富山県 山神祭の日は山の神が山を回っているので山入りしてはいけない。とか、刃物を持ってはいけないという。
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ウマ 1934年 岡山県 駒林というのは、中山神が白馬に乗り、来現された跡と伝えられる。
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ヤマガミノミソニ 1942年 三重県 旧師走8日に山へ行き、山神の味噌煮をかげば、乞食になる。
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ヤマガミサマ 1964年 秋田県 12月12日は山神様のとしとりの日なので、山仕事を休む。
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