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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タタリ
1974年 福島県
奥州菊田郡下河村の江尻惣右衛門は、子の平四郎を羽黒権現の社僧長明寺へ預けた後に、長明寺に金を借りて証文を平四郎に盗ませた。そして守護の元で訴訟になった際に、証文がないせいで長明寺は敗れた。長明寺は損をするばかりか、守護の前で面目を失った事を恥じ、死して祟ると言い残して死んだ。その33回忌が過ぎて、子の惣右衛門が体調を崩し、その当時の長明寺に祈祷を頼んだら、先の長明寺が神子に憑いて一族を全て殺すと述べ、祈祷をした僧もろとも一族全て死んだという。

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ウシオニ
1962年 徳島県
昔、白木山に牛鬼という巨獣が住んでいて、人や家畜を食っていた。平四郎という猟師がある時呼子の笛で牛鬼を呼び出し、許しの弾で牛鬼を退治した。その血は7昼夜流れ平四郎の家に達したが、彼の武威に逆流したという。
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キツネ
1970年 岡山県
豪溪寺では病気祈祷、年祝いの祈祷、同族神のお祭りでの祈祷、家の上棟式の祈祷、正月の家祈祷、そして憑いた狐などを落とす祈祷などを行っていた。
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タヌキ
1989年 静岡県
上多賀の飴倉という家に鎌倉建長寺の僧が来た。犬が嫌いで、飯の時に人を寄り付けない。天竜川の近くで犬が僧を食い殺すと、正体は狸だった。その僧が書いた何かの証文が残っている。
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カッパ
1982年 宮城県
近春という殿様が小泉川で馬を洗っていたら、カッパが馬の尻尾を引っ張って馬が暴れたのでカッパを捕まえて屋敷に戻った。カッパがもうしないと証文を書くから許してくれというので、石に証文を書かせて放した。今でも証文が残っている。
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ゴシュゴ
1967年 福島県
閼伽井岳薬師のご守護の数は3333符あるといい、ご守護を受けて3年返さずにおけばひとりでに帰ってしまう。また、あまり早く返すと次の子が早く生まれる。
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カッパ
1979年 岐阜県
徳川三代将軍の時代に建てられた道場に、丈元という僧がいた。小姓淵の河童が毎夜胡瓜を盗みに来るので、丈元は捕らえて腕をもぎ取ってしまった。河童は泣きながら跪いて「以来この川筋には棲まないから腕を返してください」と謝ったので、証文を取って腕を返した。以来この川筋から河童はいなくなった。この証文はもう今はないという。
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(ゾクシン),カガミ,シュゴレイ
1998年 静岡県
鏡を夜の二時に見ると、自分の守護霊が見える。
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カガミ
1998年 静岡
夜の二時に鏡を見ると、自分の守護霊が見える。
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ヤコ
1976年
僧が狐の力を借りて不思議をなさんとする事は嘆かわしいことであり、そのような僧は獣以下の存在である。
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テング
1976年 栃木県
東照宮150回忌が日光山で行われた時、諸国の天台僧が集まった。ある日三本杉を皆で誉めていると、ある僧がもっと良い杉を知っていると言った。それを聞いた天狗は怒って他の僧に憑いて問答したが負けた。
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(シリョクノカイフク)
2004年 京都府
ある貧女が我が子を捨てる。子は高僧に拾われて僧となり,父母を探すため四天王寺で連日説法を行った。ついに僧は盲目となっていた母と再会し,母のため三宝諸天に祈祷を捧げる。すると母の目が元のように開いた。
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オトコシュノユウレイ
1989年 山梨県
男衆(下男)が急性肺炎か何かで亡くなった。納棺の時に年季証文を中に返さなかったので、よなよな現れて情けなさそうな顔をして主人を眺めた。ある晩聞いてみると「証文を返してくれないのでいつまでもここに縛り付けられている」といったので、墓に年季証文を埋めてやるとそれきり出なかった。
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ヤコウ
1976年 熊本県
妊婦が病気になったので、祈祷師の言うように不動を祀ったが病気は重くなった。祈祷してもらうと病人はピョンピョン飛んでヤコウ(狐)の真似をした。この祈祷師はヤコ使いといわれている。その後よくなって、頭の良い子ができたという。
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サバ
1936年 沖縄県
忠導氏の一族の祖先が難破したとき、鯖に助けられたため、この一族はいまだに鯖を食べないのだという。
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ツキモノ,キツネ
1986年 長野県
きつねが人に憑いたことがある。祈祷師に頼んで離してもらった。
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カシャ
1976年
出雲、薩摩また東国でもある事だが、葬送の時急に風雨になり葬棺を吹き飛ばす事がある。その時守護の僧が数珠を投げればなにも起こらないが、そうしなければ棺を吹き飛ばされ遺体を失う。
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カッパ
1982年 宮城県
古池の沢でお年寄りが馬を洗っていたら、カッパが馬の尻尾を引っ張って馬が暴れた。カッパがもうしないと証文を書くから許してくれというので、証文を書かせて許した。
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ヘビ
1985年 和歌山県
昔、井上一族がこの地を引き揚げることになった。一族の中の庄次には、お百合という相思相愛の娘がいた。一族の者が引き揚げたあと、お百合は悲しみのあまり、東条ガ淵に身投げして死んだ。それから、お百合の怨念が蛇となって出るようになったという。
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チャヲノンデハランダハナシ
1932年 富山県
川沿いの家に旅の僧が立ち寄り、茶を飲んで去った。家の娘は、眉目美しい僧に心引かれて慕うあまり、僧の飲み残した茶を飲んだ。やがて娘は身に覚えのない子を宿し、女の子を産んだ。3年後、僧が再び訪れたが、女の子を見ると呪いを誦し、頭から踵まで3度撫でた。女の子は泡となって消え、僧は泡を川に捨てた。以来、その川は子撫川と呼ばれたという。
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キツネ,オショウ
1974年
ある猟師が狐を捕り逃がしたところ、逃げた狐が猟師の念に苦しめられていると僧の夢に現れた。僧が猟師を訪れ、狐が捕われて場合の金を渡すと再び僧の夢に狐が現れ礼を述べた。
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ハカイシ,シノヨチョウ
1946年 愛知県
早く墓石を立てると死人が続く。三回忌、七回忌に建てるとそういうことがないと言われている。
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