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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ナナヒャクネンマエノコメ)
1974年 東京都
江戸の玉川あたりで五郎左衛門という大農家があり、その蔵の一つに開かないものがある。ある年、この蔵を開いてみると中に、七百年前の年号である寛治元年という木札がついた籾俵があった。その米を植えると生えてきて、八束穂の稲となったという。

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クラノカミ,ハクジャ
1941年 岐阜県
土蔵の中または付近に白蛇がいて、それが蔵の神、或いは蔵の主と呼ばれている。ある家の若主人が蔵に入ったら、大きな蛇がいて、それを殺そうとしたが失敗した。数日後、蛇が水を飲みに蔵を出たところを見て殺したが、次第にその家の身代が悪くなったという。
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ハッコツノショウネン,アカズノトイレ
1999年 栃木県
学校の開かずのトイレは、夜には戸が開いている。けれども中に入ると閉じて開かなくなってしまう。中には白骨の少年がいるという。
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シロフスマ
1991年 香川県
シロフスマと言う妖怪は一つ目で足が一本だという。旧家の蔵の中に住み、雪が降ると蔵から出て門の内を歩き回る。家の周囲を一本足で巧みに歩き、門の外へは出ずに、再び蔵の中へ帰ってくるという。
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ミツムネサン
1931年 山梨県
お蔵に三峰様を勧請していた家の隣家の嬶が、お蔵の米を盗みに入った。しかし嬶が米を盗んで蔵から出ようとすると、前に恐ろしい山犬がいて出られなかった。朝その家の人が出てきたので白状したら、山犬は消えた。
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ミツムネサン
1931年 山梨県
蔵にしまっておいたお金が少しずつなくなるので、蔵の番をする三峰様を借りてきてお金を盗む者を食い殺すように頼んでおいた。実はお金はその家の息子が盗んでいたのであり、2、3日後に蔵の前で殺されていた。
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シロフスマ
1958年 香川県
旧家の蔵に棲み、目が一つ、足が一本の妖怪。雪が降ると蔵から出て門の内を歩き回る。門の外へは出て行かない。白い大きな顔をしている。
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(ヨミジガエリ)
1982年 新潟県
行こうと思ったけれど、戸が開かないので戻ってきた。
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トシガミ
1983年 岡山県
勝田郡、苫田郡の北部では、正月にナンドに2俵の籾俵をすえて年神を祀るのだという。
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オオカミ
1931年 石川県
吉崎屋甚左衛門という酒造家の蔵男が夜の四つ頃から山城温泉に行こうとしたとき、途中にある藪のあたりで大きなオオカミが2匹、はいつくばって睨んでいた。蔵男は老人から聞いていたとおり煙草を吸いながら2匹の間を通ったが危害を加える様子もなく、蔵男の前後をはさんで送ったという。
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シロヘビ,キョウジ,(ゾクシン)
1915年 長野県
上蔵耕地では白蛇を見ると凶事があるといわれている。
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コメツキジゾウ
1986年 埼玉県
夜になると米をつく。
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タワラヤクシ
1979年 鳥取県
嘘つきが嘘をついて目の悪い人と長者を殺して財を得るが、蔵の米俵から石の仏像が出てくるので改心し、剃髪してその仏像を祀ったという。
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(タタリノアルタ)
1989年 長野県
大村の方に辻蔵という人がいた。田をたくさん持っていたが、お人好しだったので周囲から田を取られて辻蔵の田は少なくなった。辻蔵は「田を作る者に祟る」と言い残して死んだ。以後、この田の持ち主は運悪く死んだり大病をしたりという不幸が続いた。農地解放後、持ち主が辻蔵の霊を祀ったという。
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オオキナイシ
1932年 長野県
鼎村の路にある大きな石に、昔百姓が米俵を背負って一休みして居眠りをしているうちに、米俵がなくなった。石が食ったといわれている。
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キツネ
1967年 石川県
弁天島の狐は、浜に魚やイカが打ち上げられるたび、能都町大字姫の五郎左衛門家に教えに来たので、五郎左衛門は誰よりも先に拾いに行けた。
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ジョウゾウ,ソセイ
1975年 京都府
北野の忌明の塔が浄蔵の墓であるという説がある。これは、浄蔵が清行を蘇生させた人であるために、それにあやかろうと参るのだという。
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ノビアガリ
1990年 香川県
あるおぼろ月夜の晩、上野仙蔵が汐を背負って呼岡という所に通りかかったとき、前方に大きな黒いものが倒れかかるようになった。仙蔵が声をかけると自分の方にのびあがって倒れかかってきたので、仙蔵は家へ逃げた。これがのびあがりである。
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ダイフクマイ
1973年 北海道
寛政17年2月22日から毎日、松前藩の蠣崎友広邸に米数升が湧き出た。友広は大福米と名付けて主君に献上すると、主君は数斗の米を瓶に入れて納めた。その瓶の米は後世に至っても汚損せず、不慮に瓶を開くと吉事があった。文政元年11月に開いた4年後には、松前の旧領地がことごとく返還されるという大吉事があったという。
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キツネ
1975年 愛知県
狐に憑かれた人が死ぬと、身体に穴が開いているという。
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ヘビヤシキ
1956年 宮城県
昔,金持だが吝嗇な男がいた。乞食に米を与えるのを惜しみ,その分を俵に貯えておいたが,一年くらい過ぎたある日俵を開けてみると,米は皆蛇に変わっていたという。以後「蛇屋敷」と呼ばれるようになり,今でも地名として残っている。
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(ゾクシン),メ
1998年 静岡県
ピアスの穴を開けると目が開かなくなってしまうことがある。
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