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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オニ,ガキ
1991年
柳宗悦が、『大津絵』の中で、珍舎撰の『追分絵』の中から「鬼と餓鬼の首引」の画題を紹介している。別の「大津絵」の図録によると、肋の浮き出た餓鬼と鬼との首引きの絵となっている。

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チャワン,ガキ,(ゾクシン)
1915年 熊本県
茶碗を叩くと餓鬼が集まるといわれている。また、餓鬼になるともいう。
類似事例

ガキ,(ゾクシン)
1915年 熊本県
茶碗をたたくと餓鬼が集まる、もしくは餓鬼になるといわれている。
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オキクバア,ガキ
1985年 高知県
物乞いをする際、餓鬼が憑いていると言っていた。亭主を取られた相手の女の事を餓鬼と呼んでいる。餓鬼が来ると口走ったり、川で全て洗う癖がある。
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ガキ
1974年 三重県
伊勢から伊賀へ行く道の途中、後ろから来ていた男が、自分は餓鬼に憑かれたので動けない。何か食べるものがほしいと言ってきた。話を聞くと、このあたりに限らずところどころで、餓死した乞食の怨念が餓鬼となり、通行人に取り憑くという。餓鬼に憑かれるとしきりに飢えて、歩く事もできなくなるらしい。他日播磨の僧に聞くと伊予で餓鬼に憑かれたとも言った。
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ガキ,オニ
1958年 香川県
彼岸の中日には、餓鬼や鬼が災いするので墓参りをしてはいけない。
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ガキ,チャワン
1916年 和歌山県
茶碗を叩くと餓鬼がやってくる。
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メシワン,ガキ,(ゾクシン)
1916年 岐阜県
飯椀を叩くと餓鬼が覗くという。
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ガキ
1980年 和歌山
茶碗をたたくと餓鬼が寄ってくる。
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ナナフシギ
1999年 栃木県
中学校にあった七不思議の一つに、図書館の絵画というものがある。お母さんが子供の足を洗う絵がかかっていて、その絵を寄付したのは修学旅行中に子供を亡くした両親だという。その絵は何回かけなおしても水平にならず、少し傾いているという。
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オニ
1975年
霊は鬼であり、鬼は気である。
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ガキ
1939年 大分県
茶碗を叩くと、餓鬼が来るというので叩かせなかったという。
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オヒツノフチ,ガキ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
お櫃の縁を叩くと餓鬼が寄って来るという。
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チチオニ
1941年 大阪府
父鬼は父の鬼が住んでいた事からその名が起こったという。その鬼が父瀧にいたとも、鬼唐臼にいたとも言う。鬼唐臼には鬼の夫婦がいて、それが討たれ、手負いになって河内の鬼しめに逃げた。延命寺に負矢という家があって鬼の系図があるという。又この鬼しめには川に大きな石があってそこで鬼が死んだので鬼の血がついて今でも赤い、ということである。
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オニ,コンシンサマ
1975年 山口県
鬼の首が飛んできたので、埋めた。
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(ネコノエ)
1978年
天明か寛政頃、白仙という60才程の坊主がいた。出羽秋田の猫の宮に願をかけて猫と虎の絵を奉納した。町でも安い値段で猫の絵を書いて歩いた。その絵は鼠を追い払う力があったという。
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キンキ,フウキ,スイキ,インギョウキ
1975年
天智天皇の時代に、藤原千方という者が金鬼・風鬼・水鬼・隠形鬼の4鬼を使役していた。伊賀と伊勢の国はこの鬼のせいで、天皇の支配に入らなかった。そこで紀朝雄という人物が「草も木も我大君の国なればいづくか鬼の栖なるべき」と和歌を詠んで鬼のもとに送りつけたところ、たちまちに鬼はいなくなり、藤原千方は朝雄に討ち取られたという。この鬼は狐狸の類か。
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オニ
1961年 和歌山県
百姓が雨がなくて嘆いていると、鬼が雨を降らし、かわりに一人娘をさらって行った。娘は鬼の家で鬼の子を産み、鬼の子がお爺さんに会いたいというので、鬼の留守に鬼の車に乗って逃げ出した。鬼が追いかけてきたが、笑わせて逃げ切った。お爺さんの家に行き、鬼が怖いと言っていた青い剣と青いヒルに似た菖蒲とヨモギを軒端に下げて鬼を退散させた。それが五月節供の由来。
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ガキ
1984年 新潟県
餓鬼に憑かれて空腹になったら、なんでもいいから3口かむと治るという。
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オニノイナイムラ
1937年 静岡県
昔、鬼を退治して鬼はいないので豆はまかない。
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スイコ,(アザラシ)
1993年
浜に上がった水虎の絵。
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オニ,ホウキ
1941年 朝鮮
村人で四方山話をしている中で、鬼は強くて負け嫌いという話になった。すると鬼が現れて相撲をとろうと言った。相手になった村人は力持ちで、鬼を倒すことができた。何度も負けた鬼は姿を消した。翌日その場所を見ると箒が転がっていて、鬼は箒が化けたに違いないということになった。それ以来、頭の近くに箒を置いて寝ると、恐ろしい鬼の夢を見ると言われている。
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