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検索対象事例

(ゾクシン)
1972年 長崎県
年中行事に関する俗信。盆の16日には地獄の蓋が開くといい、刃物を使わないという。九月末日から十月初めまで氏神様は出雲へ縁結びに行くという。このときに行く神様は一年中カマドを守ってくれるという。亥の日の餅を食べると、風邪を引かないという。12月1日にゴコクメシを食べると、流行病にかからないという。冬至にはかぼちゃ飯を食べるが、これを食べると流行病にかからないという、など。

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ダイコクサマ
1964年 鹿児島県
10月の1の亥の日は大黒様が出雲へ縁結びに行かれる日である。
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(ゾクシン)
1972年 長崎県
11月16日と1月16日は山の神の日である。1月16日と盆の16日は地獄の蓋が開くといい、山へは行かないという。山に行くと悪い目に遭う。切れ物を使ってはいけないという。この日に怪我をすると、良くならないという。
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(ゾクシン)
1938年 栃木県
冬至の日に南瓜を食べると、中風にかからないといわれている。
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ジュウガツイノヒノモチ,ゲンチョ
1983年
10月の亥の日に餅を食べると、あらゆる病気を除くという。
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(ゾクシン)
1972年 岐阜県
年中行事に関する俗信。年越しソバを食べると、中風にならないという。8月14日には死んだ者が帰ってくるので、嫁(生き者)は里帰りをしなければならないという。10月10日は神無月といい、留守神さん1人を残して皆出雲に行くので、水が乏しくなる、火をしっかり見ろという。冬至にカボチャを甘く煮たり小豆を煮て食べたりすると、小遣い銭に不自由しないという。正月七日まで山に入らない、入ると死ぬという、など。
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(ゾクシン)
1972年 長崎県
正月に関する俗信。年の晩に不浄をたたき出すために囲炉裏に年木をくべるが、この時棟木が見えるほど火を焚かないと化け物が下がってくるという。また、菊の花を焚いて煙を浴びると病気をしないという。七草ずーしを食べると、流行病にかからないという。正月16日は山の神様の日なので、山に入ってはいけないという、など。
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(ゾクシン)
1998年 愛知県
盆の16日に川に流した供物を、子供たちが拾って川原で煮炊きして食べるのをカワラメシというが、これを食べると夏病みをしないという。
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キツネ
1984年 山梨県
狐に憑かれるとたくさんものを食べるようになるが、食べても食べても痩せていくという。
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タヌキ,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
一杯飯を食べると狸に化かされるという。
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ボンネン
1943年 長野県
8月13日の夜は、盆年といって乾鱈や鮭などの盆魚を食べる。魚を食べないと仏様に口を吸われるという。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
年中行事に関する俗信。5月16日は殺生日で殺生をしない。また牛を出すと日照りになるので出さないという。八朔が終わると、団子の粉などで作った馬をこわし、近所や親類に配って食べるのだが、これを食べると身体が良くなるという。また、これを食べてお灸をすると、丈夫になるともいう、など。
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(ゾクシン)
1975年 愛知県
年中行事に関する俗信。元旦に七宮めぐりをすると、病気をしないといわれている。節分の豆を年の数だけ食べると、夏病みをしないという。ひいらぎ(ねずみさし)か馬酔木(あせぼ)の頭に、魚の頭をさして、戸口に置くと魔除けになるという。旧4月13日・14日はオンゾで、この日に籾を播くとはじき出されてしまうという。冬至十夜といい、南瓜を食べると中風にかからないといわれている、など。
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(ゾクシン)
1973年 三重県
年中行事に関する俗信。冬至にカボチャを食べると、金に困らないという。トンドで書き初めを燃やし、高く上ると字が上手になるといわれている。残り火で正月の餅を焼いて食べると、病気をしないといわれている。彼岸の中日には雨は降らないといわれているが、もし降ったらその雨だれをとっておく。これを子供の病気に飲ませると治るといわれている。
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ハヤリヤマイ,アクマ,オニ
1986年 長野県
ある時、村に流行病がはやって大勢死人がでた。そこで庄屋は、これからは自分の家を悪魔の宿として貸すから流行病を村から追い出してくれと願をかけた。そうすると流行病は一段落したという。それから庄屋の家では節分のときに豆まきをしないで、障子をあけて悪魔や鬼を迎え入れるのだという。
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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
どんどさんは1月14日に行う。4日に下ろした正月飾りを集めて焼くが、この火で餅を焼いて食べると、夏病をしないといわれている。また、その煙に当たると風邪を引かないといわれている。
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ジゾウ
1998年 愛知県
天明の大飢饉のとき、流行病のため赤ん坊がたくさん死んだ。村人達は病を食い止めるために「かど坂のお地蔵さん」にお祈りをすることにした。念仏講の人たちが何日も続けた結果、流行病は次第におさまったという。
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ハヤリヤマイノマジナイ
1942年 長野県
流行病にかからない俗信。「流行神様お通りください」と書き、逆さまにして入り口に張るという。赤い布きれを入り口に出しておくと、丈夫な神様が入って、家中が丈夫になるという。
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(ゾクシン)
1979年 静岡県
年中行事に関する俗信。七草の折、河原に石でカマドを作って餅を焼くが、この餅を食べると病気にならないという。節分の時、厄年の人が子供に何かあげると厄落としになるという、など。
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モチ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月にトンドを行い、その火で焼いた餅を食べると病気にかからない。
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ウジガミサマ
1983年 富山県
10月31日は、氏神様が出雲にチョウハイに行くという。供え物をして出雲に送るのだが、その時に氏神様は縁結びをするといった。神送りのときにお供えにオモシをかって供えないと隣の神様に持っていかれるといった。11月31日には神迎えをする。
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カマガミサマ
1979年 長野県
しまいのクンチをカマノコウといい、釜神様の祭である。以前は出雲へ行く釜神様のおべんとうだといって藁束の中に玉状の餅を入れたものを2つつくり、それに菊をさして門口や座敷に下げておいた。そして、旧暦10月7日は釜神様が出雲までの途中でお弁当を食べる日だといって、藁の中から餅を取り出して食べた。
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