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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

レイム
1930年 石川県
ある所に若い夫婦がおり、ある時女房の夢枕に神様が立ちお告げをした。女房は神様のお告げの通り家を出て山芋掘りをする男と一緒になった。飯が食えぬという男に小判を渡したら、男はこんなものなら山にたくさんあると言った。女房はそれを集めて長者になった。

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キツネ,タヌキ
1999年 福岡県
ある百姓の女房のもとに、狐か狸のような獣が男に化けて通い、女房は妊娠した。女房は出産したが、その後女房は死んでしまった。化物ではなく、ある男だったという風説もあった。
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カイブツ
1999年 福岡県
ある百姓の女房が、男に化けた怪物と密通した。女房はやがて妊娠した。そして手足が長く毛が少し生えたものを死産した。女房は出産して7日後に死んでしまった。
類似事例

ヤマンバ
1965年 岩手県
けちな男が飯を食わない女を女房にしたくて、口のない女房をもらった。飯が減るので不思議に思って隠れて見ていると、女房は髪を掻き分けて頭の口に飯を入れていた。頭に口のある山婆だった。山婆は男を追いかけてきたが、男が蓬と菖蒲に隠れたので、見つけられなかった。以来、五月には菖蒲と蓬で屋根を葺く。
類似事例

クモニョウボウ
2000年 奈良県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房から逃げる際に男がたすけられたことから、谷わたり藤は切ってはいけないという。
類似事例

キモン
1983年 静岡県
昔、匠が柱を一本短く切ってしまい困っていると女房が解決法を教えてくれた。女房に聞いたことを隠すため女房の首を切り殺した。すると首は北東の方へ飛んだ。ゆえに鬼門と言う。今でも棟上式には女房の供養のため女の道具を供える。
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ムギノカミ,コメノカミ,カネノカミ
1941年 愛媛県
麦御飯がいやだった長者が女房を追い出したが、それを哀れと思った麦の神、米の神と金の神が出てきて、その女房についていくことにした。後に、その女房は改めて嫁いで、三人の神のおかげで新しい夫を大金持ちにしたという。
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オニノニョウボウニオニガミ
1956年 宮城県
鬼神が鬼の女房になったという。このことから、鬼のような亭主に輪をかけた女房を指すという。
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ダイジャ
1924年 奈良県
太郎路村にオカメという美しい女房がいた。この女房は毎晩、亀山の池を往来していた。あるとき1人の子供を産んで去っていった。夫が赤ん坊と共に池に行って名前を呼ぶと、授乳するために妻が現れた。数日後、女房は来るなと言ったが夫が行くと、女房ではなく大蛇が現れた。夫は追いかけられて、帰宅後亡くなった。
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クモニョウボウ
2000年 徳島県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治する際、火を用いたので、歳の夜には火を焚くのだという。
類似事例

クモニョウボウ
2000年 愛媛県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治する際、火を用いたので、歳の夜には火を焚くのだという。
類似事例

クモニョウボウ
2000年 広島県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治する際、火を用いたので、歳の夜には火を焚くのだという。
類似事例

クモニョウボウ
2000年 鳥取県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治する際、火を用いたので、歳の夜には火を焚くのだという。
類似事例

クモニョウボウ
2000年 高知県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治する際、火を用いたので、歳の夜には火を焚くのだという。
類似事例

クモニョウボウ
2000年 佐賀県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治する際、火を用いたので、歳の夜には火を焚くのだという。
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オニ
1963年 徳島県
昔ある所に仲の良い夫婦がいたが、女房が魚と大量の飯を食うので怪しんだ夫が、隣に住む神主に偵察させると、女房の正体は頭の割れる鬼であった。正体を知られた鬼は男達を食い殺そうと追いかけたが、生えていた蓬と菖蒲で殴られると倒れてしまった。
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キジョ
1933年 大阪府
貧しい夫婦の女房が奉公へ出ることになった。浮気をせぬよう夫と約束するが破られてしまう。遣り切れない女房は夫と女の咽喉笛を噛み切って殺した。奉公先には血だらけの口をした女房の遺体が残され、生霊が窓から飛ぶのを見た者もいたという。
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コイ
1941年 秋田県
ある男のところへ、若い女が女房にしてくれと言って来た。その女は飯も食わずによく働くが、お汁のダシについては何も教えてくれなかった。男がこれを覗き見ると、女は鯉の姿になって庭の泉水に飛び込んでしまった。
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クモニョウボウ
2000年 岡山県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治する際、箒を用いたので、それからクモは箒で叩くようになったという。
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キツネ
1974年 東京都
午八月二十七日早朝、ある男が道で寝ていた4匹の白狐を驚かし、狐は逃げていった。すると雨が降り出したのでいつも休む家へ行くと、女房の棺桶を主人が担い出すところであり、留守を頼まれた。家の中にいるとその女房の霊が出てきて、男の腕に食らいついた。近くの百姓が、その男が川の堤を上り下りしており、血だらけであるのを見た。狐に化かされていると思い、水をかけると、男は正気に戻った。そして小豆飯に油あげをそえて狐に謝りに行った。実際には雨は降っていなかったが、腕の傷は本物で、その後も痛みに難儀した。
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センニョ,テンニョ
1940年 朝鮮
貧しい男が傷ついた鹿(獐)を助けた。すると、お礼に1人の女房を与えてくれるという。それは下界へ水浴びに来ていた仙女(天女)であった。男は鹿からおそわった通り、羽衣を隠して彼女を天上界へ帰れなくして、ついに夫婦になった。天上のものと一緒にいると言うことでいろいろな約束事があったが、男は2度もそれを守ることが出来ず、ついに死んだ。
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ニョウボウ
1936年 岐阜県
物を食わない女房がある男の元にやってきた。外出のふりをして見ていると隠れて大食いをしていた。恐ろしくなったので暇を出すと桶が欲しいといった。与えると中に男を入れてさらった。途中で木の枝に飛びつき男は逃げた。
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