国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カッパ
1928年 島根県
明治30年、水車の台の下に2,3疋の蟇のような怪動物がいた。通行人が河童の子だといったので、後難を恐れて湖中に放した。

類似事例(機械学習検索)

ガマ,クワド
1922年 福岡県
蟇のことをこの地方ではワクドと言うが、これは殺した者にすぐ憑いたり祟ったりする。蟇に憑かれると耳をくすぐられ、あるいは耳の中に入って甘酒を醸される。特に白い荒神さんの蟇であると目や耳を不自由にされる。頭の毛をむしり取るものもあって、蟇に憑かれた者は蟇の形になって死ぬ。
類似事例

オオカミ
1936年 秋田県
明治30年ごろ、狼に噛まれた者は餅類を食べられないといわれる。
類似事例

ガッパ,(カッパ)
1932年 熊本県
30年ばかり前、水車の上の井手の岸で一晩ガッパとすもうを取った人がいる。その後しばらく体の具合が悪かったらしい。
類似事例

フネ,ムカエ
1990年 高知県
人が死ぬときにはきれいな船が迎えにくる。20年ほど前、6歳ぐらいで子どもが死んだときの話である。30年程前、30あまりの男の人が死ぬ直前に「きれいな船が迎えにきた」といって息を引き取ったという話もある。
類似事例

ヒキガエル,ドウサイ
1941年 岐阜県
蟇蛙の表皮が蛙の成長を防ぐためのものであるといい、人がその皮をとったら、蛙が大きくなり、七回同じ蛙の皮を取れば、蟇蛙の妖術を教えてもらえるという。ただ、年に1枚しか剥げず、3,4年したら物凄くでかくなるという。この動物は梅雨によく出るが、子供がそれをいじったらその家の御飯が腐るという。この蟇をドウサイという。
類似事例

スマボウズ
1956年
家の怪。
類似事例

(ゾクシン)
1972年 沖縄県
動物によるムヌシラシ(物知らせ)。猫が2、3匹集まって鳴くと死人が出る。
類似事例

(ゾクシン),ワラニンギョウ
1933年 福岡県
筑前大島では1年のうちに2人の死人を出した家では、3人目が出るといって2人目の藁人形を棺の中に入れる。そうすると、3度目の不幸をまぬがれるという。
類似事例

カッパ
1928年 島根県
河童は人を誑かすというので、明治31,2年頃までは婦女子は日暮れに一人出歩くことが出来なかった。河童は頭の皿に1杯の水だけがあればどこにでも住む。
類似事例

ナルセガワノカッパ
1956年 宮城県
明治の頃までは,主として夏の夜などに,鳴瀬川で河童が泳ぐのを見た人が3,4人はいた。
類似事例

(ゾクシン)
1976年 大分県
女性は33歳のときに出産をすると、厄が晴れたという。
類似事例

エンコウ
1928年 島根県
明治21、2年の話である。滝壷の横の大岩の上に小猿のような動物が1匹いて、人を見て滝壷の中へ飛び込んだ。エンコウであるといわれる。
類似事例

サワノヌシ
1961年 岩手県
12メートル位の木を入れても全部沈んでしまう位深い底無し淵が昔あり、何を入れても埋まらないので、ぬしがいたのだろうという。20~30年前にざいが出て来たという。
類似事例

キュウケツノアワビ
1960年 茨城県
庚申講に加えた魚屋の家に5人が赴くと、竜宮城のようで3日間御馳走を食べた。最後の御馳走には丸穴のあわびがあったが皆食べなかった。一人だけ家に持ち帰ると3年が経っていて、それを食べた娘は200年生きた。
類似事例

シニン,イヌガミ
1915年 鹿児島県
死人は墓の中で泣くという。また、犬神に関する迷信も2・3はあるらしい。
類似事例

(ゾクシン)
1977年 青森県
動物に関する俗信。
類似事例

カッパ
1929年 大分県
河童が川端につないでいた馬を川に引きこもうとしていた。村人が河童を捕まえて、厩に縛っておいた。河童は主人の留守中、女房に頼んで頭に水をかけてもらい、力を得て逃げた。翌日から毎夜魚を3疋ずつ持って来て盆の蓋の上に置いたが、ある時蓋の上にあった庖丁に驚き、その後持って来なくなった。
類似事例

ゴリンサン
1995年 愛知県
「ごりんさん」という石塔がある。300年前からあると言われていて、マラリアや瘧によく効くといわれている。
類似事例

ボチ,(ゾクシン)
1933年 埼玉県
墓地で転べば3年以内に死ぬ。そこの土を3回舐めれば助かる。
類似事例

ガラッパノモクゾウ
1982年 鹿児島県
屋根が掛けられた古墳の、同じ屋根の下の石室に河童の木像が昭和52,3年まであった。20センチくらいの像で体は人間のようだが顔は口が尖り目が光り、着色されていた。
類似事例

ヒダマ
1958年 宮崎県
3日前、3年前、死ぬその時などに死ぬ人の火玉が近親者のもとにやって来る。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内