国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

キツネ
1926年 長野県
あるオヤジに狐が乗り移った。オヤジは腹痛を起こして倒れた。三峯様の御札で背を撫でたらオヤジは逃げ出した。オヤジが転んだら正気に戻った。

類似事例(機械学習検索)

クマ
1956年 北海道
熊は古くなると化ける。アイヌに見えるという。あるオヤジが川で魚を捕っていると、向こうから立派な若い男が川を渡ってこちらに来るので不思議に思っていると、突然アイヌがいたので驚いたと見え、熊の正体を現した。オヤジは川を渡って逃げ、崖の影に隠れた。熊は暫く探していたが、立ち去ったという。
類似事例

ミツミネサマ
1967年 千葉県
5月2日は三峯様が出雲へ行く、三峯様のおたちの日である。この日に仕事をするとへんな死に方をするという。三峯様は4日に帰ってくるという。
類似事例

ネコ
1974年 滋賀県
炭焼きの妻が腹痛を起こしたときに、飼い猫が山にいる夫に知らせに行った。それ以来猫は戻ってこなかった。
類似事例

オフダ
1957年 愛知県
大神宮様の御札が降って大騒ぎになった事がある。酒を取り寄せてオフダマツリをした。話者の祖父の頃の話。御札が降るのを見た人は祈祷師のような人だった。
類似事例

カミカクシ
1955年 静岡県
女の人が山へ入った。正気に帰って、村人に道を尋ね、村の山を峯伝いに行った、と言った。
類似事例

イヌガミ,イヌガミモチ,カゼモチ
1965年 宮崎県
犬神持のことを風持ともいう。犬神にとりつかれると正気を失い、気の違ったようなことを口走る。その後ばったり倒れて、正気に戻る。
類似事例

エンコウ
1938年
えんこうと相撲を取ると、たとえ勝っても正気を失ってしまう。樒を煎じて飲ませると正気に戻るという。
類似事例

テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
中峯様、古峯様、水天宮様を信仰していた。ジイさんが晩に三つの神の名を書いた餅を板の上に伏せておいた。翌日、中峯の餅が起きていたので、これまでフシギを行ってきた神は中峯様だったことが分かった。
類似事例

ウサギ
1976年 鹿児島県
隅州桜島の人は、兎を食べると腹痛を起こす。
類似事例

ツキモノ,キツネ
1986年 長野県
きつねが人に憑いたことがある。暴れ出したり、油物を好んで食べるようになった。離すためには油揚げを屋外に供えきつねを送り出したりした。また、山犬のひげを包んで憑かれた人に近寄ると逃げ出す、そこで転ぶと正気に戻るといった。
類似事例

ヤマイヌ
1931年
ある嫁が三峯様の存在を疑っていると、翌朝雨戸を開けると大きな山犬が一匹立っていた。すると姑が三峯様がいないといっていたから来たのだ、神棚に茶を進ぜろというので相したら、山犬はいなくなった。
類似事例

オイヌサマ
1987年 長野県
三峯様のお犬様を借りてきて縁側に箱を下ろすと,どさっと重い音がして病人が治った。
類似事例

ソウシキ
1980年 和歌山県
葬式の途中で転ぶと、その人は三年以内に死ぬ。
類似事例

オフダ,フッタイエ
1915年 京都府
京都北郊の村々では、慶応年間の頃さかんに御札が降った。降った家に近隣の人々が集まり祝宴をして踊った。ある家では主人が酒食の費用を嫌がって降った御札を隠しておいたところ、罰があたって患ってしまった。早々に御札を披露して振る舞いをしたら全快したという。
類似事例

ニガテ
1942年 兵庫県
苦手とは呪力のある手で、腹痛を撫でると治り、また、魚を捕るときも、獲物が捕れやすいという。
類似事例

ヤマノカミ,テングダオシ
1967年 栃木県
山仕事で昼寝するとき、山の神様に「○○時になったら起こしてください」とお願いして寝ると、その時刻に大木を倒す音を出して起こしてくれる。目を覚ましても、何も倒れていない。
類似事例

ゴコウ
1980年
ある人が家を改築しようとして門を崩したところ、御札の裏に蜈蚣(ムカデ)が釘付けされていた。御札に書かれていた年月日を見ると、20数年生きてきたことになるという。
類似事例

ミツムネサン
1931年 山梨県
お蔵の裏に御祠を建てて三峯様を勧請していた。ある晩盗賊がお蔵から反物を盗んだ。翌朝それらの反物は一町ほど離れた実成寺の台門先に置いてあった。三峯様のおかげである。
類似事例

セクラベ
1987年 岐阜県
背くらべは自分より背の低い者を食う。
類似事例

キツネ
1926年 奈良県
近村の某の息子が、田んぼの畦に座る狐が尾を左右に振るとおりに歩き回っていた。どうしたのかと背を叩くと正気に戻り、今までの自分の挙動を知らなかった。
類似事例

キジ
1976年 山形県
羽州米沢のある村に産まれる人は、雉を食べられない。もし食べるとたちまち腹痛を起こす。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内