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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヨツガワ
1971年 鹿児島県
主人の金を盗んでナカダワラの辺に埋めたヨツガワという下男が拷問折檻の末に首を吊った。それから、夜にナカダワラを通ると紺の半纏を着て手ぬぐいを被ったヨツガワが出る。月夜や夕闇せまる頃、雨のシトシト降る夕方によく出るという。

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タヌキ
1983年 東京都
雨のシトシト降る時、蛇の目のかさをかぶったいい娘がいたので追いついてみると消えてしまった。その人に限って何度も出るので、とうとう首を吊って死んでしまった。その後、狸をとったらそれからが出なくなった。
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アヅキトギ
1950年 新潟県
出る。
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ヤカンコロバシ
1950年 新潟県
出る。
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ヤナセノオキチ
1975年 高知県
郷士の家の若い下男と女中が相愛の仲になったが、主人は女中を、奥方は下男を好いていたので、叱られた下男は自殺した。女中は下男を殺した罪で死罪とされた。それ以降その家では不思議なことや不幸が続き、祠を建てたが一家は他国に移った。
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ミジナ
1957年 新潟県
話者の姉妹が近所のある家の近くを夜歩いていたら、提灯の火もないのに前から声がして、むじり半纏を着た人が出てきた。ミジナの仕業。
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ボーコーノオドリ,ヒトメニュウドウ
1948年 新潟県
下男が毎晩連れ出されるので、後をつけた婆さんは、海に半分足をつけて一人踊る下男を見た。周りで踊る多くの人には足がなかった。何とか下男を救おうと熊野に願掛けをすると、下男に憑いた亡霊は離れて助かった。熊野さんが大入道になって助けてくれたのだという。
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アメ
1946年 香川県
産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
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グヒン,テング
1929年 青森県
恐山の境内にある明神堂に女が入ると雨が降るといわれた。これは狗賓の仕業で、夕闇の頃には白衣の天狗が来て奇怪な舞を舞う。
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カヤ,ユウレイ,(ゾクシン)
1915年 熊本県
蚊帳を3人で吊ると幽霊が出るという。
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クビツリヤマ
1999年 栃木県
人が首を吊ったという首吊り山という林がある。そこに入ると出られなくなるという話もある。
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タタリ
1930年 新潟県
昔、げんどうろくという人が、年貢の金を盗まれ、首をくくって死んだ。盗んだ人はその金で茶屋をはじめたが、代々その家からは片輪者が出たので、祟りだと怖れて、坊さんを呼び供養をした。
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ユウレイ,(ゾクシン)
1915年 熊本県
蚊帳を3人で吊ると幽霊が出るといわれている。
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ボウレイ
1933年 鳥取県
昔々、秀吉の時代にあった大富豪があった。家の主人が金銀大判小判を埋めに行ったとき、それを負っていった下男を口封じに殺し、供養のために墓を建てた。その墓から下男の亡霊が現われることがあり、幽霊墓と呼ばれた。
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オニ,コンシンサマ
1975年 山口県
鬼の首が飛んできたので、埋めた。
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ムジナ
1972年 千葉県
仕事の帰り、いい月夜だと思って歩いていたが、その日は月の出ない夜だった。ムジナに化かされたのだろう。
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モーモードキ
1941年 山口県
夕方、家の外で遊んでいると「モーモードキが来るぞ」と言われた。夕闇にまぎれて子どもを取って食べるものだというように信じていた。
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キツネノヨメイリ
1978年 山梨県
白山神社に向かう山道に狐の嫁入りが出る。雨の夕方か夜に提燈が点いたり消えたりし、綿帽子を被ったお嫁さんのようなものが見える。
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ツクレバカナラズアメガフルタ,オニ
1970年 長野県
ある田は作れば必ず雨が降るといわれ、昔ここで鬼が首を切られたところだといっている。
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ハクジャ
1936年 岐阜県
金持ちの家に白蛇がいたが下男下女が殺した。すると下男下女は急病で死に、家も零落した。
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ユウレイ
1941年 新潟県
首を吊って死んだ男がそのままの姿で通るという。これを見た車夫が気を失ってしまったこともあり、非常に恐ろしくなった。
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オオウナギ
1975年 山口県
雨乞いをすると大うなぎが出てきて、雨が降る。
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