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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヒトツメコゾウ,タヌキ
1970年 鹿児島県
昔、山寺に晩になると一つ目小僧が出た。夜中に厠に行くと、下から手が出て尻を撫でる。旅の坊さまがその手を捕まえてみたところ、毛が生えていた。引き揚げて見ると正体は狸であった。

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バケモノ
1978年 広島県
福島伊予守屋敷の雪隠に、妖がいた。夜、厠へ行くと毛の生えた長い爪の手で尻を撫でられた。ある人がその厠へ行くと、屋根から鬼面に似た顔が覗き、尻を撫でられた。これと組討し、刺殺したところ、大きな猿であった。
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カイナデ
1920年 京都府
京都では夜中に厠へ行くときは厠神に「明日からは来ません」と言って叩頭しなければならない。また、夜中に厠へ行くと毛むくじゃらの大きな手のかいなでが尻をそっとなでる。
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バケモノ(ゾクシン)
1925年 大分県
手首を逆さにして撫でてみて、もしも毛が生えてざらざらしていたら、化物である。
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ヤギョウサン
1938年 徳島県
節分の晩には、ヤギョウサンという鬼が来る。これは一つ目で髭の生えた鬼だという。お菜のことをいっていると、毛の生えた手を出すともいう。
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ヒトツメコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は12月8日の晩に来る。
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キツネ
1971年 山梨県
昔、坊さまがお膳にご飯をぶちまけて食べているのを女中が見た。次の日、峠のところで犬にくわえられ、坊さまは狐の正体を現した。
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カッパ
1928年 福岡県
接骨医師が、夜に便所に行くと尻を撫でられた。数回そのようなことが続いたので、刀を持って入った医師は、その手を切り落とした。その手は河童の手であった。河童に手を返す代わりに医者は接骨法を教わった。
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カッパ
1957年 新潟県
妻が夜冷たい手で臀部をなでられるというので、手を切ってみるとその手は河童の手であった。その夜、手を返してほしいという男の子が来たので、返してやると、それからしばらくは魚の贈り物が続いた。
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キツネ,タヌキ,ヒトツメコゾウ,(ミチニデルヨウカイ)
1990年 長野県
道にはキツネが出て女性に化け、タヌキが出て一つ目小僧に化けるという。
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モウジャノテ
1999年 栃木県
夜中にトイレに行くために起きた時、床から亡者の手が出ているのを見た。
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カッパ
1928年 埼玉県
女房が便所に入ると、尻を撫でられるということが数回続いた。毛むくじゃらの怪しい手だったので、その手を懐刀で切った。翌日、老人が手を返して欲しいとやってきた。女房が手を返してやると、老人は傷薬の処方を伝授した。
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メヒトツコゾウ
1977年 神奈川県
2月8日には目一つ小僧が来る。
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メヒトツコゾウ
1977年 神奈川県
2月8日には目一つ小僧が来る。
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テング
1972年 千葉県
山の中に炭焼きに行き、仮小屋で婆さんが一服していたら、カヤ屋根の間から小さい手が出てきて「オコワ」と言った。「そんな小さい手じゃおえないから、大きい手を出せ」と言ったら、びっくりするほど大きな手が出てきた。天狗の仕業。
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ネコ
1976年
16,7歳の娘が厠に行く時、必ず昔から飼っている猫がついていった。怪しく思い娘に尋ねると、何もせずに側にいるだけだという。ある時厠について行こうとした猫の首を斬ったところ、首が厠に飛び込んだ。見に行くと首が厠の中で蛇を食い殺していた。蛇が娘に想いを寄せているのを知っていたのだろう。
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エンコ
1976年 愛媛県
昔、来島のお医者さんの家の厠に、毛の生えた手が出て、お手伝いさんの尻をなでていた。医者はその手を刀で切りとり置いておくと、エンコが返してくれとやってきた。エンコは証文を書き、骨接ぎの薬と秘伝を教えると約束して手を返してもらった。その後、この医者は骨接ぎ医者として栄えた。
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ヒトツメコゾウ,ヒトツメノオニ
1963年 山梨県
2月8日のオコトの晩には一つ目小僧が、節分の夜には一つ目の鬼が、それぞれ山から降りてくる。
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メヒトツコゾー、テング、ヤマノカミ
1989年 静岡県
目一つ小僧は天狗の山ノ神。
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カワヤノバケモノ
1977年
妾を本妻が厠の中で殺したところ祟りをなすので正月ごとに祀って厠神としたというが正しい説ではない。また、厠の鬼に犯され厠に落ちて死んだという話も事実だとは思われない。
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メヒトツコゾウ
1978年 静岡県
目一つ小僧の正体は、厄災をなす怪物として語られるのみで定かではないが、山の神をまつるもので、目が1つで足が1本しかない天狗だといわれた。下田では、目一つ小僧である山の神が来ないようにメカゴを立てる。沼津市岡宮では、目一つ小僧が山から降りて来て、人々に不幸をもたらすとされた。
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1998年 静岡県
ある夜、タクシーの運転手が、手に大きなエメラルドの指輪をした美しい女の人を乗せた。運転手はその女の人が降りる時、女の手をドアに挟み、その手をもいで逃げた。手の指輪を取ろうとすると、手が襲いかかり、運転手は死んだ。
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