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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シロヘビ
1975年 三重県
加布良胡明神社の祭神は大きな白蛇である。加布良胡明神社に37日間の願掛けをして、満願の日の夜に祠の前で白布を敷いて祈ると大きな白蛇が現れて頭上を飛び越えていく。気絶するほど恐ろしいが、堪えるとどんな難病でも即刻治るという。また、坂手の里の背後の山腹にあるアブラヨシに住む白蛇と夫婦で、毎月晦日の深夜に坂手と加布良胡崎の間の海中で会うという。

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ハクジャ
1991年 長野県
蛇が池の白蛇は水神様だと信じており、白蛇のお宮として祠が建てられている。雨乞いの為にこの祠で祭事をすると雨が降る。祠付近には白蛇がいて、見かけた人によると、白くて1mほどだったという。
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ハクジャ,シロギツネ
1931年 長野県
石の祠に祀られている神様の使いに白蛇と白狐がいた。白蛇には肢が4本といぼが体一面にあり、これが使いのしるしだった。ある時白狐は白蛇を追い払いために、寝ている間にいぼをとってしまった。白蛇は目覚めて驚いたが、どうしようもなく、姿を隠してしまった。
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シロヘビ
1975年 愛媛県
畑寺の竜口の谷に、神通力を持った大きな白蛇がいた。白蛇は反対側のケタの谷に移動することもあり、雨が降らない年はここで雨乞いをする。ここで白蛇を見ると必ず雨が降る。ある年の雨乞いに祈願しようとすると、白蛇が現れてケタの山の頂上に連れて行った。村人はそこに池を造ったという。
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ハクジャ
1952年 三重県
土の輪に白蛇を祭った宮がある。この白蛇は鐘を揖斐川の底に引き込んだり、人をびっくりさせたりしたため、人々は渡船に乗るとき白布を被って渡った。
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ヘビ
2005年 三重県
近所のお婆さんが畑仕事をしているとき、鍬で白蛇を切ってしまった。そのお婆さんは家に帰ってすぐ死んでしまい、白蛇の祟りということになって、白い石を積み重ねて墓を作って供養した。白蛇の墓は、現在は草に埋もれてわからなくなっている。
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サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師の魂が星になって布良星と呼ばれるようになった。これが時化を予告してくれるとして、地元の漁師に信仰されるようになった。
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シロヘビ
1933年 奈良県
正月に藁の蛇を巻き付ける古木のよのみの木には白蛇が棲んでおり、傍らの橋を通る人を食ったという。白蛇は大蛇で雌雄2匹おり、県道に懸かっている橋を取り替えたり修理しようとすると、白蛇は怒って飛び出すという。
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タイラノサショウショウアリモリシュジュウ
1922年 愛媛県
夕方白手ぬぐいの頬被で伊予の国今出を通ると、人の影が朦朧といく手をふさいで、白布を戴くからは源家の加人に極った、と切りかかった。この里で自刃した平有盛の霊であった。これを気に平家大明神を祭って、その地を琵琶谷と称えるようになった。
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シロヘビ
1965年 高知県
味噌の中に白蛇が住み着いて、使っても味噌が減らない家があった。白蛇を家の宝として、その家は栄えた。
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ヘビ
1979年 三重県
ある人が谷に正月の若水を汲みに行き、「福を授けてください」と祈ったら、白蛇が前掛けに飛び込んできた。その白蛇を倉庫に祀ったらその家は栄えたと言う。
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オベツサマ,ヘビ
1991年 愛媛県
明治初年、ある人が漁に出たら海から白蛇が登ってきて船霊様フナダマサマの神棚で動かなくなったので、神様だと思って連れて帰った。白蛇はその辺りをうろうろしていたが、他所の男に殺されてしまった。その男の家は火事になり、男も焼け死んだ。白蛇の骨を拾って恵比寿様の所に祀った。それがおべつ様。
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シロヘビ
1956年 福島県
峠で白蛇が歩いて旅人を困らせた。
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ハクジャ
1991年 長野県
白蛇が顔を出した時に雨乞いをすると、雨に恵まれる。膳を頼むと、貸してくれることもある。白蛇様は深見の池に移動したが、それは流れに乗じて下っていったとも、娘の姿に変わって峠を越えていったとも言われている。
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ダイジャ
1983年 愛媛県
竜口の谷に胴回り50センチもある白蛇がいた。この蛇は神通力を持っていて、風とともに峰から峰へ駆けるように飛んでいた。ケタの谷には地蔵が祀ってあり、旱天の時はここで雨乞いをしていた。このときに白蛇が現れると必ず雨が降る。ある年、雨乞いをしていると白蛇が現れ、村人をケタの山頂に導いた。村人はそこに池を築造し、お盆にはお礼踊りを行うようになった。
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ハクジャ
1969年 岡山県
光明山の美作側の山麓にも遍照寺という寺があり、そこには白蛇がいるという。栗原村の東の西河内という村の山中には実際に白蛇がいるということで、天然記念物にするとかしないとかいう話を聞いたことがある。
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シロヘビ,キョウジ,(ゾクシン)
1915年 長野県
上蔵耕地では白蛇を見ると凶事があるといわれている。
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オンネン,(シロガカタムイタリユウ)
1990年 長野県
義民・中萱加助が、処刑されるときに松本城を睨んだ。その怨念のせいで、城が傾いたのだという。
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リュウジン,シロヘビ,ヤマブシ
1986年 山形県
昔、引竜山周辺は、竜神の化身である白蛇が祟ると噂されていた。ある山伏に頼んで、白蛇を懲らしめることになった。山伏は農夫を集め、引竜の池の水を汲み出させた。池の水が少なくなると、空が曇って大雨が降り、雷鳴が轟いた。山伏は雷雲をにらみつけ、数珠を手に呪文を唱えた末、池の主である竜を降伏させた。以後は白蛇の祟りがなくなったという。
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シロヘビ
1967年 福島県
ある盲人が、小浜川に橋を掛けたいと水垢離をし、塩松慈現大明神に祈願をした。満願の日、神のお告げがあり、汝の死なんときこそ望みはかのうべし、といい1匹の白蛇が盲人の体を回り消えた。翌日、川に盲人が現れ、川の中に入った。浮かんできたので人々が駆け寄り引き上げたが着物だけであった。その着物を振ると一匹の盲目の白蛇が出てきて川向こうの土手へ這い上がり、人々を一瞥すると明神山へ消えた。盲人の息子が着物を受け取り、遺志を継ぎ10年後に架橋が実現した。渡橋式の日、盲目の白蛇が欄干を行き来していた。
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アンバサマ
1939年 福島県
あんば様は、漁業家の信仰する神である。舟玉十二社のなかの一社で、大杉大明神という。
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シロヘビ
1992年 愛知県
社を移動させようとしたとき、古い社の下に1メートルあまりの真っ白な蛇が丸くなっていて、あっという間に明神池へ下りていってしまったという。
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