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検索対象事例

カイバミ,リュウグウ
1970年 山形県
カイバミは昔龍の化身のような大きな鯉が貝を食べていたからそう呼ばれる。カイバミの住む池は竜宮に通じている。

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コイ
1982年 東京都
池に人を食べる鯉が住んでいた。17,8才の娘が「お父さんが池の主に食べられてしまった」と言うので、村人は池の水を抜いて鯉を退治した。鯉は3匹いた。
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(ゾクシン)
1938年 高知県
幼児が癇を起こしたように泣き続けるようになると、オトミだという。オトミとは弟見のことだろう。妊娠した母親と密接な関係があるという。
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キツネ
1963年 岡山県
エラミ坂に出る狐は、人の前を通って「ホイホイ」と声を出す。
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リュウ
2001年 奈良県
池に龍が住み村人を食べた。春日明神の化身の武士が退治した。龍の屍骸を埋めた上に寺を建てた。
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タヌキ
1940年 香川県
トーミの大石という所には、昔、狸がいて、人が通るといつも赤児を抱いた女に化けて出たという。
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イエニイルカミサマ,ルスバンノカミサマ
1983年 千葉県
10月31日はカミノオタチで、家にいる神様が出雲へ出かける日なので、オタチゴモリといって拝んだり、オトミをあげたりする。11月30日にはムカエゴモリをしたり、オトミをあげる。それまでは留守番の神様がいる。
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オシミ
1991年 島根県
梅雨時などに、袖に蛍のようなものがくっつくことがある。払おうとするとぱっと増える。これはオシミなので、手に小便をかけてぱっぱっと払えば、それで消えるという。オシミはウシオニ(牛鬼)の訛りである。
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ミカリバアサン
1949年 神奈川県
ミカリ婆さんが来るので、十二月二十五日に団子を作って枡に盛って縁側の端に出しておく。その団子をツヂョウ団子、又はミカリ団子と呼んでいる。
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ミロクボサツ
1974年 京都府
むかし行基菩薩がある池で加持祈祷をしたところ、水上に弥勒菩薩が出現したという。その池は御泥池と呼ばれていたが、それ以来菩薩池(ミゾロ)と号したという。
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キツネ
1975年 山口県
田耕のミタケには狐がいた。人を川の方へ引っ張っていき、荷物をとったり、火事の幻を見せたりした。
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コイ
1957年 愛知県
玉金の池の主は鯉。ある男が鉄砲で撃ち殺して食ったら中風になった。鯉がいると教えた男は口が曲がった。それ以来この池では魚を捕らず、6月に生き鯉を白山神社で祀って放す。日照りのとき、池を掃除すると雨が降るという。
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ハゼコイ
1960年 三重県
大きな鯉が釣れた。ところが鯉には足があり、陸の上をのっそりと歩いた。この鯉ははぜ鯉と言い、山椒魚のことである。はぜ鯉を取った途端、村から水が少なくなった。そこではぜ鯉は神社の守り神で祟りではないかということになり、はぜ鯉を川に放した。そのため、毎年山椒魚が、お礼のために鯉に化けて来るという。
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コイ
1941年 朝鮮
大同郡釜山面馬山里の馬山の頂きに大きな池がある。昔、その池に大きな鯉が主として棲んでいたという。ある日、木樵が池のそばで休んでいると、大雨が降って、池の面が輪を描いて割れ大きな鯉が現れた。その鯉は地上に這い上がり馬を引きずって池に没していった。それ以来、山の名も里の名も馬山と呼ばれるようになった。
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ウロコ,リュウ
1940年 新潟県
池の主は龍である。腋の下に龍鱗のある殿様が、ある時池に潜って龍を見つけてやろうと言った。実際潜ってみると、池には巨大な龍がいたので、殿様も驚いた。
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リュウグウ
1973年 岐阜県
長滝山の頂上にある3つの小さな池は竜宮に通じていると伝えられている。旱魃の時は、萱を刈って池に投げ入れると、たちまち雨が降るという。
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イケノカミサマ,リュウグウ
1928年 長崎県
戸石の前海に牧島という小島がある。この島にある塔の岬のすぐ上手に池の神様という池の祭神がある。この池のそこにある穴は龍宮にまで通じているといわれている。そのため、この池はどんな旱魃のときにも水が枯れることがないといわれている。
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ミタケサマ,オコマサマ
1974年 宮城県
ミタケ様がオコマ様に色の悪いしゃくなげをあげたので、オコマ様のしゃくなげは色が悪いが、ミタケ様のしゃくなげは色鮮やかである。
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リュウ
1936年 滋賀県
昔、清涼寺の井戸に龍が住んでいた。その龍は鐘を嫌ったので、撞かないようにしていた。しかし、どうしたことか、ある日鐘が鳴った。すると龍は怒って天上してしまった。
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リュウグウ,リュウオウ
1988年 奈良県
猿沢の池は龍宮に通じている。室生の竜穴の善達龍王も以前は猿沢の池に住んでいたという。
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(コヤスガイ)
1980年 三重県
伊勢では貝子がよく獲れるが、婦人が臨産の時、手にこの貝を握ると安産になるということから、子易貝という名前が付いたという。
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リュウ,ダイジャ
1995年 茨城県
龍灯が立ち昇ったので、龍が休む場所にお堂を建て、弁天様を祀ったとされる。また、池の島のマコモが押し倒されているのは、池の龍か大蛇が休むからだといわれている。
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