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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヤマンバ
1961年 神奈川県
箱根の仙石原の猪鼻ケ嶽は金時山とも呼ばれており、坂田金時が山姥に育てられた所だという。また、山上には公時踏破り石が、山麓には金時が蹴落とした石がある。

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キリイシ,サカタキントキ
1984年 長野県
坂田金時が川に沿って登っていくと、山から落ちてきた石によって、百姓が進めなくて困っている。金時はまさかりを振り上げて大きな石を2つに割って道を開いてやった。
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ヤマンバ,キンタロウ
1976年 静岡県
坂田蔵人が都で自害した後、その妻の八重桐は足柄の遊女ヶ滝まできて山姥になり、金太郎を産んだ。滝のほかにも金時杉、金時橋、つぶて石、けおとし石、金時山、宿どり石、つめきり地蔵、姥子の温泉、手つき石、姥ざくら等の地名伝説が残っている。
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ヤマオンバ
1931年 長野県
信濃の山奥で鳥獣の肉を食ったり生血を吸ったりしているうちに山姥になった女が、金時という子供を産んだ。金時は時々夕方になると酒買いに里に下りてきた。親子は百余年の間あちこちの山に棲み暮らして長寿延命したという。
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シュテンドウジ,ヤマウバ
1931年 熊本県
京の侍が自分の子供も連れて山へ狩に行ったとき、いつのまにか子供を取り替えられた。山に残された子供は山姥に育てられ、酒呑童子になった。連れて帰った子はヘビや蛙を食べて驚かし、15歳の時に雲を呼び寄せ去って行った。これが後の酒呑童子である。山において行かれた子は山姥に育てられ、坂田金時として、酒呑童子を討った。
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オオウバサマ,キントキ
1977年 長野県
大姥様は八坂村上籠の洞穴で坂田金時を生む。産湯を使わせた産羅川の名や初産池(うぶいけ)という泉が残っている。源頼光に見出された金時が山を去った後、大姥様は山姥の本領を発揮しながら各地を廻った後、水内郡の虫喰山に引き篭もったという。
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テングサマ
1961年 山梨県
片颪に大きな石があり、真中に人間の右足に似た形の穴がある。これは昔八ヶ岳山麓に天狗様が住んでいて、山麓の密林の中から釜無川の方に出てきた時に、石から石へ飛び石伝いに来たのでついたものという。
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ダケイシ,コウボウダイシ
1958年 岐阜県
ダケ石は弘法大師の杖が石になったといわれている石で、この石に触ると怪我をするという。
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テングユウセキ
1975年 三重県
伊賀国岡山に天狗の遊び石という石がある。八尺四方ほどで上が切られたように平らな石で、山崖にある。宝永のころこの石を城に運ぼうと谷へ落とし、城まで一里ほどのところまで大勢で引っぱってきた。その飛球に空が荒れたので皆が引き上げ、翌日見に行と石は元の山上に戻っていた。
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オオウバサマ
1977年 長野県
大姥様は山中大姥7神の1神で、大姥山西面の洞穴に住んでいたと言われている。また、金時の母であるとも伝えられている。
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カッパ
1975年 福島県
河童が座ったようなくぼみのある石が2つあり、親河童の石、子河童の石と呼ばれている。そのくぼみに石を当てられればいいことがあるという。
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ヨビイシ
1967年 福島県
呼び石といわれている石の前に立ち声を発すると返事があるという。
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タタリ
1975年 神奈川県
箱根の三枚橋の東に溝があり、その溝に3尺程の石を5,6枚わたして橋としている。北より2枚目の石に馬の足跡がある。伝える所では、昔、曾我五郎時致が馬でここに来た時、馬蹄が石に4、5分ほど入り、跡がついたという。もしこの石を踏めば祟りがある。ある人がこの石を動かした所、その人は死んだ。脚気を患う人はこれを祈るとすぐ治る。
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リュウイシ
1990年 長野県
田のあぜにある石を竜石と呼んでいて、竜がくわえてきて落とした石だといわれている。家の庭へ持ってくると災難が続いたため、元へ返したのだという。
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シュテンドウジ
1969年 京都府
酒呑童子は、幼少の頃から酒を呑み、魔術をもって人の財を盗むことを常とした。成長してのち、源頼光を総大将として、四天王碓井貞光、卜部季武、渡辺綱、坂田金時、藤原保昌が従い、ついに討ちとられた。
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ヤマンバ
1999年 静岡県
山姥が子供を取って食べた。それで村の衆は仕返しに、焼いた石を山姥に食べさせた。山姥が水を求めると油をやったのでよけい燃えた。山姥は天竜川に入って死んだという。
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ヤマンバ
1999年 静岡県
山姥が3人の男の子を生み育てた。3人の男の子はそれぞれ山の神になった。明光寺の裏山には山姥が出産の時に苦しんでつけた爪の痕がある子産み石が残っている。山姥はお産が上手なので浅間山に祀られている。
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バケイシ
1987年 山形県
化け石という石は、若い女に化けて侍を騙して斬りつけられた。その石が今でもある。
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シウン
2002年 滋賀県
天延4年春、源頼光が足柄山にさしかかったとき、はるか彼方七岡山、布施、名越に紫雲がたなびくのを見て、「あの山の麓にはすばらしい人物がいるに違いない」と従者渡辺綱に探すよう命じた。みつかった若者を坂田金時と名乗らせた。
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ヤマンバ
1960年 福島県
鰹売りの彦四郎は山姥に追いかけられ、木の上から山姥を川へ落として逃げた。泊まった家は山姥の家で、山姥が戻ってきたが、さらわれ娘のとらっこと協力して山姥を退治し、金と着物を手に、二人は長者暮らしを送った。
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ダイジャ
1967年 福島県
狸石とも蛇塚石とも呼ばれているものがある。昔、大蛇を殺してこの地に埋めたのだろうといっている。
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ヤマウバ,ヤマウバ
1933年 山口県
馬の爪にある巨石は、山姥の捨石といわれる。山姥が遠くから運んできて重いので捨てていった石だと言われている。
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