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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シュテンドウジ
1969年 京都府
酒呑童子は、幼少の頃から酒を呑み、魔術をもって人の財を盗むことを常とした。成長してのち、源頼光を総大将として、四天王碓井貞光、卜部季武、渡辺綱、坂田金時、藤原保昌が従い、ついに討ちとられた。

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オニ,シュテンドウジ
1939年 京都府
源頼光が酒呑童子に多量の酒を飲ませて退治した。須知の酒屋の鬼殺しという酒である。
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シュテンドウジ,ヤマウバ
1931年 熊本県
京の侍が自分の子供も連れて山へ狩に行ったとき、いつのまにか子供を取り替えられた。山に残された子供は山姥に育てられ、酒呑童子になった。連れて帰った子はヘビや蛙を食べて驚かし、15歳の時に雲を呼び寄せ去って行った。これが後の酒呑童子である。山において行かれた子は山姥に育てられ、坂田金時として、酒呑童子を討った。
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サケノミドウシ
1963年 宮城県
渡辺家は渡辺綱の系統と称しており、渡辺家では家に破風を作らない。酒呑童子が腕を持って破風から逃げたからという。
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オニ,シュテンドウジ
1973年 京都府
大江山には源頼光の鬼退治の話がある。頼光と藤原保昌が山賊衣装に変装したという鬼ヶ茶屋には伝説を刻んだ近世の版木や絵巻物がある。近くに酒呑童子の屋敷跡という岩がある。川を遡ると血染めの衣を洗ったという場所には千丈ヶ滝下の不動堂が建っている。さらに上には頼光が酒呑童子退治を祈願したという鬼獄神社がある。
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ジョキ,シュテンドウジ
1975年 京都府
渡辺綱が女鬼の腕を切った事および酒顛童子に関する考証。
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シュテンドウジ
2004年 京都府
源頼光が酒呑童子退治に赴く際,戦勝を祈願してシシンデン田楽を奉納した。
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シウン
2002年 滋賀県
天延4年春、源頼光が足柄山にさしかかったとき、はるか彼方七岡山、布施、名越に紫雲がたなびくのを見て、「あの山の麓にはすばらしい人物がいるに違いない」と従者渡辺綱に探すよう命じた。みつかった若者を坂田金時と名乗らせた。
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シュテンドウジ
2001年 京都府
書付に、渡辺綱、酒田公時、碓氷貞光、卜部季武の連名で、頼光が勅命で大江山に朝敵を征伐に向かう、宜しく執達すべきことが平井保昌の名であり、山伏の装束で免許されたい旨の書状もあり、992(正暦3)年3月22日に出立、同26日に酒呑童子を退治したとの記載がある。
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キリイシ,サカタキントキ
1984年 長野県
坂田金時が川に沿って登っていくと、山から落ちてきた石によって、百姓が進めなくて困っている。金時はまさかりを振り上げて大きな石を2つに割って道を開いてやった。
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シュテンドウジ,タテヤマスギ
1967年 富山県
平井保昌が酒呑童子退治のときに使った兜が保昌家に伝わっていたが、不運が続いたので立山杉の下に埋めた。この木に登ると痙攣して顔が引きつるという。
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カタメノサカナ,シュテンドウシ
1954年 新潟県
酒呑童子に産湯を使わせた堀では、片目の魚が住んでいた。酒呑童子と、片目の魚の関係はわからないが、おそらくひとつの不思議が別の不思議をうんだのだろう。
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シュテンドウジ,オニ
2000年 京都府
昔々、京都の羅生門に出る鬼の腕を渡辺という武将が切った。その後、渡辺の母親に化けた鬼が腕を取り戻したので、6人の武将が大江山の酒呑童子を退治しに行くことになった。道中、右の口から酒を注ぐと千人の力が出、左からだと千人の力が落ちる不思議な銚子をもらい、それを使って鬼を酔わせ、首をはねることに成功した。
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キドウ
1969年 京都府
源頼光が酒呑童子を退治した後、捕らわれていた女はそれぞれの故郷に帰った。けれども1人の女は狂気のため故郷を忘れてしまっていた。その女は、生まれながらに歯の生えた子供を生んだ。その鬼童はやがて都に出て源頼光の弟の頼信を殺そうとしたが、失敗して捕らえられた。
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シュテンドウジ,イバラキドウジ
2001年 京都府
丹波国大江山に酒呑童子という鬼がいた。その由来。国上村に佐渡隼人という人がいた。子供がないので戸隠山に請願し、男子が生まれたので外道丸と名づけた。7才から国上寺にはいったが、17歳には美人だったので婦人にもてて、国上の山中へ入り酒を飲んでいた。人々は酒呑童子といった。外道丸は信州戸隠山へ飛び入り、里人を貪り食ったが、村人が戸隠大権現に祈念し大江山に飛び去った。召使の中に茨木もいた。茨木は邪心でついに鬼となりその家の破風より飛び出し、14、5年前から大江山に住んでいた。酒呑童子と茨木は争い、酒呑童子が勝った
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ヤマンバ
1961年 神奈川県
箱根の仙石原の猪鼻ケ嶽は金時山とも呼ばれており、坂田金時が山姥に育てられた所だという。また、山上には公時踏破り石が、山麓には金時が蹴落とした石がある。
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サケノミワラシ
1980年 京都府
童子ケ森には酒呑童子の首が飛んできて、その首を埋めたところだと言われる。
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オニ
1975年 福島県
渡辺綱という人が鬼を征伐して腕を持ち帰った。鬼は夜中綱の家に忍び込んで腕を取り返し、ヤグラ(破風)から逃げていったので、以来渡辺姓の家では破風を作らない。
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オニ
1976年 新潟県
昔、頼光と金時と渡辺の綱が鬼退治にいき、綱は鬼の腕をとってきた。次の日の夜、鬼が綱のおばあさんにばけて腕を見に来た。綱は拒んだがおしきられて見せたところ、鬼は正体を出して腕をつかんで高窓から逃げた。以後、渡部姓の家では煙出しの窓をつくらないし、節分の豆まきにも「鬼は外」とはいわない。
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テング
1939年 福島県
登山する人の酒を奪う天狗がいるので、自分用の酒と天狗用とを分けて持って行く。焼酎を飲もうとした登山者が気付くと酒袋がなくなっていたこともある。
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ヤマオンバ
1931年 長野県
信濃の山奥で鳥獣の肉を食ったり生血を吸ったりしているうちに山姥になった女が、金時という子供を産んだ。金時は時々夕方になると酒買いに里に下りてきた。親子は百余年の間あちこちの山に棲み暮らして長寿延命したという。
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(カッパ),トウ
1982年 神奈川県
相州大川道西久保という所に小さい川があり、その川で河童が馬を引き込もうとしたところ、大勢で河童を打ち殺そうとした。その時にある百姓が河童を貰い助けたところ、夜に河童が礼にやってきて、陶器に酒を入れ、鱸を2匹持ってきた。鎌倉時代のことだという。この河童は雌雄いて、一匹は鎌倉に住み、一匹はこの角村に住んで文通をしているという。この陶の酒を呑む時、少しだけ酒を残しておくとまた酒が増えて、万年も絶える事がないと河童は言った。ある時酒を飲み干したので、それからは一滴も出なくなった。
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