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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ケンムン
1987年 鹿児島県
製糖時期の夜10時頃、山道でケンムンがついて来た。その人は怖くてまともに見られなかった。しかしその後1年もしないうちにその人は死んだ。

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ケンムン
1987年 鹿児島県
砂糖小屋に泊まっているとケンムンが来て火にあたった。ケンムンが「何が一番怖いか」と聞くので金が怖いと答えた。ケンムンは蛸が怖いと言っていた。毎日ケンムンが来て邪魔なので蛸を投げると驚いて逃げ、翌日金を沢山置いていった。
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ツクモダニ,オニ,ヘビ
1984年 長野県
九十九谷がある。100以上あっても、100と数えてはいけない。もし100になりそうだったら2本指を一度に折り曲げて99としなくてはいけない。もし100と言うと、鬼や蛇などが出て村が踏み荒らされてしまう。
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ダイジャ,ヌシ
1939年 秋田県
10年ばかり前の秋の稲刈り時、土手の柳株の陰に大蛇を見つけた。他の人が見に行ったときにはもうおらず、見た人は10日ばかり寝込んだ。ガバデロ淵の主が里に個を海に来たのだといわれた。
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ニンジン,コウシン
1960年 山形県
新入りの家で講をしている最中、主人が料理していた人参を赤坊と思って驚いた人々は10人中9人が帰ってしまった。主人は実は庚申で、人参1人分で1000年長生きするという。唯一残った東方朔は9人分食べて9000年生きた。
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ケンムン,ケンムンビ
1987年 鹿児島県
ケンムンが山を渡る時は嶺につたい火を灯していくのが見える。父が製糖している時にこの火を見かけケンムンがいるぞと叫んだ。すると翌日仕事に使う馬の目が見えなくなりユタに祈祷してもらって治した。
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コロヘータ
1983年 東京都
狼や狐が古くなって人を馬鹿にするようになったのをコロヘータという。こうなると1本の茅に1000匹かくれるというようなもので、やたらに人の目に触れない。
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キツネ
1985年 埼玉県
1人に目隠しをし幣神を持たせ中央に座らせる。周囲から子供たちが唱え言を言う。誰か1人に憑くとすぐ戻して別の人に憑けたが、10人に1人くらいしか憑かなかった。なかなか元に戻らず、御嶽の行者に祈ってもらったこともある。
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テング
1976年 長野県
信州戸隠山あたりで、ある時2人連れの山伏が草刈をしていた人に道を尋ねた。そのうち17,8歳の美しい容貌の1人が転倒したところを見ると足が真っ黒であった。常人ではないと逃げると人の立てないような所から見られている気配がした。その後数日間病気になった。天狗なのだろう。
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コボウズ
1975年 岡山県
深夜11、12時頃、紺絣を着た小坊主がよくでた。夜でしかも遠方からなのに、絣の模様がはっきり見え、見ると身体がじんとしたという。
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テング
1937年 福井県
天狗にさらわれた人は村の中にいるが、それは夜の12時までである。去年は子供が1人さらわれた。
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ケンムン
1990年 鹿児島県
あるとき、塩小屋の前にケンムンが座っていた。燃えさしの薪で追い払うと、翌晩、何匹ものケンムンが怒ってやってきたという。夜に漁に行くときにケンムンがついてくると大漁になるといわれる。ケンムンよけにヤツデを下げておくとその夜、馬が死んだ。
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リュウジン,コイ
1990年 秋田県
黒沼の浮島に大きい鯉を見ると1年のうちに死ぬ。
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シャシン,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
3人で写真をとるとその中の1人が死ぬ。
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シニン,シノミチ
1966年 群馬県
死んだ先妻が子供を大切にしてもらうために後妻を死の道に引き込んだ。第3の門を通過していたら本当に死んでいたと言われた。12時から1時の1時間、息をしていなかったそうである。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
ある人が夜釣りをしながらケンムンの悪口を言っていた。するとその人は夜通しケンムンにつねられた。その夜はまんじりともできず、ほうほうの態で家に逃げ帰ったという。
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ケンムン
1974年 鹿児島県
ケンムンと仲良しになったある人が、一番恐いものを尋ねられ、お金と答えた。一方ケンムンは、ヤツデマル(蛸)が恐いと言った。ある日、その人がケンムンにやけどを負わすと、ケンムンは仕返しにたくさんの金を小屋に投げ込んだ。その人は、蛸を捕ってきて、小屋にかけたため、ケンムンは二度と来なくなり、その人は大金持ちになった。
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フネボウレイ,ヒカリ
1982年 広島県
大正15年頃、ある人が段原にあった煙草の葉の乾燥倉で番をしていると、夜中12時頃に大浦のほうでぼんやりした光が見えた。海上で光がついたり消えたりして小浜の方へ行ったり戻ったりした。海で死んだ人が迷って出るという話である。
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オオグチナワ
1968年 奈良県
昭和18年頃、炭を焼いている人が山を歩いていたら大蛇が現れた。大蛇は人の気配に驚いて木に巻きつき、首を立てて睨んだ。その人は怖くなって逃げ出し、やっとの思いで小屋に逃げ戻った。
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ミズウミノオクリビ
1980年 滋賀県
夏の土曜の頃、夜の11時前に鰻を捕らえる筒を沈めに船で川に行った帰り、向こうの方に火が見えた。僚船かと思い呼んでみると、近づいてきたのは湖の送り火だった。逃げても着いてくる。ようやく港に来たら消えた。その人はその後1ヶ月ほど寝込んでしまった・
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シシャ
1981年 和歌山県
人が死んで、遠くの親戚に知らせに行くときには、必ず2人1組で行く。1人で行くと死者にさらわれるという。
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オオカミ
1981年 和歌山県
狼の声が聞きたいときは、1人で1本橋を渡ればいい。
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