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検索対象事例

ヒジャマ
1976年 鹿児島県
ヒジャマは夏も冬も現れる。ハンド(水甕)や味噌甕の空の物はひっくりかえしておかないといけない。

類似事例(機械学習検索)

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
ヒジャマは夏も冬も出る。空っぽの水甕や味噌甕はヒジャマが入るのでひっくり返しておかなければならない。
類似事例

ヒジャマ,ハンド
1976年 鹿児島県
水甕にはいつも水を充たしておかないと、ヒジャマが入って火事を起こす。味噌甕の空のものをそのまま放置しておくとヒジャマが入るので危険である。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
水甕にはいつも水をいっぱいに満たしておかなければならない。そうしないとヒジャマが入ってきて火事を起こす。空っぽの味噌甕を放置しておくとヒジャマが入ってきて危険である。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
ヒジャマは初めは小さな火の玉で、次第に大きくなり、急に消滅する。ヒジャマが落ちた所には何も起きないが、その隣の村に不幸があるという。ヒジャマが入るので、空っぽの味噌甕や水甕を放置していてはならない。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
ヒジャマの落ちた所は火事になる。飛んでいるヒジャマを見た時は、子供たちが山で青柴を切ってきて浜で燃やす。ヒジャマが入るので、空の味噌甕を蓋をとったまま口を上にして放置してはいけない。必ずひっくり返しておかなければならない。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
昔、ヒジャマが家の後ろに放置してあった味噌甕に隠れていて、火事を起こそうと狙っていた。けれども家主が信心深く、いつも火の神に無事を祈っていたので、ヒジャマはその家に災厄をもたらすことなく、味噌甕から抜け出して消滅してしまった。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
ヒジャマは空の甕に宿をとり、家を焼く。ヒジャマに焼かれそうで危険な年は、小屋を作って甕を置き、その小屋に火をつけて焼いた。その火の勢いでヒジャマを天へ帰したのである。
類似事例

ヒジャマ
1976年 鹿児島県
ヒジャマは甕壷に宿を取るので蓋を開けておいてはいけない。宿をとってしまって村が危険な場合は小屋を作って焼くと、その火の勢いで甕壷に入っているヒジャマを天にかえすことができる。
類似事例

ヒジャマ
1976年 鹿児島県
ヒジャマの落ちるところでは火事が起きる。からっぽの味噌甕は蓋を開けてその口を上にして放置せず、必ずひっくり返しておく。
類似事例

ヒノタマ,ヒジャマ,ヒジャマグヤ
1976年 鹿児島県
はじめは小さな火の玉から、次第に大きくなって急に消滅する。ヒジャマが落ちたところには何も無いが、その隣の家や村に不幸があるといわれる。味噌甕などの蓋を開けておいてはいけない。水瓶を探して入っていく。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
ヒジャマを見た時は、手を叩き叫んで騒ぎ、村の中に落ちないようにした。村に落ちず海に落ちたことが二度あった。ヒジャマが入るので、空っぽの水甕を家の後ろに置いていてはいけない。
類似事例

ヒジャマ,トートガナシ,ヒニャハムガナシ
1976年 鹿児島県
昔、ヒジャマが家の後に放置してあった味噌甕に隠れて火事を起こそうとしたが、家主が「トート・ガナシ」の呪文を唱えて無事を願っていたのでその家に厄災をもたらさずに味噌甕から抜け出して消滅した。
類似事例

ハンドコロガシ
1986年 大分県
人家に近い寂しい坂道を登っていると,上から次々ハンド(水甕)を転がして落す音がする。しかし怪我をした人はいない。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
ヒジャマは直径20センチメートルぐらいあり、赤い火であるとも青い火であるともいう。ヒジャマを見た時は「ヒジャマ、ヒジャマ」と叫んで指を差し、恥をかかせると粉々に砕けてしまうという。ヒジャマが入るので、人目のつかないところに空っぽの壷を放置していてはいけない。
類似事例

セコ
1985年 熊本県
冬は山にいて夏は川には入る。
類似事例

ヒダマ,ヒジャマ
1977年 鹿児島県
天の神様がヒジャマ(火玉)に下界へ降りて家を焼いてくるように言った。ヒジャマは指定された家に来て甕壷に隠れて焼く機会をうかがっていたが、朝も晩も火に用心しているので焼けなかった。たまりかねたヒジャマは甕壷から出て、村人たちに頼んで小屋を焼いてもらい、その煙によって天に帰ることができた。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
軒下の口の空いている徳利を置いておくと、天からヒジャマが火をつけに来る。親が火をつけろと言ったときには、必ず「はい」と返事をしないと、ヒジャマが代わりに火事を起こす。ある時、ヒジャマが家に火をつけようとしたが、そこの母親が用心深くてできなかったので、ヒジャマは鳥のように翼を広げて飛んでいった。
類似事例

ヒジャマ
1976年 鹿児島県
ヒジャマが家を焼こうと甕の中に隠れていたが、母親が用心深かったので、諦めで甕から抜け出して飛び去った。鳥の形をしていて、翼を広げて飛んでいったという。
類似事例

(ゾクシン)
1978年 新潟県
女性は月経の時に味噌をさわれない。味噌が悪くなるからだという。人が死んだときに死者にさわった人は、味噌を出してはいけないという。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
日柄の悪い日に家普請をしていたら、神様が怒って、ヒジャマにその家を焼いてくるように言った。ヒジャマは火事を起こそうとしたが、水甕に水が張ってあり、焼くことができなかった。そこでヒジャマは家の主人に理由を話し、浜に草や柴で作った仮の小屋であるオーヤドリッグヮを作って焼いてもらい、その煙を伝って天に帰った。
類似事例

イヌガミ
1986年 大分県
犬神は熱に弱い。ある人が犬神持ちの家に行き,家人の留守中にハンド(水甕)に熱湯を注いで犬神を皆殺しにした。
類似事例

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