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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミサマノトリ
1987年 富山県
真っ白の雌と雄の鶏が歩いているのを見たので、捕まえようとするともう姿が見えなくなった。おそらく神様の鳥だったのだろう。

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ニワトリ
1980年
鶏(庭鳥)は神代の故事にも登場する鳥で、神事にも使われる神聖なものである。神社に放たれた鶏は、雌もやがて雄となる。
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ヘビ
1931年 長野県
蛇の雄と雌が一緒になっているのを見たとき、雌だけをフラスコのようなものに入れておくと、その晩雄がダイアモンド拾って来て、フラスコを切って雌を中から出して行くそうである。
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カラジン
1958年 香川県
カラジンは山で働く人を守る。雄は犬に姿を変えて駆け出していく。雌は雄の後を弁当を持って走るので、いつも丸い団子をくわえて用意している。
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(メンドリナキ)
1986年 埼玉県
雌鶏が鳴くと死人が出る前触れ。
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ニワトリ
1974年 福井県
福井は松本の旅籠屋・藤屋で、ある夜に飼っていた鶏の雄を殺して料理をしたところ、雌が竈の前に飛んできた。人がその雌鶏を別のところに置いたが、程なく飛び降りて慌ただしく鳴いたという。これはただ事ではなく、雄鶏を慕っていたからと人々は恐れて食わなかったという。
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オシドリ
1976年 栃木県
殺生を好んで鷹を使うものがいた。ある時鷹狩りの帰りに鴛の雄を捕まえ餌袋に入れて帰った。その夜、夢にうつくしい女房が現れ、夫を殺したと嘆いた。そのようなことはしていないと否定したが、女房は和歌を詠んでふっと立ち上がった。それを見ると鴛の雌であった。驚いて哀れに思っていると朝になり、昨日の雄と嘴を食い合って死んでいる雌がいた。これを見て発心し出家した。
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オシドリ,ユメ
2002年 栃木県
下野の国の阿曽沼に鷹を使う者がいた。ある時鷹狩りをして、鴛の雄を取って帰った。その夜の夢に品の良い女が現れて、怨み深い様子で泣いて、「なぜ私の夫を殺したのか」という。「そんなことはしていない」というと、「確かに今日召し取った」といい、歌を詠じて飛び立つのを見ると鴛の雌であった。驚いて朝見れば、昨日の雄と嘴をあわせて雌が死んでいた。男はそれを見て発心して出家した。
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ニワトリ,(ゾクシン)
1933年 千葉県
雌鶏が、雄鶏のように時を作ると不吉だという。
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イチマブイ
1992年 沖縄県
死ぬ前にどこかに歩いていくのを後から見た。その人は2、3日後に死んだ。魂が歩いていくのを見たのである。これがイチマブイである。
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ライノトリ
1975年 石川県
白山にらいの鳥という鳥がいる。見る人は稀であり、見ることができると奇瑞であるとされる。この鳥はよく火災を避けるという。
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カミノミスガタ
1976年
神の御姿を画くのは、恐るべく慎むべきことである。人の目には見えないから隠身(かくりみ)と言うのを、略して神というのだ。稀に人に諭すことがあって御姿を現す時、我々には老翁童女や大蛇猛獣の姿に見えるが、真の御姿を見ることはできない。神が見えなければ存在しないと思うのは愚かなことだ。
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トイレ
1998年 静岡
鳥を見ると親が早死にするので、鳥がいるときは親指を隠す。
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ザシキワラシ
2001年 青森県
ザシキワラシの影が障子に映るのを見たことがあるという。それは、三、四歳くらいの姿をしており、短い着物を着ていた。動くのがとても速く、影ばかりでなく実際の姿を見てやろうと思って突然障子を開けたりもしてみたが、いつもひらりと見えなくなってしまった。ザシキワラシは、家の主人になる者には常に見えるのだという。
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ヨウカイ
1931年 沖縄県
妖怪は鶏の鳴き声を恐れるのだという。
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タヌキ
1971年 高知県
山に向かって歩く狸を始めて見た。後ろから呼びかける者がいたが、誰かと聞いても返事をしない。一人で歩いていると、マントを着て前を歩く大きな人がいた。いくら歩いても追いつかなかったが、急に姿が見えなくなった。すべて狸の仕業だろう。
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ノツゴ
1959年 愛媛県
おしかという女がソラの山で、手の中に入るほどの大きさで真っ白なものを見つけた。連れて戻ったら「それはノツゴだ」と叱られた。足が4つあり、歩くことは歩くが、転ぶのとあまり変わらないという。
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(ゾクシン),トリ
1998年 静岡県
鳥を見ると親が早く死ぬため、鳥がいるときは親指を隠す。
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オシドリ
1976年
昔、猟師が弓で鴛鴦を射ると、雄の首が切れてしまった。翌年またその水辺を通った時、雌の鴛鴦を射ると、翼の中に去年射った雄の首を抱いていたという。
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ユウレイ
1988年 長野県
幽霊とは、姿は見えず、音だけがするものである。
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(ゾクシン)
1972年 沖縄県
動物によるムヌシラシ(物知らせ)。ミードゥイ(雌鶏)が鳴くと死人が出る。
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ユウレイ
1989年 長野県
恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。髪を長くして真っ白な着物で、足のない姿で、恨めしい人の枕元に出るという。
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