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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シロイケノケモノ
1982年 宮城県
一軒家に黒マントの人が朝早く年始の挨拶に来た。雪の日なのに朝早すぎておかしいと思ったが餅をご馳走したが、その人はマントを脱ごうとしない。その家の子どもがマントの下から尻尾が出ているのをみつけ、父はマサカリでその人を切り殺した。一日経ってやっと黒マントの男は、白い毛の獣の正体を出した。

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オオキナナガイクロマントヲキタオトコ
1986年 京都府
昭和10年代、高野川の堤防で姉とその友人の3人で遊んでいると、大きな長い黒いマントを着た男が藪から出てきて3人をマントで包んで連れていこうとした。
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コエ
1990年 神奈川県
藤沢市の小学校では、女子職員トイレの右から5番目に入ると「赤いマントをかぶせましょうか」とたずねる声が3回聞こえてくるという。「おことわりします」と答えると、天井に12本の剣が背中にささった人が浮き出てきて、マントの形に赤い血が流れ落ちてくるという。この話を先生は知らないが、生徒は誰もが知っていて、こわくて誰も近づかないという。
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タヌキ
1971年 高知県
山に向かって歩く狸を始めて見た。後ろから呼びかける者がいたが、誰かと聞いても返事をしない。一人で歩いていると、マントを着て前を歩く大きな人がいた。いくら歩いても追いつかなかったが、急に姿が見えなくなった。すべて狸の仕業だろう。
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キツネ
1943年 山形県
10年ばかり前、木挽りあがりの爺さまが、正月前に魚を買いに行ったまま行方不明になった。山狩りすると、道から10間ほど入ったブナの大木の根元に黒羅紗のマントをきたまま凍死しているのを発見された。権現森の狐に誑かされたのだろうと噂された。
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キツネ
1980年 岐阜県
晩秋の頃、ある男が夜遊びの帰りに藁靴を履いてマントを着た男女2人連れに出会い、おもしろがって後をついていった。川下の集落のない方へ行き、さらに山の方へ行って山の奥でぱっと灯りが消えたという。
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ウマ(ゾクシン)
1990年 秋田県
朝早く馬が鳴くと、3日以内に人が死ぬ。
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ヤマンバ
1991年 京都府
1月15日をヤマンバ正月と呼び、この日朝早くヤマンバが谷川に餅を流すと伝えられている。「明日の朝早く起きなさい。餅を拾っておくから」と言われて子供たちは楽しみにする。
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ソウシキ
1980年 和歌山県
葬式の行列が早いと、次の死人が早く出る。
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カッパサマ,カッパ,(ゾクシン)
1961年 茨城県
12月1日、朝早くカビッタリ餅を3つ川へ投げる。上げないと河童に引き込まれる。
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ネコ
1989年 宮城県
酒屋で酒を飲んでいたら、二重マントを着て高帽をかぶったお客さんが着て、向かいの島へ船で渡してくれと頼まれた。浜まで漕いで渡したら、お礼に3円くれた。そのお金で飲み直そうとしたら、お金はモチノキの葉っぱに変わっていた。浜に上がった時の跳ね方から、猫だとわかった。
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クロニュウドウ
1937年 福井県
木の根に毛が生えていたので、驚いて見てみると、黒入道が歯を出してげらげら笑っていた。家に帰ってこの話を妻にすると、こんな顔だったかといって見せた妻の顔も黒入道だった。
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カミ
2001年 香川県
野田小屋では祀りもんを早くしたら早く神が来るという。
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ヤマンバ
1991年 島根県
正月の4日の朝は山ん婆が通るので早く起きる。山ん婆は、早く火を焚く家にはかじめの杓子というものをくれ、それをもらうと福になるという。
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(ネコノシタイヲクウケモノ),シイ
1974年 京都府
安永年間に山城国八幡のあたりに猫の死体を食う獣がいた。大きくはないが、人を恐れずに食べ終わったら淀の方へ去った。犬たちが襲いかかっても、この獣の一咬みで死んでしまう。人は黒〓という獣かと言いあった。
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オトコノヒトノカタチニミエタハシラ
1995年 福島県
夜中に目を覚ますと柱が白く見え、男の人の形をしていた。朝早く目を覚ましてみると、男の顔の部分だけカーテンがめくられていた。後であれは幽霊ではないかと思った。
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テング
1969年 愛媛県
石槌山に一番の登頂をしようと朝早く登って行くと、上から男の子を肩にした若い美男子が白装束姿で降りて来た。挨拶をしてすぐ下を見ると男の姿はもうなかった。山の神は人間の一番のりを許さず、家来の天狗に邪魔させるのだという。
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(ゾクシン),ハヤジニ
1998年 静岡県
夜に爪を切ると、親が早くに死ぬ。
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クダギツネ
1965年 宮崎県
山にはクダ狐がいて人を化かした。ある商人が魚を持って山で日が暮れ、一軒家に泊めてもらった。翌朝帰ろうとすると魚も一軒家もなくなっていた。
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ヒトミゴク,ダイジャ
2003年 福島県
磐城地方では、12月1日はカワペリノツイタチである。この日は川辺に餅を供えたり、川中に投げ込んだりする。この由来には、この日朝早く白羽の立った家では沼の大蛇に娘を捧げなければならない。そこで、毎年娘の代わりに餅を沼に入れることにあるという。
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イヌ,シリョウ,タタリ
1914年 千葉県
ある家で黒犬を殺したところ、縁側で遊んでいたその家の子供のそばに黒い蝶が飛んで来た。子供は驚いて縁側から落ちて怪我をした。また、別の日に同じ家の婆が同じところから落ちて怪我をした。それから黒犬の死霊を祭り、流行神になった。
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ショウガツノカミ,トシトリノカミサマ
1985年 福島県
2月8日は去年の12月8日に来た正月の神(年取りの神様)が帰っていく日である。昔はこの日には神が頭をとかすから朝早く外には出てはいけない、外に出ると身体が悪くなるといった。
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