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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タヌキ
1981年 和歌山県
狸は年を取ると白くなる。さぶかせ峠の古狸は、全身真っ白だった。

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タヌキ
1930年 長崎県
晩に、ある人は狸にうんぽんぽんと喚ばれた。うんぽんとは馬鹿の意である。その人は狸の仕業だと知ったので、そう言う狸もうんぽんぽんと返した。翌日行ってみると古狸が死んでいた。
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キツネ
1974年 山梨県
夜峠を通ったら魚を取られた。キツネの仕業。
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カイナンボウシ
1956年 東京都
1月24日はカイナンボウシの日で、晩にカイナンボウシが「皿かせ、コゲかせ、皿なきゃ人間の子をかせ」と言って回るので、皆家にとじこもり、油揚げを戸外に置いた。
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キツネ
1983年 岩手県
イタコなどがエジナやキツネを飼って、人に憑かせることがある。キツネを飼っていそうな人がいても、口に出して言ってはいけない。憑けられる。人にキツネを憑かせると、飼っているキツネが1匹増えるという。
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タヌキ
1939年 香川県
背負ってくれ、手を引いてくれと言う狸がいる。砂をかける狸もいる。狸を打とうとすると自分の膝を打つという。また、火を取る狸がいる。
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タヌキ
1993年 香川県
憑いた狸を退けるときには一度自分の体に憑かせる。村の奥さんに憑いた紫雲出山の狸を退けたとき、狸が自分に憑いて高く跳んだり酒を飲んだり魚を生のまま食べたりした。
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カミサマノトリ
1987年 富山県
真っ白の雌と雄の鶏が歩いているのを見たので、捕まえようとするともう姿が見えなくなった。おそらく神様の鳥だったのだろう。
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バケネコ
1931年 沖縄県
猫は年を取ると化ける力を得るという。しかし、狐や狸の話は聞かない。
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トシガミサマ
1943年 山梨県
あらぶく(親の忌みにある者)は、歳神様の下を通る事ができない。
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シロカラス
1974年 新潟県
天保3年春に、越後魚沼郡塩沢に住む鍵屋治左衛門の園の樹に鳥が巣を作り、雛が3羽生まれた。その中に真っ白な烏の雛を見つけた。はじめは嘴と足が薄紅だったが、成長していく内にそこも真っ白となったという。
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キツネツキ
1969年 埼玉県
夜に、油あげと魚を持ってどぶのへりから「いい湯だ、いい湯だ」と聞こえたので、その声につられてどぶに入り、自分もいい始めた。気がついた時には油あげも魚もなくなった。きつね憑き。
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タヌキ,ヒ
1935年 奈良県
狸が化けて火になる。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
クダギツネが人に憑くと、こぶのようなものが腹の中にできるといわれている。
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イケタガミサンカラノモライミズ
1989年 山梨県
タカギゲンザエモンが住んでいた家を借りていた家族は甲府へ出て行ってしまった。そのうちの池太神さんからのもらい水が、真っ白になってしまった。別れを惜しんで白い色に変わったのだ。
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タヌキ
1975年 高知県
船にのろうとした娘はまだ船が十分近づいていない所から飛び乗ってきた。これは狸だと分かった船頭は、娘の脳天を打ちつけた。夜が明けてくると、娘の正体は額の真っ白な大きな狸であった。
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ワタボトケ
1927年 愛知県
峠にワタ仏というたくさんの石仏が祀ってあり、あらかじめ麓の村で十分に食物を取らないと、峠に差し掛かったとき、空腹で動けなくなると言う。
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シロイシサマ
1991年 愛知県
真っ白なきれいな石で、石を動かすと「もとの山へ帰りたい」と泣く。その石を盗もうとした者は体が痛くなった。
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タクントウゲノタヌキ,アカンボウノナキゴエ
1986年 愛媛県
タクン峠の狸は夕暮れになると赤ん坊の泣き声を立てるという。
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キツネ
1995年 愛知県
ご馳走を持って峠を歩いていたら、狐が飛び越えて中身を取った。
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ユウレイ
1989年 長野県
恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。髪を長くして真っ白な着物で、足のない姿で、恨めしい人の枕元に出るという。
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ホウソウジンサマ
1943年 山梨県
ほうそう(疱瘡)になったら、梯子を屋根に立てかけておく。20日もすればかせてくる。ほうそう神様は梯子を上ってお帰りになる。
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