ハカバ 1980年 和歌山県 墓場で転ぶと死ぬ。
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オクリオオカミ 1992年 奈良県 送り狼というものがいた。転ぶと噛み付かれるが、転ばなければ別に噛み付かれることはない。
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ボチデコロブ,(ゾクシン) 1915年 栃木県 墓地で転ぶと3年のうちに死ぬといわれている。
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キツネ 1978年 山梨県 山に薪取りに行った男が、馬頭観音の前で転んだ拍子に狐が憑いておかしくなった。着物の裾を狐の尻尾にしたり、囲炉裏の炭で顔に落書きしたり、何も食べずに夜な夜な座敷を飛び回ったりした。拝んでもらうと狐は離れた。女狐で、自分の子どもが心配になったから出て行ったのだという。
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ヤマイヌ 1943年 長野県 夜道で転ぶと山犬に食われる。
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ボチ,コロブ,シ,(ゾクシン) 1915年 栃木県 墓地で転ぶと3年以内に死ぬといわれている。
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ハカバ,シ,(ゾクシン) 1916年 和歌山県 墓場で転ぶと3年の間に死ぬという。
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ソウシキ 1980年 和歌山県 葬式の途中で転ぶと、その人は三年以内に死ぬ。
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イワ 1941年 朝鮮 昔、黄海道安岳郡の山里を小僧が通りかかると、落ち込んだ人が横たわっていた。訳を聞くと、ここにある大岩を十年岩と言って、この傍で転ぶと十年しか生きられず、その人は足を滑らせて転んだという。小僧はあと9回転べば100年生きられると助言すると、その人は元気になって山を下った。それからその岩を百年岩というようになった。
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オクリオオカミ 1989年 山梨県 ひいお爺さんが送り狼につかれたという。何かつけてくると思うと後ろを振り返ってはならない。転ぶと石を投げつけられるので転ばないようにする。家へ帰ってきて「ご苦労さんでした」と塩をなめさせると立ち去るという。
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ヤマイヌ,バケモノ 1975年 徳島県 山犬はお伊勢さんのお使いだという。おそろしげな声で鳴くが、人は食わず人を見守る。やぶ道を通っていて転んだ時大きな音がして「ヤットルワ」と化け物が言ったが、山犬が押さえてくれたおかげで助かった。
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キツネ 1982年 宮城県 ある人が酒を飲んで魚を買っての帰り、狐に足を掛けられて転び、魚を取られた。
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ツキミソウ 1980年 和歌山県 月見草を持って転ぶと、三日のうちに死ぬ。
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オクリイヌ,オクリオオカミ 1956年 狼には、群をなして人間に危害を加えるものと、それを防衛する送り犬との二種類ある。一説に、転ぶと送り犬は咬みつこうとして踉いてくるといわれ、転ばず家まで帰ったとき、送ってもらったお礼にわらじ片足と握り飯一つを投げ与えると、握り飯を食い、わらじはくわえて帰るという。転んだ時は「まず一服」と休むような掛け声をすればおそわれないといわれた。
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キツネ 1976年 山口県 きつねは通行人に砂をかけたり、転ばせたりする。
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イヌガミ 1951年 徳島県 草取り中肩が痛くなり注射をしてもらったが治らない。加茂山へ行って女性に拝んでもらうと女性に犬神が降り、「肩に憑いている。注射なぞ役に立たない」などと語った。あれこれ話した末、犬神は退散すると言っていなくなった。
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ヤマイヌオオカミ 1983年 静岡県 山伏狼は地に伏している物すべてが餌として神より与えられていると言われる。転んだとき、「ワラジが解けた」といわないと食われてしまうという。山住神社に祀られる犬天伯は、武士が石に足を取られて転んだときに切られた犬である。
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ノガマ 1965年 高知県 野鎌というのは、道で転んで、下に刃物も石もないのに大怪我をする、そういう現象である。
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ハカバ,シノヨチョウ 1946年 愛知県 「墓で転ぶと死ぬ」「三回転ぶと死ぬ」等言われている。「たもとを片方おいてくると死なない」「履物を片方おいてくると良い」等とも言われている。
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シニン 1972年 三重県 墓で転んだら、片袖か片草履を置いてこなければならない。そうでないと死人が迎えにくる。
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キツネ,ヤコ 1972年 長崎県 狐が憑くことをヤコが憑くという。憑依された人は狐のような行動を取ったり、色んな事を口走ったり、病気になったりする。狐の足跡が肩に付いていることもある。狐は物知りや坊さんに落としてもらうという。
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