国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

マモッチ
1975年 福島県
夜暗いところに行くとマモッチが出るぞ、と子供を威す。マモッチとは満州・蒙古のこと。

類似事例(機械学習検索)

モッコ
1993年 岩手県 
子供がいうことを聞かないと「蒙古が来る」と威した。
類似事例

モウ
1979年 岐阜県
悪いことをするとモウが来るぞと子どもを威した。モウとは化け物で、蒙古のこと。
類似事例

イヨウナヒカリ,モウコノコエ
1956年 東京都
蒙古が攻めてきて神風で全滅した。三宅島に蒙古の大将が流れ着き、死んだ。道下に葬ったが、毎夜王掘山で異様な光が見えたので、そっちに葬った。光は消えたが、ナライの風が吹くと今でも蒙古の声がする。
類似事例

ジゾウ
1975年 福島県
夜外にいると地蔵にさらわれるぞ、と子供を威す。
類似事例

モッコ
1993年 岩手県 
戸の穴から家の中に風が吹き込んできて音を立てたときなど、子供に「蒙古が来た」などと言っておどかした。
類似事例

モーモー
1983年 富山県
子どものころにはよく、「モーモーがくるよ」と言われた。昔蒙古と喧嘩して蒙古がモーモーになったのだと言う。
類似事例

モウコ
1997年 青森県
童唄(子守唄のうちの眠らせ唄)。泣くと山から蒙古が来るから寝ろ、と威す。
類似事例

(シモカモノシンメ)
1983年 京都府
弘安4年の蒙古襲来の際に、下賀茂社の神馬が行方不明となったが、蒙古が滅びた日に厩に帰ってきた。その身体の所々に傷や血が付いていたという。
類似事例

カワウソ
1979年 岐阜県
川に遊びに行くと川うそに尻を抜かれると威された。
類似事例

(ムクリコクリオニ)
1979年
子供が泣いているのをやめさせるのに、「むくりこくり鬼が来る」という。むくりこくりとは蒙古と高句麗のことである。
類似事例

キツネ
2001年 青森県
雨が降った暗い夜に道を歩いていたところ、汽車の音がした。
類似事例

カクレカンコサマ
1975年 福島県
夕方隠れんぼをしていると、カクレカンコ様に連れて行かれるといって子どもを威す。
類似事例

シビト
1982年 満州
終戦後の満州にて、話者はよく死者に声をかけられたが、親しかったものであれば、それほどいやな気持ちにならなかった。
類似事例

カワランベ
1981年 長野県 
夕方遅くまで川で遊んでいると「カワランベに引かれるぞ」などと威された。
類似事例

カゼノカミ,フクロ
1988年 奈良県
元寇のとき、竜田神社の裏から大きな袋が舞い上がり、玄界灘に飛んで行って嵐を呼んで、蒙古の船団を沈めた。袋は竜田明神で、風の神であったという。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
祟りがあるとき、幽霊になって出てくるという。また、夜に子供を外出させないために幽霊が出ると言った。白い着物で足のない姿で出て、女性が多いという。墓・暗い道・竹やぶや寺に出るという。
類似事例

カミサマ,ハチマンサマ
2001年 青森県
網を積んだまま止めていたある漁夫の船が、5分ほどの内になくなってしまった。神様に伺ってみたところ、船は八幡様が満州へ渡る為に借りていったということであった。
類似事例

ユウレイ
1990年 長野県
恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。恐ろしい形相で、暗いところに出るという。
類似事例

カッパ
1987年 長野県
えご淵にはかっぱがいる。暗くなると出てきて人を騙すという。
類似事例

チャダマコロガシ
1989年 群馬県
話者宅から山に入ったところにある湧き水には茶玉ころがしが出て、「小豆洗うべか人とって食うべか」と唄う、と子どもを威した。
類似事例

ウシ
1963年 千葉県
手賀沼の主は牛だという。昔、阿比古の里に若い僧侶が来て、人々の尊崇を集めたが、誰も食事姿を見たことがない。ある時、「我が孫や子よ、健やかなれ」という文字を残し、白い牡牛と共に姿を消した。それから「阿比古」を「我孫子」と書くようになった。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内