ムジナ 1956年 福島県 旧暦10月10日はむじなのご祝儀とも狐のご祝儀ともいい、人のご祝儀はしない。むじなは膳貸せ、椀貸せと行って来て鳴く。
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イソウ 1976年 10歳ぐらいの女の子がいるが、手足が縄をなったようである。足を首にまわしたり、手をまわしたりしたら、届かない場所はない。
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キツネ 1990年 福島県 夜、魚を持って山道を家に帰るとき、変な方へ行ってしまった。気がつくと魚と思って持っていたのは木の葉になっていた。狐に騙された。
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キツネ 1987年 山形県 地境集落で、祝儀帰りで酒を飲んだ人が奥さんに化けた狐に化かされ、魚を取られた。
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キツネ 1983年 東京都 馬方が魚を持ってオンジーと2人で歩いていると、ちょうちんが上下しながら向こうへ行く。狐だと気がつかないと、狐に魚をとられてしまう。
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キツネ 1983年 東京都 魚売りが残った魚をかついで山を歩いていると、狐に化かされて道がわからなくなり、一晩中山を歩いていた。最後には魚を全部とられてしまった。
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オオカミ 1965年 和歌山県 魚を持って夜歩いていると、オオカミがついてくるという。
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ムジナ 1974年 山梨県 ムジナが魚を食べたくて、魚を持っていた人を化かして殺して魚を食った。
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キツネ 1972年 千葉県 戦争中のこと。歩いても歩いても家に帰り着かなかった。狐に化かされたのだろう。
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キツネ 1998年 福島県 夜、山を歩いていたら何度も同じ場所に出てしまう。3回くらいして、狐が馬鹿にしているのだと思い、腰をかけて考えた。そうしたらどこにいるのかがわかった。
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キツネ 1931年 長野県 帰り道がわからなくなり、迷い歩いた。夜が明けて家に帰ったら大変な騒ぎになっていた。赤木山の狐に化かされたのである。
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キツネ 1972年 千葉県 昔、夜遅く魚や豆腐を持って歩く人は、狐に化かされた。化かされると、誰かに声を掛けてもらうまでは歩き続けてしまっていた。
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スモウヲトルオトコ 1987年 富山県 酔った人が帰り道に男と相撲を取った。一晩中していたが、決着がつかないので朝になって見てみると、相手は木の切り株であった。
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キツネ 1971年 福島県 きつねに騙された話であるが、ある人が山へ行って、お婆さんに化けた狐に山中ひっぱりまわされたことがある。
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キツネ 1973年 岩手県 商人に化けた狐が、魚を持って帰る途中の人を騙して魚を取った。
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キツネ 1973年 岩手県 魚を担いでいた人が、女に化けた狐に魚をとられた。
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キツネ 1986年 石川県 帰り道、油揚げがなくなった。
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タヌキ 1992年 奈良県 ある人が夜に網を持って魚を捕りに行った。そうしたら帰りに狸が若い男に化けて現れて格闘した。気がついたら魚はみんな取られてしまい、着ていた半纏もぼろぼろになった。そんなことが2回ほどあったという。
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キツネ 1977年 福島県 ご祝儀に呼ばれたと言って、籠に石や木の葉を入れて帰ってきた人がいた。きつねの仕業。
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(ゾクシン) 1958年 香川県 子どもが唐箕をまわすと鬼がでる。
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キツネ,キツネビ 1997年 京都府 母が狐に騙されたのは、油揚げなどを持って歩いている時であった。前に提灯を持って歩く人影があったのでついていくと、数個の光が見えたと思うと、人影が消えた。
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