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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1972年 千葉県
ある人が年貢米を納めての帰り、空馬車を引いて行ったり来たりしていた。話しかけると、俺は何処に行ったらいいのかと聞いてきた。狐の仕業。

類似事例(機械学習検索)

キツネ
1979年 岐阜県
夜道を行くと後ろから「俺も行くから一緒に行かんか」と話しかけられた。振り向いたが、誰もいなかった。狐の仕業。
類似事例

キツネ
1985年 三重県
ハデな着物を着たきれいな女の人が、山の坂のところから出てきたので話しかけると、どこかに行ってしまう。しばらくすると鉄砲を持った人が、狐は来なかったかと山から下りてくる。もう少しで連れて行かれるところであった。
類似事例

キツネ
1980年 秋田県
ある男が山に行って帰ったこなかったので探したら、「いい姉様に連れられて歩いているうちに迷ってしまった」と言った。狐の仕業。
類似事例

ネコ
1974年 栃木県
車で猫を捨てに行ったら、車が谷に落ちたことがあるという。
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キツネ
1979年 岐阜県
竹薮を行くと「こっち行かんか」と話しかけられた。そちらに向かったら、竹薮中を歩き回らされた。狐の仕業。
類似事例

キツネ
1979年 岐阜県
ある人が山から帰らず、迎えに行くと座っていた。連れがいたから山にいたのだと答えた。狐の仕業。
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キツネ
1982年 東京都
狐はチョウチンをつけてきて、人に車の音を聞かせる。近くまでくると、チョウチンも車の音も消えてしまう。
類似事例

アノヨノイリグチ
1996年 神奈川県
夢か何かか、きれいな所で、こっちへ来いと呼ばれたが行かなかった。そういう所へは行かない方がいいという話を聞いたことがある。
類似事例

キツネ
1957年 和歌山県
狐に化かされ連れて行かれたまま帰ってこない人がいる。
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キツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
キツネが人に憑いたことがある。憑かれた人は、蔵一杯に年貢米が入っているが、これをすべて食べてしまったらどうすればいいかというようなことを喋った。祈祷をしてもらって赤飯を炊いたところ、キツネが飛び出してきて戸間口で倒れた。それ以後本人は良くなったという。
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キツネ
1938年 長野県
ある人が酒に酔って車を引いていると湯前に出たので、何気なく手拭を持って入った。朝になっても帰ってこないので家の人が迎えに行くと、その人は大きな「溜め」を出たり入ったりしていた。
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アオイテ
1999年 栃木県
山道を走っていた車がガソリンスタンドで休憩を取った。乗っているうちの2人が買出しに出かけて車に戻ると、車に残っている人が青い手に足を掴まれて動けなくなっていたので、2人は逃げ出した。再び車に戻ると人はいなくなっていた。
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キツネ
1980年 秋田県
ある人がクキに行って帰ってきたら自分の家に入れず、畑の周りを回らされていた。狐の仕業。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
ある人が妻の実家に苗を取りに行った帰り、水の中で泳いでいた。狐の仕業。
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キツネ
1980年 秋田県
話者が12歳のとき、4人一緒に歩いていたら、突然一人いなくなって、帰ってこなかった。狐の仕業。
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タヌキ
1981年 和歌山県
話者の家の裏山ではよく狸が化かす。夜、自動車で来た人が、後ろから自動車が来るので先に行かせようとして横道に入って待ったが、車は来なかった。狸の仕業。
類似事例

キツネ
1976年 山口県
夫の声がするので帰ってきたのかと外に出ても誰もいない。きつねの仕業。
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オオオトコ,ヤマノヌシ
1976年 新潟県
槍が上手な狩の名人が、御神楽岳のおりんという場所に出かけたところ、夕方になって迷ってしまった。煙草を一服していたら、6尺(180㎝)もある化物が出てきた。「何処から来た」と聞かれたので、狩に来て迷ったと言ったら、「ここは人間の来るところではない。すぐ帰れ。俺に会ったことをしゃべったら、命は貰う」と言われた。狩の名人はそこを立ち去って家に帰り、このことは長らく黙っていたが、臨終の床で周りの人に始めて明かした。この大男は山の主だったのだろう。
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キツネ
1977年 秋田県
雨の晩、お婆さんが山に行って帰らなくなり、皆で探したが見つからなかった。翌朝帰って来たが、少しも濡れていなかった。キツネの仕業。
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キツネ
1995年 愛知県
道に迷ってぐるぐる歩いてしまうのを狐の仕業にする。
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カワウソ
1938年 石川県
車を引いて歩いていたところ、大変重かったので調べてみると、いつの間にかそこは田の中であった。
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