ハト（ゾクシン）
1990年 栃木県
鳩が夜鳴くと人が死ぬと言われている。
  類似事例 |
|
（ハトナキ）
1986年 埼玉県
夜に鳩が鳴くと女が死ぬ。
類似事例 |
|
ムエンサマ
1940年 埼玉県
子どもや結婚せず死んだ者は無縁様になる。無縁様は食べ物にガツガツしている。
類似事例 |
|
（ゾクシン）
1986年 埼玉県
犬の遠吠えは火事の前兆。鳩が夜鳴くと女の人が死ぬ。
類似事例 |
|
ムエンサマ
1964年 福島県
無縁さま（無縁仏）をそまつにするとたたりがあるという。かぜさえ無縁のたたりといわれた。
類似事例 |
|
キツネ，（ゾクシン）
1939年 和歌山県
狐が鳴いて出ると人が死に、鳴いて入ると子供が生まれる。
類似事例 |
|
ハト
1973年 東京都
御先手頭である山本源八郎の家紋は鳥居に鳩であるが、吉事がある前には鳩が集まるという。元は新御番という役目だったが、鳩が家に入ってくる度に出世していったという。
類似事例 |
|
カゼウテ
1975年 高知県
山仕事に出た者が不意死をした者の霊が無縁の魂となってさまよううちに人に取り憑いてわざをするのが風うてである。憑かれた人は急に熱病にうなされるが、生の大豆を噛んでくさみが無ければ風うてであり、くさみがあれば別の熱病であるという。
類似事例 |
|
ムエンサマ
1960年 宮城県
無縁さまは死んだ人に憑く。オカミンサンに拝んで貰うと、どんなに供え物をしていても「足りない、足りない」というホトケがいる。それは無縁さんに取られているのであるから、無縁さんの分を別に1つ上げるとよい。上げないとゴセヤイテ１つ取り返すところを、4つも5つも取ってしまう。
類似事例 |
|
カラス
1970年 三重県
烏が鳴くと死人が出るといわれ、また鳩の一種である鳥が「オアー」と鳴くと死人が出るといわれる。
類似事例 |
|
ムエンサマ
1943年 茨城県
大島の無縁様は女性からの信仰が篤い。無縁様は女の親子の行き倒れを祀ったとも言われ、夢に山伏が現れ祀ってくれと頼んだという。
類似事例 |
|
カラス，シノヨチョウ
1946年 愛知県
からすが鳴くと人が死ぬ。
類似事例 |
|
（ゾクシン），カラス
1933年 栃木県
烏があんまり鳴くと人が死ぬという。
類似事例 |
|
ハト
1959年 富山県
鳩を追うと出世できないという。
類似事例 |
|
カラスナキ
1990年 静岡県
カラスが鳴くと人が死ぬという。
類似事例 |
|
カラス（ゾクシン）
1990年 栃木県
カラスが４声、２声と鳴くと人が死ぬ。月夜に鳴くと女が、闇夜に鳴くと男が、忙しく鳴くと若い人が、それぞれ死ぬ。
類似事例 |
|
トリ，ガラッパ
1982年 鹿児島県
ガラッパは鳩より少し小さい鳥である。
類似事例 |
|
ニワトリ（ゾクシン）
1990年 群馬県
鶏が夜鳴くと人が死ぬと言われている。
類似事例 |
|
クビナシウマ
1978年 愛媛県
古老が夜更けに通ると、「コツ、コツ」と音がして近づいてくるものがある。それは首なし馬の一隊で「人くさい、人くさい」と騒ぎ始めた。古老はおののいていたが、大般若祈祷のお札を持っていたので助かった。
類似事例 |
|
トリ，シノヨチョウ
1946年 香川県
烏が鳴くとどこかで人が死んでいる。
類似事例 |
|
カラス
1973年 三重県
烏が里で鳴くと人が死ぬ。
類似事例 |
|
