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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オーサキ
1995年 埼玉県
オーサキはお蚕さんをいいものととりかえたり、主人を罵った人に腹痛や頭痛をおこしたりする。

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キツネ
1990年 秋田県
狐にごちそうと馬の糞をとりかえられた。
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(タタリ)
1985年 愛媛県
神社の前の浜の石を持ち帰ったら頭痛・腹痛に悩まされたので、返したら治った。
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タヌキ,キツネ,ヘビ
1993年 香川県
狸や狐、蛇をつかせて人を呪うことを、「おこす」と言う。人に憑かせて苦しめ、その後退かせる力がないと、おこした方が患う。おこす方は、恨みがあればよく、修行はいらない。
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オーサキ
1953年 埼玉県
奥武蔵で恐れられるオーサキは、イタチに似た動物で、取り憑かれた家は「オーサキ持ち」と呼ばれる。「大尽オーサキ」(くわえ込みオーサキ)が憑けば家は富み、「貧乏オーサキ」(くわえ出しオーサキ)が憑くと貧しくなる。
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ヲサキキツネ
1933年 長野県
大崎様と称する祝神があり、ヲサキ狐を祀ると伝えられている。ヲサキ狐は養蚕のとき蚕を盗んだり善いのと悪いのを交換したりする。
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ウマドシウマレノヒト
1956年 宮城県
午年生まれの人に蚕を扱ってもらうと、蚕の出来がよくなると言う。
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オーサキ
1971年 埼玉県
オーサキにつかれると、夜眠れなくなり、熱病になって上言を言う。恨みから来る「恨みオーサキ」と羨みから来る「うらやみオーサキ」の2種類がある。前者は恐ろしく、食い殺されることもある。一度オーサキにかかると医者や薬では治らないので、オーサキ除けの呪いをする。
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トリツキバアサン,キツネ
1979年 岐阜県
取り憑き婆さんという人が他家の蚕を見たら、その蚕は病気になってしまった。お婆さんは普通の人だが、狐の血統だという。
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オシラカミサマ
1963年 宮城県
オシラ神様は蚕の神様で女だという。昔子供のない人が蚕を飼い、自分の子供のようにかわいがって育てた。この人を祀ったものという。
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キク
1980年
菊の花を枕にして寝ると頭痛は癒えるが、もしもこの枕で頭痛が起きたならば、いかなる薬でも直すことは出来ないという。
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カイコ(ゾクシン)
1990年 愛知県
蚕が吊り繭をすると、人が死ぬ。
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ゴリンサン
1970年 鳥取県
上山家の五輪さんは畑で祀っている。祀るために家に持って来たら、その晩主人がひどい頭痛になったので、元に戻してお祀りをした。五輪さんは触っても祟るという。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
オーサキにたかられるとうわ言を言ったり、異常な行動をする。
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オーサキ
1995年 群馬県
オーサキは夜チッチッチッと鳴いて人間についてくる。しかし姿はみえない。
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クダギツネ
1984年 山梨県
Aさんが小さい頃に、お蚕がひとりでになくなるということがあった。それはクダ狐が食べたという。
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エビスサン
1958年 香川県
淡路島の漁師が新川のエビスサンを盗んだ。すると漁師は腹痛をおこし、島の巫女に祈祷してもらうとエビスサンを盗んだ祟りであるという。エビスサンを返すと腹痛がぴたりと止まった。
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セキトウ
1986年 岐阜県
お墓の石塔が倒れると、激しい頭痛があるという。
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ウマトカイコ
1982年 新潟県
皮を剥いだ馬の死骸からわいた蛆虫が蚕になったため、馬と蚕は仲が良い。
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オーサキギツネ
1972年 埼玉県
オーサキ狐は鼠より少し大きく、色は真白、赤、白、黄などがあり、尾はリスのようで、毛並みは美しい色をしている。野山に住むオーサキ狐は人に憑いたりはしない。家に憑いているオーサキ狐は、その家の主人の言いつけに従って他人に憑いたり、主人の考えを察知して実行したり、自分からも主人のために色々なことをすると言われた。
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オーサキ
1995年 埼玉県
オーサキが粒になってモゴモゴ体内に入ってきたので、それを押さえて揉みだした人がいる。
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オーサキ
1986年 埼玉県
オーサキという正体不明のモノがおり、それが人間の体に入ると、その人は発熱したりうわごとを言ったりする。子供や弱い人につきやすい。これを防ぐには、辛いものやにおいのあるものを食べると良い。
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