国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

コウボウダイシ
1984年 山梨県
弘法大師がみすぼらしい姿で来て、人はそれを弘法大師だとは知らずに新設にした。そのおかげでなんだかうれしいことがきた。

類似事例(機械学習検索)

コウボウダシ,ワキミズ
1948年 兵庫県
この村は昔は水がでなく、もらい水をして生活していた。あるとき、みすぼらしい旅人が水をくれと頼んできたとき、その家の女の人は快く茶碗に水をついで飲ませてあげた。それ以来、ここには水が湧くようになり、不自由しなくなったという。この旅人が弘法大師であったと言われている。
類似事例

サンジョウシミズ,コウボウシミズ
1956年 宮城県
この辺りは昔、水の不自由なところであった。弘法大師がここを通る時、貧しい家の老婆に水を所望したところ、親切に遠くから汲んで来てもてなしたので、大師は喜んで泉を授けて行ったといい、弘法清水と称した。今は涸れて涌かない。他に弘法大師と縁のある泉として弘法清水(仙台市若林区六丁ノ目)、弘法水(名取市秋保野尻)、弘法独鈷水(桃生郡河南町北村高福寺)、弘法井(石巻市田代島大泊松盛院)、毬清水(仙台市太白区鉤取栗木)がある。
類似事例

コウボウイシ
1971年 福島県
塙町田野作に弘法塚あり、そこから弘法石といって、弘法大師が書いた梵字の書かれた小石が出る。
類似事例

コウボウダイシサマ
1983年 山梨県
弘法大師様がつょ(杖)をついたらとたんに水が湧いてきたので、弘法水という。
類似事例

カニコザワノシブミズ,コウボウダイシ
1956年 宮城県
弘法大師に水を飲ませなかったので、大師は渋水にして行ったという。
類似事例

ダイシシンコウ,コウボウダイシ,デンギダイシ,シモツキダイシ,デンギダイシノアトカクシ,スリコギダイシ
1983年 岡山県
大師信仰の要素を供えてはいるものの直ちには弘法大師に結びつかないものとしては、デンギ大師や霜月大師などと呼ばれるものに関するものがある。旧11月23日の夜には必ず雪が降り、それはデンギ大師の跡かくしと言われる。デンギとはスリコギのことで、この夜にはそういう足をした大師がやって来て宿をこうのだが、その醜い足跡を隠す為に雪が降るのだと言われている。
類似事例

コウボウサマ,アシアト,イシ
1971年 福島県
弘法様の足跡のついた石が今もある。
類似事例

ヒナ
1934年 熊本県
昔、2人の息子を持った父親が2人の息子に3年で一人前になって来いと言った。兄は立派な大工になっていた。弟は奉公先でもらったみすぼらしいひーなさん(雛様)のおかげで立派な泥棒になった。
類似事例

ダイシシンコウ,コウボウダイシ,デンギダイシ,シモツキダイシ,デンギダイシノアトカクシ,スリコギダイシ
1983年 岡山県
大師信仰の要素を供えてはいるものの直ちには弘法大師に結びつかないものとしては、デンギ大師や霜月大師などと呼ばれるものに関するものがある。旧11月23日の夜には必ず雪が降り、それはデンギ大師の跡かくしと言われる。デンギとはスリコギのことである。この日には大師に宿を頼まれるが、食べ物がないからと言うと粟や大根を盗んで来いと言われ、足がデンギだからすぐ分かると言うと、ならばその足跡を隠させようということで雪を降らせたのだと伝えられている。
類似事例

アマノジャク,コウボウサマ
1958年 岐阜県
アマノジャクは弘法様について廻っていた。弘法様が細越へ来たとき、アマノジャクが「もう夜明けだ」とおどかしたので弘法様は驚いて所帯道具を放り出して隠れた。それが杖石・ナベダイラ・タタミイワ・ナベノミミ・ハチノシリ・エボシイワになった。
類似事例

オダイシサマ
1941年 不明
お大師様が山の仙人に払子のようなものをもらい、「これさえ持って居れば、どんなオスゲー物も来ん」と言われた。その後お大師さまにつきまとってくる娘の兄弟がお大師様を撃ち殺そうと鉄砲を撃ったが、どうしてもあたらなかった。
類似事例

ダイシサマ
1982年 新潟県
11月23日は大師講の日である。汚く貧しげな大師様を泊める家もなかったが、可哀想に思って泊めた家には幸運が授かり、その後大師の姿はいつの間にか消えたといわれている。
類似事例

コウボウダイシ
1978年 新潟県
弘法大師が峠にやってきて、水が足りないなら水を出してやると言って、水を出してくれた。これを弘法清水という。
類似事例

コウボウサマ
1983年 東京都
弘法様が水をもらいに行ったが「水はない」と断られた。「カラサクかな」と言って弘法様が杖でつくと、水がなくなって、ずっと下の方へわくようになった。
類似事例

(ミガワリダイシ),オフダ
1973年 岐阜県
トラックが汽車に激突し大破したが運転していた話者は身代大師のおかげで助かった。
類似事例

コウボウダイシ,ガンザンダイジ
1967年 福島県
石城地方に元三大師の信仰が広いが、その絵像は骨と皮だけのやせた姿だった。大師が貧乏だったという想像は角大師の絵像から生まれたのかもしれない。
類似事例

ダイシ
1970年 岡山県
11月23日は大師講。昔、片足の女のところへ大師が来て1夜の宿を乞うた。女は接待をするためにハデの米を盗んで団子を作った。そのときの足跡が残り、それをかわいそうに思った大師は雪を降らせて足跡を消した。それなので今でもダイシコの晩には雪が降る。
類似事例

オカマサマ,ダイシサマ
1963年 福島県
11月4日、14日、24日の三大師があり、4日をハジメ大師講、14日をナカ大師、24日をアマリ大師という。仲作では4日にハギシコを取ってきて箸とし、オカマ様に供える。このオカマ様のところに大師様がいるといわれる。タイシとは聖徳太子のことである。
類似事例

コウボウダイシ
1934年 秋田県
弘法様が川を徒渉するとき、貝尻で足を怪我したので、弘法様は人々の不便を察し、この川の貝はそれ以来尻の抜けたものだけ棲息するようになった。
類似事例

コウボウサマ
1982年 東京都
水不足で困っていた時に弘法大師が来て、水の出る場所を4箇所教えていった。その後、物もらいの坊さんが「水を一杯くんで下さい」と言ったのを断ると、実はそれが弘法様で、怒って井戸の水を出ないようにしてしまった。
類似事例

ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は弘法大師である。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内