ハチオウジシャノトギョ 1966年 愛知県 旧正月三日の夜に行われる八王子社の御神体の渡御に出会うと死ぬ。またこの神は犬を嫌う。
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シンバツ,オワタリサマ,オジンジキサマ 1968年 愛知県 篠島の八王子社の年一回の祭礼が正月3日4日にの両日に行われる。祭行事は八王寺社から神明社の神霊渡御及び還御の儀を中心として行われる。神霊の渡御の途中は物影に身をひそめ,ひざまづいて控える。もしもまちがって路上でこのオワタリサマに行き逢うと,神罰をこうむり一命にかかわると伝わる。神霊はオジンジキサマという。
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ヤマガミ,テング,ヤマンバ 1957年 山の神を天狗だという人は男神であると信じ、山姥という人は女神であると信じている。農民が信仰している。
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シロヘビ 1973年 三重県 白長明神を祭る付近で町民が白蛇を見てからその家が衰えたと伝えられている。
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テングヤマ 1980年 新潟県 上の神社には猿田彦命を下の神社には此花咲爺姫を祀っているといわれた。下の神社は安産の神様で、子さずけの利益もあり、藤崎にはここにお参りして男の子を授かった人がいる。
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アカイカオノハナノタカイオトコ,テング 1980年 岐阜県 神明神社から三軒ほど下の家が火事になったことがあった。その家の前に赤い顔で鼻の高い男がいたので、天狗が火をつけたのだろうと言われたという。
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イセノシンメイ,ハヤマゴンゲン 1988年 宮城県 憑いている神が伊勢の神明だといっても誰も信じてくれなかった。教団の先生からは葉山権現だと言われた。
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シンメイサマ,クマノシンメイ 1964年 福島県 志賀家では熊野神明といっていた。あるとき、この家に近所のにわとりがはいったら、奥座敷で大変な物音がした。神明様が怒ったのだといい、にわとりを追い出して塩で家中を清めたという。今でもこの家では肉食せず、にわとりを飼わない。
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シンメイサマ 1964年 福島県 三春町庚申坂の神明様は、外に出たいときは神明様を守る人の夢などで知らせる。法華様は大神宮様をそまつにするので法華様の家へは行かない。神明様が気の向いた家にはどんどん入る。
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オニノイワヤ 1922年 徳島県 天岩窟に登る道筋に鬼の窟がある。
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マツ 1976年 千葉県 文政5年に房総を遊歴していたら、安房国のある村で前原権現という社が流行していた。2,3年前から流行神となっているという。その始まりは、社の傍らにある神木の松が風で社の屋根を損じる為に、相談して明日伐ろうとしたところ、夜の内に松が社を避けるように曲がったからだという。その松は参詣して目の当たりにした。
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コウシンサマ,コウシンクヨウトウ,コウシンマチ,コウシンマツリナド 2001年 青森県 南部地方の庚申信仰は、その日取りが殆んど守られておらず、信仰の目的も非常に曖昧な伝承として受け継がれている。路傍の入り口に建てられることや、猿田彦命との関連から、路の神とする信仰も生まれている。
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サルタヒコノミコト 1939年 新潟県 猿田彦神を祭って、魚類を供えなければならないという。
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スキ 1982年 岡山県 新見では神様の通る道筋をすきと言う。昼間でも気持ちが悪くて背筋が寒くなる。神様は夜中にすきを通り、その時道筋にあたる家は必ず家が鳴る。
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シンメイサマ 1964年 福島県 おしらさま信仰の南限は福島県である。伊勢神明、熊野神明系統といい、おもにしんめいさまと呼ぶ。
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サルタ 1975年 秋田県 猿田の説明。猿まわしが埋められた田で、祟り田である。
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ヨントダ 1956年 宮城県 三坪の田から四斗の米がとれた田を、神のお授けとして四斗田と呼んで神田とし、その米を式内社行神社に供え、志戸田の村名とした。今も田植えには幣束を立て、汚れをきらい、神輿渡御には塩をまいて清める。
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ダイジャ,ヒトミゴクウ 1931年 大阪府 岩見重太郎が大蛇を退治したという池があり、官女に扮した少女の人身御供の風習が、現在でも奇祭として残っている。
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テング 1985年 愛媛県 天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
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ツエ 1925年 広島県 沼隈郡の山波村に、吉備津彦命の杖から成長した馬耳の木がある。
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キンマモノ 1986年 沖縄県 トカラ列島でのネーシ(内侍)巡回の姿に君真物の名残を見ることが出来るが、若者の扮するボゼの威力が強くて君真物の影は薄い。八重山諸島ではアカマター・クロマターなどの勢力が強く、ツカサの君真物化は十分に行われていないようである。
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