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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オバアサン
1922年 岩手県
天狗に連れ去られたという御婆さんの来る晩、盥に水を入れておくと水が濁り、客膳を出しておけば全部食べて空になっているというようなことを言う。

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テング
1975年 福島県
弁当を持って山に行き、木に吊るしておいたら空になっていた。天狗に食べられた。
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オニ
1969年 山梨県
12月27日には、牡丹餅を枝に刺して家の入口に挿しておく。おかべの入道(オカベノニュウドウ)といい、鬼が来るのでこれを出しておくのだという。1晩中、庭に籠を出しておく家もある。
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コウボウダイシ
1978年 新潟県
弘法大師が峠にやってきて、水が足りないなら水を出してやると言って、水を出してくれた。これを弘法清水という。
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ニゴリイケ,ナナフシギ
1980年 広島県
犬伏の七不思議のひとつに、濁池がある。天気が悪い日には澄んでいて、良い日には濁っているので、濁池という。
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イド,コウボウサマ
1929年 岩手県
上飯岡にあるヨーカハゞという部落に、弘法様が来て水が欲しいと言った。しかし女が断ったので、以来水が出なくなった。井戸の水は飲めないような水なので、澤の水を飲んでいる。
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テング
1958年 岐阜県
昔、天狗が男の子を連れ去るという事件があった。
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メン
1956年 鹿児島県
春、メンが山から下ると川の水が濁る。秋、山にのぼると水が澄む。
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ナンテンノキ
1939年 島根県
十五夜の晩に、人に見られないように茶碗に水を入れてその水に月を映し、その水で墨をすって自分が思いをかけている女性の名前を書いて、南天の木に結びつけておくと、その女性にその晩、その男の夢を見せることができるという。男性限定で、女性にはできないという。
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ヤマンバ
1999年 静岡県
とてもきれいな水があった。山姥がその水を飲みに来たという。
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シンレイタイケン,チチ
1995年 福島県
夜寝るとき、イオン水を作る機械に電気を入れたままにしておいたら、夜中にザァーザァーと水道の水が出るような音がするので起きてみたが水など出ていなかった。
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ヒョウスボ
1965年 宮崎県
川の水が濁るのはヒョウスボがいるから。ヒョウスボが山に帰ると、川の水は澄む。
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コウボウダイシ
1978年 石川県
弘法さんが釜清水に寄って「水を一杯くれ」と言ったところ、水がないのでわざわざきれいな水を汲みに行って出した。すると弘法さんは杖で地面を突き、そこから水が湧き出した。弘法さんはそれからニッサラ村へ行って「水を一杯くれ」と言った。洗い物をしていた女性が洗い物の水を授けた。その報いで水が出なくなったという。
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コウボウスイ
1967年 福島県
かつて弘法大師がこの辺りを通られたとき、水が欲しくなり持っていた杖の先で地を突いたら、そこから水が湧き出た。大和田という家の前にあるのがその泉であるという。また、洗濯していた老婆に弘法大師が水を求めたが、くれなかったので、今の弘法水と呼ばれているところに水を出したという。
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グインサン,オコンゼ
1936年 奈良県
山の神の御神体を天狗様(グンイサン)と言っている。おこんぜであると言う人もいるが、いずれにせよおこんぜは山の神と関係がある。
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テング
1972年 石川県
太鼓壁という天狗が住んでいた断崖があった。天狗がよく子供を騙して連れ去ったという。
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(アメガフルバショ)
1973年 香川県
70年くらい前、土佐から雨乞いの日に間に合うように水をもらってきた。水をリュウゴンサンにあげ、その後、水を野田池に流したが、そのときに水を運ぶ途中で水をこぼしたところだけ雨が降るようになってしまったという。
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カミカクシ
1975年 高知県
泣く子は外へ出すもんではない。もし出しておくと神隠しにあっていなくなるといわれる。
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シロイミズ
1986年 愛媛県
用の山の山奥には山のバアサンとよばれる山婆神社、大山祇神社があり、山の神の祠とも言われている。大きな岩に2つのくぼみがあり、右にヤマノジサ、左にヤマノバサが祀られている。昔、山の爺さんと山の婆さんの間から白い水が出た。県庁のほうにも送って調べてもらったところ、体にいいことが分かり、多くの人がもらいに来たこともあった。白い水は山の婆さんが米をといでいるからだという。今は普通の水が出ているが、悪人が来ると水がとまるという。
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コウボウダイシ
1980年 岐阜県
弘法様が喉が渇いたので水をくれと言った。土地の人が「この水は飲めない」と言ったので、弘法大師は水を止めていった。それ以来水が出なくなり、水無という地名になった。
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コウボウダイシ
1983年 東京都
弘法大師が乞食坊主になって托鉢しようと思ったが水1杯もくれない所があり、そういう所では水が出ないようにした。逆に水をなみなみとくれた所にはどんどん水が出るようにしたということである。
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テングサマ
1936年 岐阜県
ある人が天狗に連れ去られて一本杉の下で死んでいるのが見つかったと子供の頃に聞いた。
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