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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユメ,サル
1935年 熊本県
木葉猿の由来。孝徳天皇のころ、都の落人が虎の葉の里に詫住まいしていた。元正天皇の時代、養老7年正月7日に衣冠正しい老翁が枕元に立ち、汝罪なくして都を出て、この山里に詫住まいしているので、宇多郡深草の社に鎮まる春日大明神を遷し奉るべしといった。その後ある日旅人がやってきて大和の国春日の神勅を持ってきた。そのため虎の葉の里に春日大社を遷した。10月9日を生日の足日と定めて雨山の赤土をかきとって海山の神つ物を捧げてその楽を奏し、その平盆の余った土を投げると、猿の形を現し、忽然として飛び去った。人々が奇異な思いをしていると、鼻高く面赤く身の丈1丈あまりなのが現れ、汝等雨山の土でましらを作れば、真榊の真幸といって消え去った。

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オニ
1935年 長崎県
正月7日、この日に鬼が年をとるという。
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カッパ
1931年 徳島県
7月14日は仏の盆である。この日は川に入ってはいけない日で、泳ぐと河童に引っ張り込まれるといわれている。
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シロオオカミ,シロギツネ
1937年 福島県
源頼朝が墨虎という豪族を討つため、京より背負ってきた山神、稲荷神に断食7日7夜して祈願した。10月15日に白狼と白狐が現われて、足跡が点々と霊山の北の山王祠まで続いていた。神のお告げと喜んで攻めた。
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オニ
1935年 長崎県
正月7日、鬼が出るといって夜は外に出ない。
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ボウレイ
1977年
2月15日、5月15日、7月14日、8月15日、9月16日、12月晦日の年6回亡霊が来る日だと言う。7月14日と12月晦日は特に別に祭る。
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シロイケ
1976年 京都府・滋賀県
明和6年9月7日、8日、9日の3日間、白キ毛が降った。
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(ヤマノカミ)
1984年 新潟県
旧2月9日は山の神の日でこの山止めの日に山へ行って死んだ人がいる。
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(ゾクシン)
1972年 岐阜県
山の神に関する俗信。山のコは1月9日、3月9日、12月9日に行い、この日は山に入ってはいけない。山の神の使は白ウサギだといわれていて、見ると祟りがあるという。
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ヤマノカミ,サル,イヌ
1982年 新潟県
2月9日、12月9日は山の神祭りで、この日山に入ると猿が犬に乗って走り回っており、その場に出会うと死ぬとされている。
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ボンボトケ
1935年 長崎県
7月7日、盆仏様が明度を出立される。
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ヤマノカミサマ,テング
1985年 福島県
毎年、元旦・2月17日・10月17日は山の神が里にお出ましになる日だという。山の神は男性で天狗であるという。この日には山で仕事をしている人々が親分の家に集まって餅を搗いてお酒を飲んだ。この日は山に入って災難にあったら山の神様のおとがめがあったという。
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ヤマノカミ
1977年 神奈川県
1月17日は山の神の日である。
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リュウジン,リュウオウ
1986年 沖縄県
那覇にあった竜王殿は中見城にあったのを天妃廟前に移したといわれている。旧暦1月4日、5月5日、9月9日、11月冬至、12月24日に祀っていたと『琉球国由来記』にある。
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ヘビ,カッパ
2000年 青森県
「蛇の敷き金、河童のもちまえ」「蛇のあと、河童のもちまえ」などということわざがある。蛇のいるところには金があるという俗信もある。
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ヤマノカミサン
1961年 鳥取県
山の神さんは2月9日に木を植えて、10月9日に数えるので山へ行かない。
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ショウガツカミサン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、年棚に供えてあった物を全て燃やし、出た煙に乗って正月神さんが帰る日とされる。この日をオクリ正月とよぶ。
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カミ
1973年 富山県
10月30日は神の刈り上げという。この日、神々は出雲へ行くので、この日までに稲刈りが終わらないと神さまに負けたという。
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(ゾクシン)
1985年 福島県
7月7日はナノカアビといって、子供らが川に7回入った。また、クスリミズが流れているといったり、暗いうちに川で髪を洗うと髪がきれいになるといったり、大豆の葉で身体を洗うとよいといった。
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サル,ダイジャ
1973年 福岡県
文政7年6月に、宗像郡初の浦という所の山に置いていた煙草が何者かに荒らされた。百姓らは獼猴(猿)の仕業と思い、数十人が山に入ったところ、50匹ほどの猿の群れが大蛇のまわりを取り囲んで闘っていた。その猿の口と手には煙草の葉を持っていた。結局蛇は猟師によって始末され、猿は銃声におびえて消えたが、蛇が煙草を嫌うのこと知っていたのだろうと思われた。
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カミ
1973年 富山県
10月28日は神の刈り上げという。この日、神々は出雲へ行くので、この日までに稲刈りが終わらないと神さまに負けたという。
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ヤマノカミサマ
1988年 岩手県
戸田上では、旧暦2月9日は山に入ってはいけないが、これは山の神様が生まれた日、あるいは、木の葉に乗って生まれ変わる日だからだという。この日は畑仕事を兼業する人も休む。この日に山に入って怪我をした人がいるといわれている。
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