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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

コウボウダイシ
1932年 兵庫県
夏の夕、馬木村のある農家の家の戸を叩く老僧があった。ところが農夫は無頓着に盛んに罵った挙句、水も与えずに戸を閉めてしまった。この老僧は伝える所によると弘法大師と言われている。その後今日に至るまで馬木村の水には金気が有り、水に苦しんでいるとの事である。

類似事例(機械学習検索)

タヌキ
1992年 奈良県
夜になると、名前を呼んで戸を叩く音がする。けれども戸を開けてみると誰もいない。いっぺん脅かしてやれと思い、戸の所で待っていて、戸を叩いた時にパッと戸を開けたら狸がいた。狸は前足で戸を叩くのではなく、逆立ちして後ろ足で叩いていたという。
類似事例

タヌキ
1992年 奈良県
夜中、お寺に「こんばんは、こんばんは」と言って戸を叩く者がいた。けれども戸を開けると誰もいない。寝間に戻ると、また戸を叩く音がした。このようにして狸に騙されることがしばしばあったという。
類似事例

コウボウダイシ
1983年 東京都
弘法大師が乞食坊主になって托鉢しようと思ったが水1杯もくれない所があり、そういう所では水が出ないようにした。逆に水をなみなみとくれた所にはどんどん水が出るようにしたということである。
類似事例

コウボウスイ
1967年 福島県
かつて弘法大師がこの辺りを通られたとき、水が欲しくなり持っていた杖の先で地を突いたら、そこから水が湧き出た。大和田という家の前にあるのがその泉であるという。また、洗濯していた老婆に弘法大師が水を求めたが、くれなかったので、今の弘法水と呼ばれているところに水を出したという。
類似事例

センゴクイド
1986年 大分県
人々が水に不自由し,遠い谷から水を汲んでいた。ある日旅の僧が水汲みの老婆に水を所望したので,老婆が快く与えるとその後そこにきれいな清水が湧き出た。
類似事例

コウボウダイシサマ
1984年 山梨県
弘法大師様が水を求めたので、井戸のない家のおばあさんは遠いところまで行って水を汲んできた。そのお礼に、一生水に不自由しないようにと弘法大師が杖をついたら、そこから水が湧いてきた。一方、水はないといった家は水が出なくなった。だから人には親切にしなければならない。
類似事例

コウボウダイシ
1970年 福島県
昔、中野のある人が機織をしていると乞食坊主が水を所望した。水を与えないでいると水の出る口を杖で叩いた。それ以来、中野では水に困るようになったという。その坊主は弘法大師ったそうだ。
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イド
1930年 石川県
弘法大師が水を乞うたのを拒絶したために水を封じられ、この村ではいくら井戸を掘っても鉄気がでて飲み水にはならないといわれている。
類似事例

コウボウダイシ
1972年 山梨県
弘法大師がお通りになって水がほしいといって杖を突いたらでてきたという水がある。この水は味噌作りに使われている。
類似事例

コウボウダイシ
1997年 山梨県
昔、弘法大師が内野村水のみ(水のもと)を訪れた時に硯の水に困り、筆の先で土をかくと清水が湧いてきた。それからここを弘法大師の硯の水といい、地名を水のもとと名付けた。
類似事例

トヲタタクオト
1977年 秋田県
夜、戸を叩く音が聞こえたが、誰もいなかった。
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スイジンサマ
1958年 香川県
水神さまは金気のものが嫌いなので、水の中に落としてはならない。
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コウボウダイシ
1980年 岐阜県
弘法様が喉が渇いたので水をくれと言った。土地の人が「この水は飲めない」と言ったので、弘法大師は水を止めていった。それ以来水が出なくなり、水無という地名になった。
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コウボウダイシ
1997年 山梨県
昔、弘法大師が内野村水のみ(水のもと)を訪れた時に硯の水に困り、筆の先で土をかくと清水が湧いてきた。それからここを弘法大師の硯の水といい、地名を水のもとと名付けた。その後は農作業や林業に従事する人達にとってなくてはならないものであったが、ある時1人の農夫が、この湧き水でだら(人糞の肥料)桶を洗い、湧き水は止まってしまったという。
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コウボウダイシ
1978年 新潟県
弘法大師が峠にやってきて、水が足りないなら水を出してやると言って、水を出してくれた。これを弘法清水という。
類似事例

コウボウダイシ
1978年 新潟県
弘法大師が峠を通りかかったときに水を求めた。しかし、汚い身なりをしていたので水をあげなかった。弘法大師が自分の杖で土を掘ると、そこから水が出てきたという。
類似事例

コウボウダイシ
1967年 福島県
ある老婆が機を織っているところへ旅の僧が水を求めてきた。老婆は乞食坊主に飲ませる水はないと追い払った。するとそれからこの里一帯は水が出なくなったという。この坊さんは弘法大師であったという。
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イド,コウボウサマ
1929年 岩手県
上飯岡にあるヨーカハゞという部落に、弘法様が来て水が欲しいと言った。しかし女が断ったので、以来水が出なくなった。井戸の水は飲めないような水なので、澤の水を飲んでいる。
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タヌキ
1992年 奈良県
昔、小さい家に若い男が1人で住んでいた。そこに、毎晩、名前を呼んで訪ねて来る人がいた。けれども戸を開けると誰もいない。ある時戸の隙間から見たら、狸が後ろ足で戸を叩いていた。そこで「こらっ」と言って開けたら逃げた。それからは来なくなった。
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ヤマンバ
1999年 静岡県
とてもきれいな水があった。山姥がその水を飲みに来たという。
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コウボウダイシ
1931年 東京都
昔、旅の僧が汚れた法衣を洗ってくれと頼んだが、川に水がないからと嘘をついて断ってしまった。その後、その村には水無瀬川の水が流れなくなったという。
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