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検索対象事例

ヘビ,マッタビ
1943年 鹿児島県
マッタビという蛇は化けるという。美男に化けて女の側に忍び寄り懐妊させる。女がマッタビの子を2、30匹も産むことがあるという。

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ヘビ,マッタビ
1943年 鹿児島県
マッタビという蛇は、美男に化けて女の側に忍び寄り懐妊させる。ある女が腹の具合が悪く、医者の診察を受けたが、医者にもよくわからなかった。仕方なく家に帰ると、たくさんの蛇の子を産んだ。
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キツネ
1977年
女に化けて子を産んだことから、「来つ寝」と言われ、狐と呼ばれるようになった。
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ケンモン,マッタビ
1943年 鹿児島県
男が浜の塩屋で塩焼きをしていると、ケンモンが来て座り、竈で火にあたっていた。男がうるさくおもって湧いた塩湯をかけると、キャッと鳴いていなくなった。翌朝、大きなマッタビが塩屋の外で死んでいた。ケンモンはマッタビが化けたものだった。その後、男はケンモンの仇討をうけたという。
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ヘビ
1958年 岩手県
ある女が山で男と遊んだが、後になって蛇の子を3匹産んだ。
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フジ
1977年 富山県
老藤が女に化けることがある。
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タヌキ
1973年 山梨県
たぬきは自分が化ける。人間に化けるときは女の人に化ける。
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ヘビ
1974年 愛媛県
予州宇和郡藤田村で、ある女の所に夜な夜な夫が帰ってきて、後に懐妊した。女は病気になり、その側に蛇が来て女を守るようにいた。女は蛇の子のようなものを1斗ほど生んで死んだ。病中に女が下女に語ることには、「夫ではなく蛇であった。自分は生きながら畜生道に落ちた」と泣いたそうだ。
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タヌキ,キツネ
1997年 福井県
狸が化けるのは坊さん、狐が化けるのは女の人、という。
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タヌキ
1985年 愛媛県
タヌキは女に化ける。
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ヘビガミ
1967年 福島県
安永年中、自在院の住僧が禁戒を犯し、ある女と契りを結んだ。恋の敵の院主は深く恨み、蛇塚の神に呪詛をして女に災いがあらんことを祈った。女は懐妊したが、蛇の子を100匹あまり産んだという。
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ムジナ
1939年 岩手県
狢が人に化けようとしていたがうまくいかず、その間に後ろから忍び寄った人に叩き殺された。
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ヘビ
1985年 新潟県
女は5月節供に菖蒲湯を飲まないと蛇の子を産む、という。
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ヘビ
1972年 千葉県
蛇は魔物といい、女に子を産ませる。菖蒲湯に入ると子は降りる。タライに張って跨ぐだけでもいいという。
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オオスギノレイ
1967年 福島県
昔、笹木野の大杉の霊が美男と化して美女の元に通った。女は2子を産んだが、子供とともに死んだ。これを葬ったのが二子塚だといわれる。
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キツネ
1974年 山梨県
キツネはきれいな女に化けて人に悪戯するという。
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ダイジャ
1987年 和歌山県
娘の家に大蛇が美男に化けて通ってきた。娘は妊娠し子供を生んだが、その子は盥に3杯もの多数の蛇の子だったという。
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キツネ,ムジナ
1990年 秋田県
狐は狢よりだます。人間が男であれば女に、女であれば男に化けることが多い。
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キツネ
1990年 富山県
男が女と会い、休みながらタバコをふかしていた。女はタバコをあそこで吸っていたので変だと思った。この女は2匹のきつねが肩車をして化けていたのである。
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アオダイショウ,ヘビ
1973年 岩手県
青大将が男に化けて女の所に通った。女はいつも家の戸を2寸(6cm)ほど開けねば眠れなくなり、やがて蛇の子を孕んで死んでしまった。女の遺体は青光りしていたと言う。
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ヤカン
1975年 岐阜県
美濃国に住む男が美人の女を嫁にしたいと思っていたところ、野原に女が居た。男は女を妻とし、一人の男の子を産んだ。そのあと家で飼っていた犬が12月15日に子を生んだ。この子犬は少し大人びており、女をみては吠えるという。ある時、米をとぐ女達に飯を与えようと唐臼の小屋に入ったら、この犬が女を食おうとしたため、女は恐れて野干になり屋根に登ったという。この狐と男の子供が安倍晴明といわれている。
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エンコウ
1938年 島根県
えんこうは子供に化けたり、女中さんに化けたりする。
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