タヌキ
1973年 山梨県
たぬきは自分が化ける。人間に化けるときは女の人に化ける。
  類似事例 |
|
キツネ，タヌキ
1975年 愛知県
狸は坊主に化け、狐は女性に化けると言われている。
類似事例 |
|
タヌキ，キツネ
1997年 福井県
狸が化けるのは坊さん、狐が化けるのは女の人、という。
類似事例 |
|
タヌキ，ヒ
1935年 奈良県
狸が化けて火になる。
類似事例 |
|
ゴコウ，イワシノアタマ
1973年 三重県
ある家の女中が一寸八分ほどの小さな観音像を祀っていた。あるとき、風呂へ入っているうちに他の女中が観音さんの代わりにいわしの頭を入れておいた。女中がそれを拝むのを見て他の女中は笑っていたが、そうしているうちにいわしの頭に後光がさしたという。
類似事例 |
|
（ゾクシン），ネコ
1936年 栃木県
猫を殺すと化けて出るという。
類似事例 |
|
タヌキ
1965年 宮崎県
狸は坊主に化ける。
類似事例 |
|
バケネコ
1971年 福島県
猫は魔物だという。昔、殿さんのお后さんを食い殺して自分がそのお后に化けて、見てはいけないといって一間に籠っていた。そして鏡で見ると猫が映る。それをある女中が見て、その女中は殺されてしまった。化け猫の話である。
類似事例 |
|
キツネ，タヌキ，ヒトツメコゾウ，（ミチニデルヨウカイ）
1990年 長野県
道にはキツネが出て女性に化け、タヌキが出て一つ目小僧に化けるという。
類似事例 |
|
タヌキ
1985年 愛媛県
タヌキは女に化ける。
類似事例 |
|
カッパ
1956年 静岡県
河童は、石に化け、子供を河に引きずり込む。
類似事例 |
|
タヌキ，キツネ
1934年 岐阜県
狐は徐氏に化け狸は僧に化けるという、全く逆の地方もある。
類似事例 |
|
タヌキ，オオニュウドウ
1933年 千葉県
狸は大入道に化ける。
類似事例 |
|
（キンキ）
1973年 富山県
猫は化けて出るから撃たない。
類似事例 |
|
ネコ（ゾクシン）
1951年 三重県
猫を3年飼うと化ける。猫の八割れは化ける。
類似事例 |
|
カワウソ
1979年 岐阜県
川うそも化ける。美人に化けて和良川へ入ったという。
類似事例 |
|
オンリョウ
1965年 長野県
金持ちの人の所に山の中から１人の女中さんが雇われてきて、かわいがられた。客に隠居さんが大事に残しておいた種ナスを出してしまい、怒られて死んでしまう。女中さんの母が恨みの言葉を残し、家に悪いことが起きる。
類似事例 |
|
キツネ，タヌキ
1957年 和歌山県
野狐と狸は化ける。
類似事例 |
|
フジ
1977年 富山県
老藤が女に化けることがある。
類似事例 |
|
キツネ
1980年
狐が女に化けてきたのを知りながら、知らぬ顔で物を食わせたり会話をして、明日も来るように帰したら、次の夜もやってきた。毎夜も同じ事を行うと、後の方では身体は女だが、顔は狐のままだった。その後は手足も化けていなかった。それから後は所々化けていた。馴れると化けるのを忘れるのだろう。
類似事例 |
|
サラヤシキ
1919年 高知県
皿を割った女中を主人が折檻したことに耐えられなくなった女中が、瀧に身投げをして死んだ。その亡霊が毎晩皿を数えて泣きながら出てくるので、皿をそろえて女中の墓に供えることにした。
類似事例 |
|
