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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オンゴロ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
おんごろ(モグラ)を撃つとおんごろの子ができる。

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ドウロクジン
1934年 長野県
通常道祖神は男女二人だが、この村では一人である。そして一人なので、人々がお祭り騒ぎをする事を嫌う。昔、子供たちが旧正月に『おんべ』をしたら、道祖神の気に障って、火事になってしまった。それ以来おんべを止めていたが、10年前から流行り病がするので、おんべを復活させた。
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シリョウ,イキリョウ,オンリョウ,(イエ,ヤシキニデルヨウカイ)
1989年 長野県
家・屋敷には死霊・生霊・おん霊が出るという。
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オンツァン,サル,トシヨリ
1974年 宮城県
62歳の年寄りを木の股にはさんでおく。すると、猿(おんつぁん)になったという。
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ダイジャ
1991年 石川県
山奥に大蛇がいて、夏ごろ出る。
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モグラノバケモノ
1976年 熊本県
モグラが悪魔になって人をとったので、子供を人身御供に上げることになった。そこへ宮本武蔵が通りかかり、娘の代わりにワラ人形をつくり、モグラ打ち棒を作って観音堂で待っていると、モグラのバケモノが出てきたので、それを打ち倒した。
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タメトモ
1929年 東京都
林の中にある椅子形をした石は、そこに為朝が腰掛けて、弓でホツキリ峠を射抜いたおんだといわれている。
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ウブメ,オンメサマ
1970年 神奈川県
天文元年のある日、大巧寺の日棟上人が滑川の橋を渡ると、難産で死んだ女が、川を渡れない上、子供が乳房に吸い付いて泣くので苦しい、と言って助けを求めた。上人が経をあげると女は姿を消したが、数日後に現れて、塔を建ててお産に苦しむ人を救ってほしいと言ってお金を手渡した。上人は女を産女霊神(おんめさま、おんめ様)として寺に祭った。
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オンンメサマ,ウブメ,ユウレイ
1977年 神奈川県
大巧寺のおんめ様は産女だと思われる。産女は難産で死んだ女の霊で、思いがこの世に残って死に切れずに現れる、子を抱いた幽霊である。
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(ゾクシン)
1991年 高知県
モグラが後ろ手になっているのは人に物をあげるとき後ろ手になったからで、それをまねて人に物をあげるとモグラになってしまうといった。
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ヒトツメコゾウ
1996年 香川県
おん坂という峠の近くに、勘平という力持ちが住んでいた。その頃おん坂には一つ目小僧が毎夜出た。ある日一つ目小僧は勘平が通るのを待って、綱引きをした。勘平に負けた一つ目小僧は大入道に化けたが、勘平は自分の体を大木にしばりつけ、びくともしなかった。
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オボ
1956年
新墓をあばき、脳みそを食うという怪獣の名前。山犬にも似ているが、姿をみたことがないという神秘的な獣と信じられている。隠亡(おんぼう)の字と関係があるともいわれる。
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メヒトツイワ,オンビキイワ
1958年 香川県
目一つ岩とおんびき岩がある。双方がにらめっこして目一つ岩が負けて目が一つになってしまったのでその名がある。
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スイジンサマ
1989年 鹿児島県
昭和30年ごろまでは、春の彼岸ごろ、夜明け前後になると鳥のようにピーピーと啼きながら水神様が山の方から川へ下る声を聞いた。姿は見えないが、賑やかで眠れないほどであった。秋に山へ帰るというのは聞いたことがない。
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オヒメサン
1977年 徳島県
にう滝近くで蛇の目傘を差したお姫様に出会う。びっくりして野村の庚申さんに「おんぐわん」を掛け、ようやく家に逃げ帰った。その後庚申さんへのお礼参りに松の苗木を植えた。
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キツネ
1938年 長野県
1930年ごろ、お爺さんが家に帰ろうとしたが、あるはずの道がなくなっていた。
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イタチヨセ
1964年 福島県
村の若者連が集まった折、おもしろ半分にいたちよせをした。2里、3里も離れたところからいたちが寄ってくるという。まずより人を定め、これを中心としてその周囲を囲み、「おんしょうしうそわか、おんきりかたやそわか」と繰り返し唱えるうちにいたちが寄ってくる。より人は膝の上に両肘をつき、しゃがんだままはねまわる。すると周りの人は「どこから来たいたちだ」「どこどこの沢から来た」などと問答する。いたちを寄せるのは易く、離すのは難しい。離す唱詞があるともいい、いたちのついた人をそのまま放っておけば、くたびれた様子で座り込み、あるいは倒れて、しばらくするといたちはのくという。
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キツネ
1966年 群馬県
昭和20年ごろ、夜の10時ごろに歩いていると、月が消えて、電柱が1間おきぐらいに倒れていた。朝はこんな風ではなかったので、キツネにつままれたと気づき、煙草を吸おうと思ってマッチをくわえると、月が現れて元通りになった。
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クチサケオンナ
1991年 静岡県
1979年ごろ、小学生は口裂け女が出るという話をしていた。
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(キンキ)
1973年 富山県
猫は化けて出るから撃たない。
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オオカミ
1936年 秋田県
明治30年ごろ、狼に噛まれた者は餅類を食べられないといわれる。
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カシャ
1992年 宮崎県
明治の初めごろのこと、ある女の人の葬列で、火車が遺体を奪ったという。
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