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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ジュウシチヤ,(ゾクシン)
1937年 秋田県
「十七夜の藁は中になる」という俗信があり、17の日に敷き散った藁が真中になるほど雪が降り積もるといわれている。

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ヒガシネノナナフシギ,〔イチワワラジゾウ,ヒトツカミワラジゾウ〕
1956年 宮城県
村はずれの石地蔵さまの近くで夜遅くに藁を打つ音がきこえ、「一把藁地蔵」とよばれた。
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ハレゴイ,ワラニンギョウ,カシマナガシ
1937年 秋田県
雨続きのとき、武士姿で等身大の藁人形を作り、藁で作った馬に跨らせて鎮守の社前へ置く。各戸では1尺5寸ほどの藁人形を各自屋上に置く。すると3日ほど以内に雨はやむ。
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カッパ
1992年 熊本県
名工が寺普請の際に人手のかわりに藁人形を作った。寺が完成し、仕事のがい藁人形に親方が、人間の尻をとって食べろと言った。そうして藁人形は河童となり、尻をとるようになった。
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ワラノミヤガアルタ
1969年 福島県
藁の宮が田の中にあるので、そのまわりは草も刈らないというところがある。
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ユキンボ,ユキンボ
1916年 和歌山県
ユキンボは雪の降り積もった夜に出てくる化物で、一本足で飛び歩く。雪の朝、樹木の下などに円形の窪みがあるのは、ユキンボの足跡であるという。
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テングノワラブチイシ
1956年 福島県
神社の北にある大石は天狗の藁ブチ石といわれている。
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ワラニンギョウ,ジョコンボ
2002年 石川県
葬送の際に用いられた藁人形。お棺の中に入れる。
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ワラシビ,(マジナイ)
1953年 島根県
藁シビをもって井戸端をのぞき「出よばくくれ、出よばくくれ」と何度か唱えながら結ぶ。その藁は焼く。
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ノロイノワラニンギョウ
1999年 佐賀県
昔は呪いの藁人形が使われていた。田島神社の境内でも見つかったが、藁人形を釘で打ちつけるのは神社の木に限らないらしい。特別な装束もしなくてよいらしい。
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ワラニンギョウ,ジュソ,(ゾクシン)
2001年 福島県
藁人形二体を作り、村外れに縛りつける習わしがある。また、他の村でも立木の高い所に藁人形を縛り付ける習わしがあるという。
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ヤマノカミ
1978年 山梨県
1月17日と8月17日は、山の神様が山で弓を引く日であり、あたるといけないと言って山仕事はしない。
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キツネ
1995年 山形県 
水戸納豆の藁をきつねに狙われた。
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ヤマノカミ
1978年 山梨県
1月17日と8月17日は、山の神様が山で弓を引く日であり、当たると怪我をすると言って山仕事はしない。
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ガッパ,(カッパ)
1932年 熊本県
7、8年前、夜に橋の近くを通ると、7つ8つくらいの小僧が川の中から水を引っ掛けてきた。叱っていると小僧が近づいてきて、道の真中に投げ飛ばされた。ガッパがいて、夜になると悪戯をするのだという。
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キシボジン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、命長といって、藁の束(藁スボキ)に飯を包み、その手の所を環状にする。家族の人数だけの雌竹の割箸で食事後に、年長者から箸を縄に挟み、鬼子母神に供えるとして屋外につるす。
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ヘビ
1963年 長野県
藁と一緒に蛇を切ってしまう。次の日にはその人は腹を抑えて寝ていた。3日ほど寝てしまった。
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ヤマノカミ
1988年 埼玉県
毎月十七日は山の神様の日なので山仕事は休む。この日に木を切ると祟りがある。
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カッパ
1949年 高知県
河童と相撲を取っているのを傍らで見ると藁束と取組んでいた。
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カマガミサマ
1979年 長野県
しまいのクンチをカマノコウといい、釜神様の祭である。以前は出雲へ行く釜神様のおべんとうだといって藁束の中に玉状の餅を入れたものを2つつくり、それに菊をさして門口や座敷に下げておいた。そして、旧暦10月7日は釜神様が出雲までの途中でお弁当を食べる日だといって、藁の中から餅を取り出して食べた。
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テング
1932年 愛知県
天狗にお産の藁を授かったと言う話がある。ひとつの神隠しの例であろう。
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アマゴイ,ダイジャ
1954年 神奈川県
農家の人たちが麦藁で芯を作り、藁で巻いて大蛇を作って、三ツ沢池に入れる。池の主は一匹の大蛇で、藁の大蛇を入れると池から出て雨を降らすという。
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