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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キシボジン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、命長といって、藁の束(藁スボキ)に飯を包み、その手の所を環状にする。家族の人数だけの雌竹の割箸で食事後に、年長者から箸を縄に挟み、鬼子母神に供えるとして屋外につるす。

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カミサマ
2000年 徳島県
正月15日の小正月には、命永という行事で家族の息災延命を祈願する。それは飯と粥を炊いて長寿を祈りつつ神に供え、また藁の束(藁スボケ)に入れて神棚に供えた飯を、翌朝に家族全員で樫の箸を使って食べる。夕食後は神様の箸と家族の箸を、年長順に縄に括り、藁スボケと一緒に、樫の木や小社・自宅の清浄な場所に吊るしておく。
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〔メイチョウジン〕
2000年 徳島県
正月15日の小正月の前日に、命長神に二人前を供え、家族も祝儀膳にすわり、神の箸にて食べる。その神箸を最も上にして、家長から順番に箸を二本の縄に結いつけ、神棚に供える。
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ショウガツノカミ
2000年 徳島県
正月15日の小正月に、朝粥を炊いて神に供え、正月の神を送る。
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ショウガツノカミサマ
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、朝に粥を炊き、たづの木の箸を添えて神棚に供える。そして正月の神事が終了した事を告げて、家中の柱を粥につけた箸で叩き、正月の神様を送る。箸は門柱に立てる。
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アズキカユ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に小豆粥を炊く。各家は大きな川を挟まずに7軒の家から粥をもらい、子供に萱の箸を使って食べさせると元気に育つ。
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カユ
2000年 徳島県
正月15日の小正月の朝、粥を炊いて神に祭り、家族はそれを食べると悪病を除ける。
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カミ
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、早朝に注連縄をはずし、それを燃やした火で粥を炊き、鏡餅を少量加え、柳の枝で作った箸を添えて神に供える。家族が食べ終われば、明方に向かい箸を立て、神送りをする。
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キシボジン
1949年 群馬県
千匹ガユといい1月と8月の16日、二本辻に藁つとに入れた米、麦、菓子などを供える。これは鬼子母神に子供の成育を祈願するものである。鬼子母神には千人もの子供がいた。その子供を育てるために、人間の子供を1日1人づつ取った。仏様が反省を求めるために鬼子母神の子供を1人隠したたころ、鬼子母神は探し回った。そこで反省して子育ての神となった。人間の代わりに千匹ガユを辻に出すようになった。
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ショウガツカミサン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、年棚に供えてあった物を全て燃やし、出た煙に乗って正月神さんが帰る日とされる。この日をオクリ正月とよぶ。
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ジュウシチヤ,(ゾクシン)
1937年 秋田県
「十七夜の藁は中になる」という俗信があり、17の日に敷き散った藁が真中になるほど雪が降り積もるといわれている。
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ハレゴイ,ワラニンギョウ,カシマナガシ
1937年 秋田県
雨続きのとき、武士姿で等身大の藁人形を作り、藁で作った馬に跨らせて鎮守の社前へ置く。各戸では1尺5寸ほどの藁人形を各自屋上に置く。すると3日ほど以内に雨はやむ。
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トシトクジン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、神棚に小豆粥を供えたあとに、正月飾りなどを全て焼却し、歳徳神を送る。
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オオカサン
2000年 徳島県
正月15日の小正月に、早起きして、粥を神棚や仏壇やオオカさんに供える。
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トシトクジン
2000年 徳島県
正月15日の小正月に、歳徳神に灯明をあげて祀る。中には雑煮を供える地域もある。
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ショウガツカミサン
2000年 徳島県
正月15日(小正月)の朝に、大晦日に神迎えした「正月神さん」を送る。山分では正月14日夕方に神を迎え、15日の朝に神を送る。
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サギチョウノモチ
2000年 徳島県
正月15日の小正月に、正月飾りを燃やす左義長の火で、神に供えた小さい餅を焼き、家族で分け合う。この餅を食べると家族が健康であるという。この餅は左義長の餅という。
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トシガミサン,ショウガツカミサン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、オクリ正月と言い、年棚に供えてあったものを全て鍋に入れて焚き、その煙に乗って年神さん(正月神さん)は帰る。
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トシトクジン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は送り正月と呼ばれる。各家の正月飾り(注連飾り)を谷や神社に集めて焼却し、その火で歳徳神に供えた鏡餅を焼き、家で食べる。
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カミサマ
2000年 徳島県
正月15日の小正月の早朝、灯明をあげて、つげの箸に粥をつけたものを供え、「出雲の国へお帰り下され、この年の暮れには早くおこしなして」と言って、神様を送る。
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(ゾクシン)
1974年 宮城県
菅原家では氏神の他に鬼子母神を祀っている。鬼子母神を祀るようになってから、子供が怪我をすることはめったにないといわれている。
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ショウガツノカミサン,トシトクジン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、おしめ上げといって正月の神さんが帰る日である。朝は早いほどよく、粥を炊いて樫で作った粥箸を添えて歳徳神に供える。そのあとに樫の箸は門に立てる。豊作祈願として粥汁を作物にかける農家もある。
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