国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

シラガノハナノタカイロウジン,カミカクシ
1928年 愛知県
ある男が神隠しにあい、幾日かして、大きな木の根株を背負って帰ってきた。白髪で鼻の高い老人に連れられて各地を巡り、別れ際にこれを背負って帰るように言われたとのことであった。この株は燃料にされたがなかなか使い切れないで、5、6年前まではあったという。

類似事例(機械学習検索)

テングサマ,カミカクシ
1989年 長野県
子供が神隠しにあって帰ってきて、てんぐ様に連れられて大阪に行ったなどと言う。だいたい3日から5日すると帰ってくる。村中で探したところ、家の庭にいたということもあった。神隠しにあって、帰ってこない人もいたという。
類似事例

オニオサン
1978年 山梨県
オニオさんという神様が、八ヶ岳から山を背負ってきたが、背負うのに使っていたオンガラが切れて置いていったのが中山になった。
類似事例

シラガノロウジン,ダイジャ
1991年 秋田県
雄物川は、数百年前に川上から白髪の老人、或いは大蛇が波に乗って降りてきたことから白髪水と呼ばれるようになった。
類似事例

オニ,ヤマンバ
1978年 山梨県
鬼だか山姥だかが山を背負ってきたが、背負うのに使っていたオンガラが切れて、けちな婆さんが代わりのオンガラをくれなかったので仕方なく置いていった土が中山になった。
類似事例

キツネ
1957年 和歌山県
狐に化かされ連れて行かれたまま帰ってこない人がいる。
類似事例

オテングサマ
1953年 埼玉県
若い男が、お天狗様に山に連れて行かれた。三年後帰って来たが、その男は何一つせず、笛ばかり吹いているようになった。
類似事例

ミエナクナッタオトコ,シカ,オオキナタカイハナノヒト
1926年 福島県
40年余り前、熊という男が神隠しにあった。数日後に見つかったが、話を聞くと背の高い大きな鼻の恐ろしい顔をした人に薮へ投げ込まれ、うろついているうちに見つかったと話した。
類似事例

カミカクシ,テンゴウサマ
1960年 神奈川県
神隠しにあった人を村中で山に入って探した。神隠しとは天狗にさらわれることで、たいてい木の上で発見される。蕎麦だと思いながらミミズを食べていたりする。
類似事例

キツネ
1976年 宮城県
大根を背負わされてダンノハラから帰ってきた人がいる。キツネの仕業。
類似事例

テング,カミカクシ
1964年 福島県
以前は、七つ森の峠越しでは天狗様のお怒りにあって神隠しに遭うというので、生臭や女気を断って一週間の行をした。明治の頃、ある人が信じずに山仕事に米を背負って出かけて、行方不明になった。山探しをすると20尺(6m)もある木の上に、米を背負ったまま引っかかって死んでいた。
類似事例

テング
1985年 和歌山県
ある人がいなくなった。4・5日して帰ってきて、天狗にさらわれたが、いろいろ面白かったと言った。
類似事例

カミカクシ,ヤコ
1959年 長崎県
神隠しもヤコのいたずらで、神隠しにあうと木槌に紐をつけ引きずりながら父が子の名を叫んで行く。
類似事例

アカイカオノハナノタカイオトコ,テング
1980年 岐阜県
神明神社から三軒ほど下の家が火事になったことがあった。その家の前に赤い顔で鼻の高い男がいたので、天狗が火をつけたのだろうと言われたという。
類似事例

ユキオンナ,コドモ
1928年
雪女に頼まれて子供を背負ったりすると、その人が雪の中に埋められてしまう。
類似事例

シワスノミサヤギ
1941年 島根県
師走の#ミサヤギ#といって、十二月に川から水を背負って帰る時は普段の半分しか背負わないようにする。十二月に転ぶと早逝してしまうからだという。
類似事例

マメダヌキ
1960年 愛媛県
山に木を切りに行っていると、頭が変になり、夕方になっても帰ってこない。家族などが探しに行って連れて帰ろうとすると、「にぎやかなところへ行く」などと言って帰ろうとしない。背中をたたいたりしながらみんなで無理やり連れて帰るうちに正気にかえるが、当人はまったく覚えていない。これを島の人は「豆だぬきがひっぱった」という。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
夜、赤ん坊を背負った老人が狐に化かされて自分の家の幻覚を見る。実はそこは裏山であった。
類似事例

ハナナメジゾウ
1931年 秋田県
仙北郡にある村に鼻なめ地蔵というのがある。子供が鼻をなめようとしても届かない。背の高い子が来ても地蔵の背が高くなって舐めることができないのだといわれている。黒砂糖を鼻に塗ってあり、鼻をなめてみろと言わんばかりだという。
類似事例

カミカクシ
1931年 愛知県
伊藤幸作という人が今から67年ばかり前の16歳のとき、顔が赤く鼻の高い人に連れられて明神山に行った。この赤い鼻の高い人がテングサマだという。
類似事例

テング
1950年 埼玉県
男が行方不明になり半月ほどして馬鹿になったようにしてひょっこり帰ってきた。天狗に連れられずっと木の上にいて、食べ物は天狗が運んできてくれたという。
類似事例

テングサマ,カミカクシ
1936年 岐阜県
昭和6年7月、ある人が畑に出たまま今に至るまで帰ってこない。天狗に連れて行かれたのか神隠しにあったのだろうと、今でも葬式をせずに帰りを待っている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内