シュッサンノゾクシン 1942年 三重県 出産の時、きたない物を日に干すと、子どもが死ぬ。
類似事例 |
|
オシメ 1956年 宮城県 オシメを夜干すと、赤ん坊が夜泣きをするというので、オシメを夜干すことはしない。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1976年 宮城県 食事中に便所に立つと、ゴク様の罰があたる。
類似事例 |
|
ニワトリイシ 1991年 愛知県 山の端がうっすらと明るくなった頃、にわとりの鳴き声がして、村人は早起きして仕事をするようになる。こじきの母親が赤ん坊のおしめを川で洗って石の上に干したところ、鳴かなくなったが、村人は早く殻働くようになった
類似事例 |
|
トオリガミ,トビガミ 1955年 山形県 夜、子どもの着物を干しておくと、通り神(飛び神)が憑く。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1946年 香川県 洗った着物等を北向きに干すと持ち主が死ぬ。
類似事例 |
|
シボウシタニュウジノユメ 1985年 鹿児島県 乳児や幼児の洗濯物は月夜に外へ干してはならない。あ る時、乳児が死亡した。悲しみにくれる母親が、その子の夢を見た。その子が言うには、月夜晒しの着物を着させられたため、私は夜神の共をすることになった、と。夜干しの着物は不吉とされている。
類似事例 |
|
イミ,チブク 2003年 山梨県 出産があって五日後、山に狩りに出て大怪我した人がいたといわれる。
類似事例 |
|
ジョウハンシンダケノユウレイ 1985年 愛媛県 8月24日の裏盆の供養の踊りの後、一人で酒を飲んでいたら、上半身だけの幽霊が出た。それ以来、踊りの後はすぐ帰る決まりになった。
類似事例 |
|
(ゾクシン),マヨケ 1933年 岩手県 葬式の一杯飯を干して置いて山立の時に魔除にする。
類似事例 |
|
オニババ,(ゾクシン) 1940年 秋田県 西の空が焼けるのは翌日の風の予兆であり、鬼婆が腰巻干したという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1975年 愛媛県 七夕の日に切った竹は、物干しに適している。6日の朝切った竹は、物干しに使うと、どちら側へ干しても抜いてもよいといわれている。他の日に切った竹は、干すときに差し込んだ側へ抜かなければならないといわれている。
類似事例 |
|
ベンジョノカミサマ 1982年 東京都 便所の神様は女の神で、とてもきれい好きだ。手がないので口で汚れた紙をどけるという。つばをはくと罰があたる。
類似事例 |
|
マモノ 1986年 奈良県 オシメを夜干しすると赤ん坊が夜泣きをする。洗濯物に魔物がとりつくので。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1977年 和歌山県 ノヤマ谷に、乳の形をしたものがついている、乳岩さんという岩がある。その岩の上に小さな祠があり、女性がお参りに行くと、乳がよく出るという。
類似事例 |
|
チチガミサン 1970年 山梨県 乳神サンは堀ノ内川久保の山の神さんのそばにある。昔、お寺のお坊さんが乳の出ない人のために拝んだら、乳が出たため塔を立てて祭ったものである。
類似事例 |
|
チチ 1965年 岩手県 乳を川に荒く投げ捨てると、乳が止まる。
類似事例 |
|
ベンジョ 1972年 長崎県 便所に関する俗信。便所をきれいにすると、きれいな子どもが産まれるという。便所で倒れると、便所神に見込まれたのでもう助からないという、など。
類似事例 |
|
カンノンサマ 1929年 長崎県 原城の近所に浅間神社があるが、以前は観音が祀ってあった。ある時、殿様に可愛い子ができたが、奥方の乳が出なかった。そこでこの観音に願を懸けたところ、満願の日に乳が出るようになった。それ以来乳が出ない人はここにお参りすればすぐに出るようになったという。
類似事例 |
|
キツネ 1973年 岩手県 小麦を干しに山に行ったら、正午頃なのに急に暗くなってしまった。犬が吼えたらまた明るくなった。狐の仕業。
類似事例 |
|
オオオトコ 1913年 岩手県 山へ草刈りに行き、見知らぬ沢に出ると、そこに多くの洗濯した衣類が木の枝にかけて干してあった。驚いていると、1人の大男が出てきて、その洗濯物を集め、たちまち谷の方へ見えなくなった。
類似事例 |
|