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検索対象事例

アラガミサマ,オカマサマ
1958年 東京都
荒神様には36人の子供がいる。そこで10月晦日には米1升で36個の団子を作り、1升桝に入れてオカマ様(荒神様)に供える。これをオカマの団子という。

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オカマサマ
1983年 茨城県
9月28日はオカマ様の命日で、この日はウルチを1升洗って粉にして36個の団子を作る。この団子はオカマさまが出雲にムラの婚姻を決めに行く時の弁当である。また、これとは別に小さい団子を作り神棚や仏壇に供えた。これはオカマ様が出雲に帰る途中に諏訪の峠でボタ餅のくらべっこをするという。10月28日にはまた家に帰ってくる。
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オカマサマ
1983年 茨城県
元沢ではオカマ様は9月27日の早朝に出雲に縁結びにでかけ、10月27日に戻ってくる。この両日ともオカマ様の棚には御灯明と御神酒を供え、オカマ様が帰ってくるまで供えておく。オカマ様が出雲へ出かけるときには雨が降るという。
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オカマサマ
1969年 東京都
オカマ様は36人の子を持っている。
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オカマサマ
1983年 茨城県
オカマ様は縁結びの神・火の神という。旧暦9月28日から2月28日にオカマ様は出雲に縁結びに出かけるので、9月27日の夜には弁当としておむすび5個をオカマ様の棚に上げる。このうち2個は28日の朝におろしてきて食べる。お弁当としておはぎを2個つくって供えるところもあるが、おはぎが小さいとはずかしいから隠れて食べるといって、大きいほどよいといわれる。
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ミカワリバアサン
1977年 神奈川県
10月三隣亡の荒神様の祭りの日に、団子を3個ずつ篠竹の串に刺して屋根棟に5串刺しておいた。それは、ミカワリバアサンが留守居をしながら大勢の子供の子守をしていたときに、子供が火傷するといけないと思って土穂団子を荒神様に供えたのが始まりなのだという。
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コウジンサマ
1982年 群馬県
荒神様は目と耳が悪く、荒神様が障ると病気がなかなか治らない。
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タヌキ
1990年 愛知県
昔、切山の洲漏れ橋近くの竹やぶに古狸が住んでいた。狸は夜になると、「一升がしがし一升かすと二升になる。二升かすと三升になる。三升かすと四升になる。一升がしがし……」と言いながら人を化かし、村人は気味悪がっていた。
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タノカミ,ヤマノカミ
1977年 山形県
10月15日、16日は田の神が山の神になる日。田の神団子を作って米びつの横に供える。臼を杵で叩いて音を出す。
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オカミサマ
1943年 千葉県
房州海沿いの村々の家には、10月に出雲に行かない神が3座ある。その中のオカミサマは10月5日頃祀る。女神で綺麗好きだという。お荒神様は10月7日に甘酒を供えて祀る。またえびす様は10月10日に魚類を上げて祀る。
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コウジン,タタリ,ウシ,ユメ,(ゾクシン)
1916年 滋賀県
牛の夢を見ると荒神様の祟りがあると言い、荒神様にお詫びをしないと瘧を罹ってしまうという。
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コウジンサン,(ゾクシン)
1973年 香川県
荒神さんに関する俗信。荒神様の花松が青いうちは金に不自由しないと言われていて、1日・15日と28日に取り替えて、枯れさせないようにするという。荒神様にあげるものは、手でよるので、娘が食べるものではないといわれている、など。
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ヤマンバ,ヤマウバ
1915年 長野県
ヤマンバは時々里に酒を買いに来る。2合徳利位の器を持ってきて、酒を1升入れろなどと言ってくる。その徳利には1升でも2升でも、言うとおりに入るという。
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コウジンサマ
1965年 宮崎県
荒神様はよく流離う神様で、荒神様を祀る家には病人が絶えないと言われた。荒神森の柴は、子どもが折ってもホロセができる、と怖れられた。
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ガランコウジン,ガロンコウジン,ガランコウジン
1983年 岡山県
ガラン荒神・ガロン荒神、即ち伽藍荒神は、寺の境内の鎮守の荒神ということだろう。
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コウジン,ヒャクショウノカミ,コドモノカミ,ウシノカミ
1983年 岡山県
金原部落では、荒神は百姓の神とも子供の神とも牛の神ともいわれ、荒神様の土を踏ませると子供が丈夫に育つとされている。また、雌牛が生まれたときには、荒神様に参り、近所を招いて祝った。
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コウジンサマ,カマガミサマ
1979年 長野県
荒神様はカマガミ様ともいう。イロリの所におり、火除けの神様だという。霜月祭りのとき、全ての神が呼ばれていくが、荒神様だけは呼ばれないといわれる。
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アズキイッショウコメイッショウ
1976年 京都府
宮の下に、小豆一升米一升という、ガシャガシャと音がするところがある。
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タヌキ,スナマキダヌキ
1939年 京都府
金比羅権現の小社に古狸が住んでいて、夜に「小豆3升、米3升、合わせて6升、ガッシャガッシャ」といって砂を撒く。
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(コウジンサマノソナエモノ)
1940年 長崎県
荒神様に供えた物は、何であろうとも、女性には与えない。多くの子を持つからだという。
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オコメヲトグコウジンサマ
1934年 長野県
毎夜の丑満時に白装束の荒神様が出て、「お米とぎやしょか、人とってくはしょか、ショキショキ」といいながら、お米をとんでは井戸へこぼしていたという。井戸の水は白いような色をして、荒神様のとんだ水だといわれている。
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コウジン
1972年 長崎県
荒神は家を守る神。旅に出るときに、額に荒神様の灰を付けていくと怪我をしないという。戸口を守らすといって、荒神様は常に戸口を向けておくという。カマドの前のある場所は女性は通ってはいけないという。
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