国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ヤマヒト
1993年 秋田県
山で行方不明になった人をゴミソに見てもらうと、「山人になって嬶をもらって暮らしているから心配するな」と言った。

類似事例(機械学習検索)

ゴミソ,カミサマ
1967年 青森県
大正末頃、青森県弘前市のある女性は娘の体を心配し、ゴミソに相談に行き、そのとき勧められて赤倉山に行くようになった。鼻和村のウブスナさまに3年3ヶ月の願をかけて神信仰している間に成田の不動様の姿が入った。翌年正月から赤倉に行き大石神社で3日の行をしているうちに霊感を得てゴミソになった。
類似事例

カミカクシ
1930年 和歌山県
天明年中の冬の夜、商家の嬶が行方知れずになった。家人が驚いてさわいでいると、虚空に声がした。夜が明けて海を見ると女が浮かんでいたので、引き揚げると嬶だった。
類似事例

シンダヒトノタタリ
1995年 秋田県
死人を土葬にして供物をあげないで放っておくと、小さな子供に取り憑いて「物が食べたい」と言って台所などを走り回った。空腹で仕方ないせいだとゴミソに言われた。
類似事例

ヤマヒト
1993年 秋田県
駒ケ岳に2人で登ってひとりが死に、ひとりが行方不明になる。カメラを持っていたために、山人の怒りを買ったと言われる。
類似事例

ヤマヒト
1996年 秋田県
明治のころ、測量のために三角点を作りに行くと、山人が悪さをした。男が巻物でこらしめると、山人は山から出ていった。だから山人がいない。
類似事例

オニ
1966年 新潟県
昔、ある男が飯を食わない嬶を欲しがったので、鬼が来て嬶になった。様子をそっと覗くと嬶は釜で飯を炊き、頭を開けて食っていた。男が覗いているのを見つけた嬶は蒲団を入れる箱に男を入れ、担いで山に走った。箱の底が抜け、男は菖蒲畑に隠れて助かった。以来、五月節供の5月6日には、菖蒲が流れるように雨が降ったほうがよいという。
類似事例

キツネ
1975年 鳥取県
行方不明になった人を探しに行くと、山の中を狐に引っ張りまわされたあげく、行方不明になった場所とは反対の方角で発見されたが、半年ほど経って死んだ。
類似事例

テング
1981年 和歌山県
行方不明の人は三里ヶ峰の天狗に捕られたと言われる。木之川の観音堂の近くで炭焼きをしていて天狗に捕られたらしく、行方不明になった人がいる。
類似事例

テントクコオジ
1956年 東京都
牛を2匹滝に落としてしまって、テントクコオジが行方不明になった。拝んでもらうと山にいると出たが、みつからなかった。その山を天徳山ということになった。
類似事例

ヤマノモノ
1983年 岩手県
大勢子供がいる家族の娘が、桑刈りの合間に行方不明になった。それから何年もした風雨の激しい日に娘は帰ってきた。何年も山で暮らし、髪も顔も山の者になっていた。家族は味噌汁など作って歓待したが、娘は「辛くて食べられない」と泣きながら山へと帰って行き、山で山の者として暮らした。
類似事例

シンイ,(ヨチ)
1984年 長野県
ある年の夏、木曽山へ登った団体のうち一人がはぐれて行方不明になった。焦った先達が、探し回って木曽にちょうど泊まっていた清海に神意を聞いてもらった。すると不明の方は心配せぬとももう間もなく此処へ来られると予知された。するとその人が到着した。
類似事例

ヤマヒト
1993年 秋田県
田代岳に行って帰ってこなかった人がいたが、山人になって鬼の体になっていた。
類似事例

ユキオンナ
1989年 岩手県
親父が雪女に息をかけられて死ぬのを見た息子は、雪女にそのことを口止めされた。やがて息子は美しい娘を嬶にもらったが、ある時口に出してしまったところ、嬶は雪女になり、子供を託して家を出て行った。
類似事例

ヤマヒト
1996年 秋田県
山人は大きい。沢の奥に1尺から2尺位の草履の足跡があり、山人のものだと言われる。
類似事例

テング
1937年 石川県
ある若者が山で行方不明になった。親がはつきよおく人(易者)に見てもらうと「鼻が高い人が連れて行った。今も生きている。」と言われた。その後も懸命に探したが、21日目に、山中の池に浮かんでいるのが見つかった。
類似事例

(ゾクシン)
1942年 不明
人から櫛をもらうと、その人と縁を切る。もしくは、その人の悩みをもらうことになるという。
類似事例

ヤマヒト
1993年 秋田県
田代岳で男がいなくなる。その後、ある人が田代岳で男と出会い、「山人と一緒になって暮らしているから帰れないが、元気だったと伝えてくれ」と言われたらしい。
類似事例

キノコザワノヌシ
1952年 神奈川県
キノコ沢の主に飲まれて、行方不明になった男がいる。
類似事例

カワウソ
1991年 石川県
暗い森に迷い込んだ人に提灯の明かりが見える。そちらに行くとさらに迷って川や沼にはまって行方不明になる。カワウソのしわざ。カワウソにやられて行方不明になった人の供養の豆堂がある。
類似事例

キツネ
1967年 石川県
彼岸の中日に松浪の市に出かけた人が美しい女について行って行方不明になり、魂を抜かれたようになって見つかった。狐おとしの名人と言われる人に落としてもらうと、元に戻った。
類似事例

ヤマヒト
1996年 秋田県
見たことはないが、山人は怖いものである。奥山に入るといりから行ってはいけない。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内